折にふれて
劇場公開日:2025年5月31日
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解説・あらすじ
京都芸術大学映画学科の卒業制作として9人の学生が中心になって製作し、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2024国内コンペティション長編部門優秀賞を受賞した作品。「いるのにいないような存在の家族を描く」ことをテーマに、画面サイズを自在に変化させ、見えないものを音で表現するなど、大胆かつ繊細な演出で描いた。
もうすぐ20歳になり、ひとり暮らしをすることになったふみ。おせっかいな父と、10歳年上の兄むっちゃんと3人で暮らしているが、兄のむっちゃんは10年間、部屋に閉じこもったまま一度も姿を見せず、部屋の前に食事を置き、ノックで知らせるのがふみの役目だった。徐々に透明な存在となっていくむっちゃんと、見て見ぬふりをする父。彼らを残して家を出ることにもどかしさを抱えたふみは、ある日、日の沈まない不思議な町に迷い込み、そこでむっちゃんと邂逅する。幼い頃のように楽しい時間を共にする2人だったが……。
監督を務めた村田陽奈をはじめ、メインスタッフやキャストのほとんどは、今作が長編デビュー作。映画「福田村事件」やNHK大河ドラマ「青天を衝け」などに出演するベテラン俳優の水上竜士が父親役を務めた。村田監督が2021年に手がけた短編「水魚の交わり」が併映で劇場公開。
2024年製作/80分/日本
配給:Hina Murata
劇場公開日:2025年5月31日
スタッフ・キャスト
- 監督
- 村田陽奈
- 脚本
- 村田陽奈
- 企画
- 村田陽奈
- 監督補
- 園木杏実
- 撮影
- 山本優里
- 照明
- 山本優里
- 録音
- 浅野楓季
- 美術
- 吉川凜
- 衣装
- 吉川凜
- カラーグレーディング
- 山本優里
- 音響効果
- 浅野楓季
- VFX
- 浅野楓季
- 編集
- 園木杏実
- 音楽
- ビードロ・ポンピイ
- 劇中歌
- ビードロ・ポンピイ
- スチール
- ソネソラ
- 吉川凜
- フライヤーデザイン
- ヒロナカシュン
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ふみ本田朝希子
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むっちゃん豊山紗希
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細井春平
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寺田智彦
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大城ひなた
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お父さん水上竜士