カフネ

カフネ

1,771円 (税込)

8pt

一緒に生きよう。あなたがいると、きっとおいしい。
やさしくも、せつない。この物語は、心にそっと寄り添ってくれる。

法務局に勤める野宮薫子は、溺愛していた弟が急死して悲嘆にくれていた。弟が遺した遺言書から弟の元恋人・小野寺せつなに会い、やがて彼女が勤める家事代行サービス会社「カフネ」の活動を手伝うことに。弟を亡くした薫子と弟の元恋人せつな。食べることを通じて、二人の距離は次第に縮まっていく。

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  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    講談社
  • ページ数
    304ページ
  • 電子版発売日
    2024年05月21日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    2MB

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カフネ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    しあわせのかたちはみんな似ているけれど、不幸の形は個性的…といった言葉を思い出す。
    主人公の薫子さんは、誰しもが手に入れたかった幸せを手にできなかった女性。
    さらに、最愛の弟まで急死。
    打ちひしがれていたけれど、弟の最後の願いだと思い、弟の元恋人のせつなに会うことに…。

    薫子さんとせつなの、歳の離

    0
    2025年01月12日

    Posted by ブクログ

    食べ物を通じてとっても癒されるっていいなと思います。せつなさんの作る料理にいやされてきた人達の心温まる話にとても優しい気持ちになりました。そしてそのせつなさんを大切に思ってくれる薫子さんも不器用だけれども素敵な人でした。。いろんな人が前向きに人生を楽しんでいけたらいいなと思います。

    0
    2025年01月11日

    Posted by ブクログ

    読み終わって、娘が時々私の頭をぽんぽんしてくれるのが浮かんだ。人は他者との『確か』ー『不確か』を行き来する、波のように。自分自身とも。読み始めて『手当て』という、私の大好きな言葉、の作品なのだな、と。怪我や病気の処置を『手当て』と言うのは、痛い場所や痛みを訴える人の身体に『手を当てる』こと、から来て

    0
    2025年01月11日

    Posted by ブクログ

    本屋さんが選んだ読んでほしい本。
    人と人の繋がりや、親との距離や、色々考える話であった。面白かった。話の中に、献立名が色々でてくるのも興味深く、出てくる料理を作り食べたくなった。

    0
    2025年01月11日

    Posted by ブクログ

    せつなさんは、真心のある人だよね
    一見つっけんどんに見えても、行動や言動の裏には心からの思いやりが感じられる人。傷ついてきた経験のある人。

    せつなさんと薫子さんのテンポのいい掛け合いがすき
    2人が打ち解けあって、
    関係性が変わっていくのもみどころ。
    薫子さんは、本音で話せる相手ができて
    乾いていた

    0
    2025年01月07日

    Posted by ブクログ

    よかった。
    弟の死と夫との離婚でどん底の薫子と、弟の元恋人せつなが共に家事代行の仕事をすることで少しずつ絆を深めていく物語。

    最初はせつなの性格のキツさにもやもやしてあまりページが進まなかった。
    けれど、読み進めていくと、せつなの他の面が見えてきて段々好きになっていった。

    薫子や弟の晴彦、せつな

    0
    2025年01月06日

    Posted by ブクログ

    主人公の弟の急死や自分自身の離婚、弟の元恋人との家事代行サービスを通じてのやりとりで徐々に生きる力を取り戻す過程が描かれており一気読みできる面白い作品です。
    その他、LGBTや貧困など社会問題を織り交ぜながら進んでいく展開が良いと思います。

    0
    2025年01月06日

    Posted by ブクログ

    最近読んだ中で1番よかった…感動して、涙が出た。まず登場人物のキャラクターが立っていてよかった。小野寺せつなのツンデレっぽさというか野良猫っぽさが、愛おしかった。主人公の薫子も最初は自分だけが悲劇のヒロインのような考え方をしていたけど、せつなと出会って色んな世界を知り「自分以外の他の人のことは分から

    0
    2025年01月06日

    Posted by ブクログ

    ポルトガル語の「cafune(カフネ)」意味は
    「愛する人の髪にそっと指をとおすしぐさ」

    素敵な装丁と、お洒落なcafeのような表紙。
    いい意味で裏切られました。美味しそうな料理に心が染みます。途中、苦しくて涙が溢れてきて、最後は、温かい涙に。

    読み終わって見た表紙は、愛おしい。

    0
    2025年01月05日

    Posted by ブクログ

    春彦さんの優しさの裏に寂しさをかんじた。公隆さんも優しい、自分を守ることもできていて大人だなと思った。薫子のように自分に正直に生きるのもいいけど強くないとつらい、私はどう生きていきたいか考えさせられる本だつた

    0
    2025年01月03日

カフネ の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    講談社
  • ページ数
    304ページ
  • 電子版発売日
    2024年05月21日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    2MB

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