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経済全般の成長、5カ年計画完遂に拍車を/最高人民会議第14期第12回会議

2025年01月24日 13:10 政治 経済 軍事

朝鮮中央通信によると、最高人民会議第14期第12回会議が22~23日、平壌の万寿台議事堂で行われた。

最高人民会議第14期第12回会議が行われた(朝鮮中央通信=朝鮮通信)

会議には、最高人民会議代議員と、オブザーバーとして党中央委員会、最高人民会議常任委員会、内閣、省、中央機関、武力機関をはじめとする中央と地方の当該活動家が参加した。

議案の討議に先立ち、党中央委員会第8期第11回総会(2024年12月23~27日)で任命された政府機関の幹部について通報し、朴泰成内閣総理が、内閣のメンバーを代表して宣誓を行った。

会議では第1議案として、朴泰成内閣総理が内閣の2024年の活動状況と2025年の課題に対する報告を行った。

報告では、内閣が昨年、人民経済発展12の重要目標の達成に注力し、朝鮮労働党の経済政策を達成するための活動を策定、指揮する過程で収めた成果と経験、一連の偏向について深く分析、総括された。

12の重要目標において、前年に比べて、圧延鋼材は143%、石炭は115%、非鉄金属は107%、窒素肥料は104%、セメントは102%、織物は108%に生産を成長させた。

報告では、5カ年計画実行の最後の年である今年、人民経済全般の成長にいっそう拍車をかけ、整備補強目標を達成し、新たな発展段階へ移行するための土台を固め、人民生活の向上で明白な進歩を遂げることを中心課題に捉えることが示された。そして、人民経済のすべての部門が12の重要目標の達成と5カ年計画の完遂に拍車をかけることが言及され、部門別課題が具体的に示された。

最高人民会議第14期第12回会議が行われた(朝鮮中央通信=朝鮮通信)

第2議案として、リ・ミョングク財政相が2024年の国家予算執行決算と2025年の国家予算に対する報告を行った。

報告によると、昨年の国家歳入計画は101.6%執行され、前年比104.3%に増加。経済発展と人民生活の向上に前年比103.2%の資金を支出し、国防部門には国家歳出総額の15.9%を充てた。

今年の国家歳出は昨年比103.8%に増加。経済建設に必要な資金を昨年比103.2%に成長させ、歳出総額の44.1%に割り当てることを予見し、国防費には歳出総額の15.7%を充てる。

重要建設対象、その他の建設対象は昨年比101.2%の資金を基本投資に予見した。昨年比で、人民経済事業費は101.6%、科学技術発展事業費は109%、農業事業費は101.7%、防疫事業費は100.2%増加。また、昨年に比べて教育部門に106.4%、保健医療部門に105.6%、文化部門に105.7%、スポーツ部門に105.4%の資金を人民的施策費と社会文化事業費として支出すると予見した。

また、今年も在日同胞のために多額の教育援助費と奨学金を送ることが示された。

第3、4議案として、建材工業法と浅海養殖法の審議、採択に対する報告を最高人民会議常任委員会の姜潤石副委員長が行い、当該の法令が採択された。

第5議案として、中央裁判所の2024年の活動状況について討議し、活動報告を承認する当該の決定が採択された。

第6議案として、社会主義憲法の一部の条文を修正することについて討議し、中央裁判所と中央検察所の名称を最高裁判所、最高検察所に修正することに関する最高人民会議の法令が採択された。

第7議案として組織問題を討議し、最高人民会議常任委員会の委員と、最高人民会議部門(法制、外交、予算)委員会のメンバーを召還、補欠選挙した。

(朝鮮新報)

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