吃音に悩まされたイギリス王ジョージ6世と、その治療にあたったオーストラリア(大英帝国構成国)出身の平民である言語療法士ライオネル・ローグの友情を史実を基に描いた作品。
イギリス英語が存分に楽しめる映画です🇬🇧怒って下品な言葉でも気品漂ってるのおもろい。キャストがあまりにハリーポッターすぎた。ヘレナ・ボナム=カーターがこんなに綺麗だなんて知らなかった。
主人公のジョージ6世が吃音で悩む姿は見ていてつらい。これが高校生くらいの年代の設定だったらまだしもいい大人なので、とても身につまされる。ジョージ6世のためにプロフェッショナルを貫き、身分の差に臆することなく向き合い続けるローグの姿は元気をもらえる。こんなふうに人と関わりたいと思った。
兄のエドワード8世の最悪なエピソードが本当なのも凄いし、実際には退位後はナチスと近づいてたという映画内よりも全然もっとヤバめの人だった笑
国民に反対されるような人と結婚して国を去るというのはヘンリー王子や眞子さまがどうしても思い浮かんでしまいますよね〜 まぁさすがにこの映画のように王様になる人ではないですけど…国民感情としては、無責任さを感じざるを得ないけれども、王の一族に産まれてしまった人は自分の好きなように生きれないって、可哀想だし辛いことだと思う。殆どのロイヤルの方は責務を果たされているけど、たまにそういう人が出てくるのは当然のような気もします。エドワード8世はそれにしても酷すぎるけどね😂だからこそ、務まらないと思いつつも、自分の役割を果たしたジョージ6世を尊敬します。王族でも私たちと同じ人間だもの。。。
この映画をみたあとに、YouTubeで本当のジョージ6世の演説を聞きました。映画ラストの演説は喋り方とかかなり再現度が高くて制作陣のこだわりを感じました!コリン・ファースって本当にすばらしい俳優。とても良い映画でした。納得のアカデミー賞🏆