◯アマプラ紹介文
Valimo(鋳物工場)の労働者たちが過ごす労働と昼休みのひとときを淡々と捉えたショートフィルム。[シネフィル] (C) Sputnik Oy
◯感想
久しぶりのアキ・カウリスマキ監督作品。
4分の作品。工場で働く人たちの物語。
誰も一度も笑顔を見せなかった。働いてる時も映画を観ている時も笑顔なし。無表情。
なのに、なぜか、みんな不幸ではない感じが好き。淡々と生きている感じ。
映画を観るのは強制?それとも観たい人だけ?
なぜ『工場の出口』だったんだろ。工場での労働を終えたら必ず『工場の出口』を観るというルーティンなのかな?それもオモロイな。
毎回違う作品を観てるのかな?リュミエールの短い作品を毎日少しずつ観てるのかな?
コメディとかも観るのかな?
いつの時代という設定なんだろうか。今作『Valimo』は2007年の作品だけど。2007年時点でもフィンランドの工場ってこういう雰囲気だったのかな?
時計が6時を指していたので、昼休みではないかな。あと、建物の外は映されないんだけど、画面が薄暗いのでやっぱり夜かなと思う。
◯あらすじ
労働。
時計が6時を指す。
みんな移動。
工場内のミニシアターでルイス・リュミエールの『工場の出口』を観る。クラッカーにチーズかなんかが乗ったのを食べながら、真剣な表情で観てる。