みかづきブログ・カスタム

基本的にはちょちょいのほいです。

ASARアーカイブの中身をさささっと確認する 👀


結論

例えば、app.asarに収納されているファイル一覧は、

npx asar l app.asar

で確認できます。

ASARアーカイブとは

Asar is a simple extensive archive format, it works like tar that concatenates all files together without compression, while having random access support.

https://github.com/electron/asar より引用

Asar はシンプルで広範なアーカイブ形式であり、ランダム アクセスをサポートしながら、すべてのファイルを圧縮せずに連結する tar のように機能します。

https://github.com/electron/asar をGoolge翻訳で翻訳

ざっくりいうと、tarみたいなファイルです。
XXX.asar という感じで、拡張子がasarになります。

github.com

アプリケーションの頒布形式 を作成した後、大抵はアプリのソースコードを ASAR アーカイブ へバンドルします。これは Electron アプリ向けに設計されたシンプルで広範なアーカイブフォーマットです。

https://www.electronjs.org/ja/docs/latest/tutorial/asar-archives より引用

Electronでアプリをつくると、リソースファイルがapp.asarにまとめられるなぁと思っていたのですが、Elecrton向けに設計されたアーカイブフォーマットのようです。

www.electronjs.org

中身の確認方法

そんなASARアーカイブの中身は、ファイル名だけであれば、

npx asar l app.asar

という感じで、npxコマンドでさささっと確認できます。
lsコマンド的な感じですね。
app.asarのappの部分はアーカイブファイル名なので、適宜変更してください。

ビルド後のアプリからASARアーカイブのリソースがリンク切れになっているときなどに、さささっと確認できて便利です。