このシリーズ何が言いたいんだ? 笑
boulangeriemanna545.hatenablog.com
文字通り「思った事」なんすよ。映画の見過ぎなのでいつも感じていた事を書き留めておこうと思っただけなのですみません。
さて、前回は海外と日本のインテリアの違いにいつも違和感を感じていて、その違いをいくつか書き出した。なんで違うんだろう?といつも漠然と思っていたけど、ある時ヒッチコックの名作「北北西に進路を取れ」を見ていて少し謎が解けた気がして嬉しかった。
場面はとある豪邸の一室で作戦会議とも言うべき話し合いをしているシーン。パッと見てその家のリビングと思ったその部屋には当然テレビは無くて、代わりに暖炉と部屋の隅に小さなバーカウンターがあった。豪邸と言う設定なので一般家庭との差を見せる演出なのか?とも思ったけども、あちらの映画に出て来るリビングや大きな書斎は、暖炉を囲むように椅子が配置してあって、人々が自然に向き合ってコミュニュケーションが取りやすいようになっている。そこにお酒があれば更に最高だ。
そうだ!リビングは上質なコミュニュケーションスペースなんだ!
何を今更って?
現代の日本のリビングは暖炉の代わりにテレビ。そのテレビに向かって椅子や家具を配置しているのはごく当たり前の光景。ほとんどの人はこの配置なんじゃないのかな?テレビを見ながらくつろぐスペースって事で、そこには同じく家族や招いたお客さんも集う。それほど大きな差は無いと感じる一方で、実はコミニュケーションを優先しているつもりでテレビが主役になっていない?と言う疑問を感じた。自分がコミュニュケーションよりもテレビをいかにくつろいで見られるか?って事になっていたことに気づいた瞬間だった。
それまではホームシアター設置に向けて色々と準備していたんだけども、そこに気づいてテレビの大型化計画は無くなった。テレビは小さくて良いや!と言うか、ある時期は出来るなら見ない時は隠したい!とさえ思うようになった。それからは椅子が増え続け、くつろぐスペースもリビング以外で増えるってのを繰り返し
全部無くなったんだけどね 笑
外国の各部屋は家でくつろぐ、楽しむ事とコミュニケーションががっちりセットになっている。なので使い勝手や作業効率は案外その次なんすよね。壁紙くらいは自分で貼るしちょっとした改装風景もよく見る。
「白でいい」人は断ると言った人は、洋服や鞄で楽しんだり食事もあれこれ楽しむのに、家は楽しんで無いっしょ?だからか「住」だけが遅れていると言っていたのだけど、衣食と同じように住も楽しめるようになるとインテリアに対する考え方がかなり変化するのを体験したので激しく同意。無駄な浪費、片付けとインテリアはうまく重ねないと変な方向に行ってしまう。
外目ばかり気にするよりも、内側の本質を気にした方が楽しくて楽なのにな。
映画でインテリアに関しての考え方が色々と変わったと言う事をテレビを見て思い出したと言う個人的なお話。
イギリスのアンティーク。100年位前(ぎりアンティーク)のもなので球数も多く対した価値では無いのだけど、部屋の中で一番高いと言うね...