Jimmy

フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーンのJimmyのレビュー・感想・評価

3.8
早稲田松竹にて鑑賞🎥

アメリカが人類初の月面着陸を目指す物語だと思ったら、スカーレット・ヨハンソンとチャニング・テイタムの恋愛映画がメインに見えた🙂

本作でも『カプリコン1』同様、「月面着陸が失敗した時に備えてフェイク映像を作るエピソード」も含まれている。


1969年、ソ連に出し抜かれてはならぬという号令のもとで進められる「人類初の月面着陸」であるが、過去にアポロ1の時に3人の搭乗員を亡くしたことを悔いているNASA発射責任者コール(チャニング・テイタム)は懸命に作業をしている。
そこに、アポロ計画のPRマーケティング女性ケリー(スカーレット・ヨハンソン)がやって来て、「全米の関心をアポロ計画に注目させてスポンサーを獲得するか」に手腕を振るう。
ただ、コールは事あるごとにケリーと対立する場面もあるのだが、互いにだんだんと惹かれ合っていく。
さて、アポロ計画は……という物語であるが、当然ながら「アメリカのアポロ計画により、人類が月面着陸したこと」はニュース映像で繰り返し子供のころから見ているので、アポロ計画の成功は既成事実なので、さほどスリリングさには欠ける。

本作で一番面白かったのは、アポロ発射間際に「月での撮影用機材が故障して、カラーテレビの部品が必要だ」という事態になった時のスカーレット・ヨハンソンの過激な強奪、やって来た警官に先導させるシークエンスは良かった😄笑

観終わって、なかなかホノボノする娯楽作であった🥰

<映倫No.60104>
Jimmy

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