あれから40年。今回は1985年の1月〜2月にかけて撮影したフィルムの中からピックアップした何枚かの画像を見つつ当時の様子を振り返ってみようと思います。1985年撮影ということで、この記事を書いて公開する時点では2024年12月ですからまだ40年は経っていません。まあ実際は月末更新で公開後すぐに2025年になりますから「40年前」でもいいでしょう。ということで「40年前」の正月にどこへ行きどんな写真を撮ったのか?当時の記憶を...
昔のフィルム写真をフィルムスキャナーでスキャンしアップする、アルバムと備忘録を兼ねたブログです。
露出の失敗や現像ムラなどでボツになったものや、経年劣化でカビやキズの発生した写真をPhotoshopで修正しています。
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あれから40年。今回は1985年の1月〜2月にかけて撮影したフィルムの中からピックアップした何枚かの画像を見つつ当時の様子を振り返ってみようと思います。1985年撮影ということで、この記事を書いて公開する時点では2024年12月ですからまだ40年は経っていません。まあ実際は月末更新で公開後すぐに2025年になりますから「40年前」でもいいでしょう。ということで「40年前」の正月にどこへ行きどんな写真を撮ったのか?当時の記憶を...
「シリーズ行き止まりの風景」四回目の今回は、2004と2008年に訪問した茨城交通湊線(現ひたちなか海浜鉄道)の終点である「阿字ヶ浦駅」の車止めのある風景を取り上げてみたいと思います。茨城交通湊線はJR東日本の常磐線勝田駅と阿字ヶ浦駅を結ぶ14.3kmの私鉄路線でした。2008年4月1に現在のひたちなか海浜鉄道に移管され、2011年には東日本大震災による影響で路線が被災し全線不通となるもののその後全線復旧。何度かの廃線の危...
新鶴見機関区は新鶴見信号所にあるJR貨物の車両基地で、普段はなかなか目にすることのない電気機関車が見られる鉄道ファンにとっては注目の場所ですね。今回はそんな新鶴見機関区の2008年訪問時の様子を振り返ってみようと思います。2008年1月のある日、大井町での用事が早く終わり暇を持て余していた午後、ならばと思い立ち一路新川崎駅へ行くことにしました。新川崎駅近くの新鶴見機関区ではいろいろな電気機関車を見ることがで...
もう出落ちという感じですが、今回は2002年に偶然訪れた今では大変有名となった袖ヶ浦界隈のある場所と、その周辺を記録した写真を見つつ当時の様子を振り返ってみようと思います。袖ヶ浦市海浜公園通り 通称「千葉フォルニア」◆撮影日:2002/02 CHINON AUTO 2001 DATE / KONICA MINOLTA DiMAGE Scan Dual IVはい、「千葉フォルニア」です。千葉県袖ケ浦市の工場地帯にある袖ヶ浦海浜公園へ向かう海浜公園通りなんですが、見ての通...
「廃道」に興味を持った人なら一度はその名を聞いたことがあるはずの「大崩海岸」。静岡県にあるこの場所は、標高100〜300mの切り立った断崖が駿河湾に面し「東海の親不知」と言われるほど険しい地形で交通の難所でした。ここ「大崩海岸」を通る静岡県道416号線(旧国道150号)は頻繁に災害に見舞われその度に防災工事が繰り返されてきました。特に2013年に起きた焼津側の海岸線を通る路面が沈下、この区間が新たなトンネルに切り...
「シリーズ行き止まりの風景」3回目は信越本線横川駅の車止めを取り上げてみます。かつての信越本線では横川駅〜軽井沢駅間にある碓氷峠を越えるため、最大66.7パーミル(1km進むと標高が66.7m変化する)という急勾配を走行する際、この区間専用の補助電気機関車「EF63」を連結していたことをご存知の方も多いでしょう。明治時代に開通した信越本線は、1931年に上越線が開通するまで磐越西線と共に新潟方面への主要ルートであった...
街かどスナップ「勝どき橋編」となる今回の記事では、この日の目的地であった「銀座」「佃島界隈」の撮影を終えて銀座方面へ向かう帰路で撮影した写真の数々を紹介してみようと思います。この先「もんじゃ」で有名な月島の商店街や、隅田川を渡る跳開橋として有名な「勝どき橋」を通るルートを行きますが、2003年当時の様子はどのようなものだったのか?フィルムをスキャンした写真の数々で振り返ってみようと思います。目次・月島...
前回の銀座編に引き続き今回は「街かどスナップ」月島〜佃島編となります。銀座でのスナップ撮影を終え我々は有楽町線で月島駅へと移動してきました。いつどこで見たのか?定かではありませんが、佃島にある「佃堀」の景色だけはなぜか覚えていて、いつか行ってみたいと思っていました。この時の撮影はどういった経緯でここへ来ることになったのか?ほとんど記憶がないのですが、同行の友人に「銀座に行くなら前から気になっていた...
久しぶりの「街かどスナップ」ということで、今回は2003年に撮影した銀座界隈のスナップ写真をスキャンしてみました。この日は友人に誘われ佃島界隈を巡ってみるのが目的だったのですが、途中銀座へ寄って行こうということで地下鉄銀座線で銀座一丁目駅へ降り立ちました。国道15号銀座三丁目付近◆ 撮影日:2003/3 Nikon F5 AiAF Nikkor 20mm F2.8D / KONICA MINOLTA DiMAGE Scan Dual IIIまずは銀座一丁目駅を出て銀座三丁目方面へ...
「シリーズ定点撮影」12回目の今回はいろんな方面でそれなりに有名でそこそこ人気のある東京都道158号「南多摩尾根幹線」の旧道部分を取り上げてみたいと思います。よく言われる「尾根幹線」「尾根幹」の正式名称は「多摩都市計画道路3・1・6号南多摩尾根幹線」といい、西側の町田街道と接続する起点から東側の終点である鶴川街道との接続部まで距離は全線で16.6kmあるそうです。近年4車線化された部分が増えて以前と比べれば快走...
「シリーズ行き止まりの風景」二回目の今回はJR久留里線の終点である「上総亀山駅」の車止めの2008年訪問時の様子を取り上げてみたいと思います。久留里線は千葉県の木更津駅から上総亀山駅を結ぶ32.2kmの非電化路線で、気動車による運転は千葉県内のJR線では唯一のものとなっています。元々は旧国鉄の木原線と接続して房総半島を横断する予定だったそうですが、現在木原線はいすみ鉄道になり上総中野駅で接続する小湊鉄道とともに...
三回にわたって書き綴ってきた2007年の銚子電鉄訪問記も今回が最終回。前回は一日乗車券「弧廻手形」を使って仲ノ町駅から外川駅まで銚子電鉄に初乗車、外川の町を見て回って徒歩で犬吠駅へ向かい再び銚子行きの電車に乗るところまでをお送りしましたね。銚子駅 銚子電鉄ホーム◆ 撮影日:2007/2 Nikon F2 Ai Nikkor 28mm F2S / KONICA MINOLTA DiMAGE Scan Dual IV犬吠駅から乗ったデハ801はたくさんの乗客を乗せて銚子駅へ到着。...
2007年に訪問した銚子電鉄の記事も今回で三回目。仲ノ町駅の車庫を見学したあと「弧廻手形」という全線乗り放題になる一日乗車券を購入し、初乗車の銚子電鉄で終点の外川駅へ行ってみます。銚子電鉄 外川駅に停車中のデハ801とユ101「澪つくし号」◆ 撮影日:2007/2 Nikon F2 Ai Nikkor 28mm F2S / KONICA MINOLTA DiMAGE Scan Dual IVということでやってきた終点の外川駅です。足早に改札へ向かう少ない乗客たちを横目で見送り...
銚子電鉄仲ノ町駅の車庫といえば「デキ3」ですよね。今回は仲ノ町車庫のヌシとも言える存在の、2007年当時の「デキ3」の様子を取り上げてみようと思います。さてデキ3とはなんぞや?という事なんですが、今や説明の必要はないと言っていいほど有名なんですが、知らない人のために一応概要などを書いておきましょう。1922年(大正12年)ドイツ・アルゲマイネ社製造の凸型電気機関車で、全長4.4mの2軸機関車は日本で最小のものと言わ...
今回は2023年7月5日に開業100周年を迎えた銚子電気鉄道の2007年訪問時の様子を振り返ってみようと思います。1985年に放送されたNHKの朝の連続テレビ小説「澪つくし」のロケ地にも使用されたことで有名になった銚子電鉄ですが、個人的にはその前年の1984年に放送されたNHKの紀行番組「いっと6けん小さな旅 ふるさとの電車」(1)―銚子電気鉄道線―」が非常に印象深くいつかは現地訪問したいと思っていたものでした。(2007年4月に...
「交通博物館」といえば昭和生まれのおじさんなら名前くらいは聞いたことがあるくらい有名だと思いますが、今回はそんな交通博物館の閉館が決まった2006年訪問時の様子を振り返ってみようと思います。(こちらはかつて東京都千代田区にあった博物館で、大阪府にあったものは「交通科学博物館」です)皆さんご存知の事だと思うので特に説明の必要はないでしょうが、おおまかに言うと鉄道・船舶・自動車・航空機など交通に関わる物を...
私の知る限り1970〜90年代くらいまでは大変賑わっていた向ヶ丘遊園界隈ですが、その頃に子供だった世代の地元の人たちにとっては懐かしい思い出が蘇る場所と言えるでしょう。私はというとそう多くないものの夏の時期は両親や友達と向ヶ丘遊園地のプールへ行ったし、小田急線を利用してたこともあって駅周辺の商業施設へ寄り道したり、今でも忘れられない数々の思い出が蘇ってきます。そんな向ヶ丘遊園へ大人になってから行く機会が...
南関東では雨が少なかった2023年の梅雨も明けて猛暑続きの毎日ですが、今回は38年前の梅雨の時期に撮影したと思われる「都電荒川線」の写真をスキャン・公開してみようと思います。時期的にいえば先月に公開しておけば良かったかな?と思わないでもないですが、雨の気配を感じる画像で少しでも涼しさを感じられれば、ということで(笑)大塚駅前を走る都電荒川線7000型◆ 撮影日:1985/6 PENTAX MX / SMC PENTAX-M 50mm F1.7 / KONI...
「シリーズ行き止まりの風景」ということなんですが、今回が第201回目ということでこれまで温めてきた企画を始めるよいタイミングとなりました。内容としては、主に終着駅や始発駅で見られる線路の終端部にある「車止め」のある風景を紹介していこうというものです。鉄道好きなら誰でも一度は撮影したであろうよくある題材ではありますが、自分にとっては鉄道の魅力を意識した幼少期からこれまで変わらず特別な存在である「車止め...
シリーズ定点撮影11回目の今回は、2023年7月28日に開業140周年を迎えるJR上野駅地平ホームの「いまむかし」を取り上げてみたいと思います。かつては「北の玄関口」として数多くの優等列車が発着した上野駅地平ホーム。1985年の東北・上越新幹線の上野開業、1991年の東北・上越新幹線東京開業、2015年の上野東京ライン開通を経てその役割が大きく変わったであろう上野駅のいまの姿を、昭和・平成・令和と過去から現在までに撮影した...
2007年に訪問した銚子電鉄の記事も今回で三回目。仲ノ町駅の車庫を見学したあと「弧廻手形」という全線乗り放題になる一日乗車券を購入し、初乗車の銚子電鉄で終点の外川駅へ行ってみます。銚子電鉄 外川駅に停車中のデハ801とユ101「澪つくし号」◆ 撮影日:2007/2 Nikon F2 Ai Nikkor 28mm F2S / KONICA MINOLTA DiMAGE Scan Dual IVということでやってきた終点の外川駅です。足早に改札へ向かう少ない乗客たちを横目で見送り...
銚子電鉄仲ノ町駅の車庫といえば「デキ3」ですよね。今回は仲ノ町車庫のヌシとも言える存在の、2007年当時の「デキ3」の様子を取り上げてみようと思います。さてデキ3とはなんぞや?という事なんですが、今や説明の必要はないと言っていいほど有名なんですが、知らない人のために一応概要などを書いておきましょう。1922年(大正12年)ドイツ・アルゲマイネ社製造の凸型電気機関車で、全長4.4mの2軸機関車は日本で最小のものと言わ...
今回は2023年7月5日に開業100周年を迎えた銚子電気鉄道の2007年訪問時の様子を振り返ってみようと思います。1985年に放送されたNHKの朝の連続テレビ小説「澪つくし」のロケ地にも使用されたことで有名になった銚子電鉄ですが、個人的にはその前年の1984年に放送されたNHKの紀行番組「いっと6けん小さな旅 ふるさとの電車」(1)―銚子電気鉄道線―」が非常に印象深くいつかは現地訪問したいと思っていたものでした。(2007年4月に...
「交通博物館」といえば昭和生まれのおじさんなら名前くらいは聞いたことがあるくらい有名だと思いますが、今回はそんな交通博物館の閉館が決まった2006年訪問時の様子を振り返ってみようと思います。(こちらはかつて東京都千代田区にあった博物館で、大阪府にあったものは「交通科学博物館」です)皆さんご存知の事だと思うので特に説明の必要はないでしょうが、おおまかに言うと鉄道・船舶・自動車・航空機など交通に関わる物を...
私の知る限り1970〜90年代くらいまでは大変賑わっていた向ヶ丘遊園界隈ですが、その頃に子供だった世代の地元の人たちにとっては懐かしい思い出が蘇る場所と言えるでしょう。私はというとそう多くないものの夏の時期は両親や友達と向ヶ丘遊園地のプールへ行ったし、小田急線を利用してたこともあって駅周辺の商業施設へ寄り道したり、今でも忘れられない数々の思い出が蘇ってきます。そんな向ヶ丘遊園へ大人になってから行く機会が...
南関東では雨が少なかった2023年の梅雨も明けて猛暑続きの毎日ですが、今回は38年前の梅雨の時期に撮影したと思われる「都電荒川線」の写真をスキャン・公開してみようと思います。時期的にいえば先月に公開しておけば良かったかな?と思わないでもないですが、雨の気配を感じる画像で少しでも涼しさを感じられれば、ということで(笑)大塚駅前を走る都電荒川線7000型◆ 撮影日:1985/6 PENTAX MX / SMC PENTAX-M 50mm F1.7 / KONI...