「奥さん悲しい!!」プレステージ テツさんの映画レビュー(感想・評価)
奥さん悲しい!!
あの手この手を使って相手を出し抜こうとする新進気鋭のライバル同士にあるマジシャン2人の物語。
人々を欺くために"そこまでする!?"というようなことをいかに実行に移すかというマジシャン魂は映画の作り手のモチベーションと結局は同じなのかなと観ていて感じました。そして、人々はそれらに騙され続けたい生き物なんだという人間の側面を描いた作品。
また、ノーラン監督お得意のクライマックスを先に見せて回想シーンで後追いという時間軸に遊びを持たせた手法は健在で、ラストの持ってき方にただただ、脱帽です。
2回目の観賞を経て、ようやくストーリーや登場人物の台詞一つ一つをより深く面白く理解出来るの作品なのかなと。
ぜひ、2回観ることをおすすめします。
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