サークルクラッシャー? 異性が一人入ってきただけで崩壊するコミュニティの責任はどうなの?
サークルクラッシュと言うべき状況はまああるとして、そこでサークルクラッシャーと呼ぶべきなのはサークルの崩壊に関わった構成員全員だろうと思う。異性が一人入ってきただけで崩壊するようなコミュニティはもともと腐ってるんであって、その責任と加害性の全てを一人の異分子に押しつける弁は不快。
— 魔王14歳/われりこさん (@valerico) 2013年2月12日
こういうことを言ったらいくらか反応があったのでもうちょっと詳しく書きます。
- 前段の「なにをサークルクラッシャーと呼ぶか」は名付けの問題なのでぶっちゃけどうでもいいとして
- 本当に行く先々で人間関係をかき乱す要因となる天性の(あるいは悪意ある愉快犯としての)「サークルクラッシャー」もどこかにいるんだろうなとは思いますが、皆が皆そうというわけでもないでしょう。個人の資質とは関係なく、異性に慣れないサークルに異性が入ってきて揉め事に発展、みたいな事例はいくらでもあるはずです。そういうありきたりな揉め事において、特定の人物に全ての責任と加害性をお仕着せる便利なレッテルワードとしての「サークルクラッシャー」が気に食いません。
- 仮に天性の「サークルクラッシャー」がいたとしても、だからといってその人にサークル崩壊の「責任」を負わせるのは「襲ってくださいと言わんばかりの格好で夜道を歩いた被害者にも責任がある」式の誤謬であって、責任と要因の混同なんじゃないかなと。誤解を招きやすい人、揉め事を起こしやすい人、単に振る舞いのうざい人とか色々いるわけですが、そういう性格要因をすっぱり「責任」と言い換え、加害者扱いすることには抵抗を覚えます
- この理屈だと異性慣れしてないサークルの構成員にだって別に「責任」はないわけで、ただ単に不幸な取り合わせだっただけなんだろうなあと思うので、「もともと腐ってる」という言い方は不穏当だったかも。でもコトが終わった後で「サークラのせいで酷いめにあったわー、おまえらも気をつけろよー」とか言うような連中はやっぱり腐ってると思います。
それでまあ、最後に残るパターンとして「悪意あるサークルクラッシャー」という人物像が出てきますけど、さすがにそういうのまで弁護する気はありませんね。
つまり
『サイコクラッシュと言うべき状況はまああるとして、そこでサイコクラッシャーと呼ぶべきなのは精神の崩壊に関わった構成員全員だろうと思う。ベガが一人入ってきただけで崩壊するような精神はもともと腐ってるんであって、その責任と加害性の全てを一人のベガに押しつける弁は不快。』
— れきさん (@vancat) 2013年2月12日
ベガは悪意あるサイコパワーの達人だろ! いいかげんにしろ!