雨丘もびり

ちひろさんの雨丘もびりのレビュー・感想・評価

ちひろさん(2023年製作の映画)
1.2
「風俗経験ひけらかせばビビったり鼻の下伸ばしたり陰口叩いたりするんでしょアンタたちどうせそれが本性なんでしょ😏」
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ひとの抱える問題を矮小に貶めて描き、意味深げなカラッポセリフと薄笑いで見下す主人公(=原作者)の態度がゲロキモい🤮。
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ことさらおぞましいのが原作者安田弘之はマジで自己啓発サークル開いて学生に「ほんとうの自分探し」「ほんとうの居場所」とか吹き込んでて、そこの会員のコに私が昔すっごい迷惑かけられたってことなんだけどさー。自己開示要求...っていうか不法侵入罪よね。そうですよ私怨ですよごめんね。
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誰かしらを見下して哀れんでないと自尊心を満たせないみじめなクズが、人をかわいそう扱いしたいためだけで描いたナニ様Story。だから脇キャラの誰の人生も深く描かず、なんとな〜く自分の周りにはべらしてうっとりご満悦、でおしまい。
そりゃ気持ち悪い映画/漫画って言われますよね。
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映画自体はそこまでヤダ味しない仕上がり(ってゆうか今泉非力やの描き込み不足が功を奏してやんわり良さげなムード映画と言えないことも無きにしも非ず)。ゆえに風俗嬢設定がまじ無意味ですからヤダ味もさほど感じず。ゲロを多量の水で薄めたら下水に流せたみたいな。
有村架純のシナサダメ半目もそんなに気にならない印象で、まずまずの誤魔化しっぷりではないかしら。ちょっと印象変わりました。感謝のプラス⭐︎0.2(嘲)。