レオピン

帰天図のレオピンのレビュー・感想・評価

帰天図(1996年製作の映画)
2.6
死期の近づいた王は王家の血を絶やさぬため、伝来の技・時の扉を使って后を別の時代に逃す。護衛には王の親衛隊の二人がつく。王朝が生き延びることに危機を感じた日本の侍がその後を追う・・・

韓国の武士が中世から現代のソウルへタイムスリップ
お話だけだとメチャクチャ面白そうだが、こんなに観るのが辛いなんて。。

正直あらすじもこれで合っているのか分からない。とにかく説明がなさすぎて訳の分からないままゴリゴリ進んでいくんだもの。
もうとっくにこっちは見失っとんねん!状態でため息交じりでエンディングを迎えた。
何もかもがすべて無だった 見なくていいぞー😂

忍者のような侍集団が警官たちに銃撃されているところとか、森の中で敵がプレデターのような光学迷彩ならぬ妖術で身を隠したりとかちょいちょい角川映画を思い出した。時の扉のセットなんかもお金がかかってそうだったが、、結局脚本が悪いの一言につきる。

何より興ざめなのが、へんてこな日本語のゴリ押し加減。日本の俳優でも難しいようなかなり難しい長台詞を延々としゃべる。もう、頑張れー あと少しよー と応援して見てしまった。最後なんかオネエ言葉になってたもんなぁ・・・ ほんと役者に無理させないでほしいわ。

完全にトホホな映画ですが映像は中々綺麗でした。

右雲剣のキム・ミンジョン
左雲剣のイ・ギョンヨン ← 監督脚本コイツ
姫にキム・ソンリム

観終えてからイ・ギョンヨンさんが監督していたことを知りびっくり。
お金はけっこうかかってるっぽいし、本人も重要な役で頑張ってたが、一体どういう経緯で作られたんだろう 謎
レオピン

レオピン