- シグマの新製品体験会に行ってきました
- ニコンD750に135mm F1.8を装着!
- 135mmという焦点距離
- うつぼ公園でテスト撮影
- 使いこなせたら最強に近い……!?
- 【4/7追記】正式に発売されました
シグマの新製品体験会に行ってきました
3月25日に行われたシグマの「新製品体感イベント2017spring」。そこでなんと発売前のレンズ「SIGMA 135mm F1.8 DG HSM | Art」を借りて自由に撮影することができました。
ニコンD750に135mm F1.8を装着!
申込書と免許証を一緒に受付に提出。ニコンマウントを指定すれば、ハイ4月7日発売予定の135mm F1.8が貸してもらえました。早速愛機D750に装着……。
うーん、この存在感よ。長さは114.9mmですが、フード分でその1.5倍ぐらいですかね。重さは1,130gと1kg超え。なのですが、何故かそれほど重い感じはしませんでした。普段使っている24-120mmF4(710g)と同じぐらいだと思ってた。
定価は175,000円ですが、カメラ店では136,080円で売り出されるようです。シグマArtラインの単焦点レンズは大体10万円前後ぐらいですね。
135mmという焦点距離
この135mmという焦点距離、昔ほどは使われなくなったそうで。しかも開放F値1.8は他にないスペック。チャレンジングな製品と言えましょう。先日セミナーを受けたイルコ・アレクサンダロフさんが、「他にない写真を撮りたいからあまり使う人がいない135mmを使ってる」と言われてました。なかなか手強そう……。
うつぼ公園でテスト撮影
本町駅のすぐ近くにある会場から少し足を伸ばし、うつぼ公園までやって来ました。バラや桜で有名な公園ですが、今の季節はあんまり……でも被写体を探して撮影。
せっかくの望遠単焦点。できるだけ開放F値で撮影します。さすがにボケがすごい。
普段便利ズームに慣れているとついつい被写体に近づきすぎますが、このレンズは最短撮影距離0.875mです。
最短撮影距離で人物を撮るとちょっとアップになりすぎる気がする。写真のぬいぐるみは結構大きい物です。人が座る用の椅子に腰掛けています。
F1.8のボケ具合をテスト。F2.8と比べると?
F1.8の威力を試すために同じ場所で絞りを変えて撮影しました。手持ちでしかもライブビュー撮影したので構図が変わっててすいません。まずはF2.8。大三元ズームとかだとこんな感じ。
そしてこれがF1.8。ピントを合わせた花以外はほぼ形を失って、より主題が引き立ちますね。
ただやっぱりピントを合わせた場所のキレは少し絞った方が良くなります。これとか花がちょっと気持ち悪い……。
ピントのズレは大丈夫かな?
もう一つ驚いたのがピントがずれていないことです。サードパーティーレンズの弱点はピントのズレで、精度が悪いという意味ではなくカメラ本体と上手く合ってないことがあります。
中級以上のカメラならAF微調整機能がありますし、シグマもレンズ側のAF設定をPC上で変更できるUSB Dockを発売しています。でも今回試用するに当たっては時間も場所もないので何も調整していません。
で、ピントが狙ったところに合うかどうかちょっと試しました。花の名札の「ォ」に合わせて撮影すると……。
ピッタリ合ってる! いや手持ちで撮影しているし、たまたまズレている分だけ自分が動いたのかも知れません。手持ちのD750と偶然相性が良かったのかも知れません。
でもここ最近のシグマレンズはブレが少なくなったとネットでも評価されているようで、今回の135mm F1.8もかなり精度良く作られているのではないでしょうか。
もちろんガチピンのためには腕も必要
まあ、F1.8だとピントがシビアなので実際腕が悪かったり風で花が揺れたりして、ピントがずれてる写真もいっぱいありましたけどね。それはもう動いちゃってるんだから仕方ない。
使いこなせたら最強に近い……!?
ということで写りも精度も申し分なし。なのですがやっぱり135mmという焦点距離はかなり手強いと思ってしまいました。人と被らない写真を狙うならこういうレンズを使いこなしていかないとダメなんでしょうね~。
【4/7追記】正式に発売されました
その後2017年4月7日に無事発売、高く評価されています。