主人公であるラプンツェルは18年間一度も外に出ることなく暮らしていたが…。
塔の上でカメレオンのパスカルと共に暮らすラプンツェルは、絵を描いたり、本を読んだりしながらいつか誕生日だけ輝く光の近くへ行きたいと願っている。
そんな日常に突然フリンという青年が迷い込んできたことによって、日常が変化していく。
自分の欲の為にラプンツェルを塔に閉じ込めるゴーテルや、フリンと共に塔を抜け出そうとするラプンツェル。
初めての外の世界に喜びと不安が入り混じりながらも、様々な個性的なキャラクターと出会ったり、白い馬のマキシマスの知性に驚いたりしながら物語は進んでいく。
ラプンツェルの髪の長さを生かしたアクションは面白いし、フランスのモン•サン•ミッシェルをイメージした舞台背景など、美しく幻想的な世界観がとても綺麗。
ラプンツェルが訪れる場所である王国でダンスのシーンや、湖でボートのシーンはとても素敵で、光を集めた画はとても美しくてお気に入りのシーンになったし、エンディングの画がとても可愛い。