任天堂株「爆買い」で大株主になった、サウジアラビア皇太子の「ヤバい狙い」
カプコン、コーエーも
5月18日付で関東財務局に提出された「大量保有報告書」が、にわかに注目を集めた。
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「大量保有報告書は上場企業の株式を発行数の5%を超えて保有する場合に提出が義務付けられるもの。今回は『パブリック・インベストメント・ファンド(PIF)』なる組織が、任天堂株の5.01%を取得したことを届け出ました。合計で約651万株、取得価格にして約4100億円という『爆買い』ぶりが話題になったのです」(株式評論家の藤本誠之氏)
任天堂の他にも、カプコンを約6%、コーエーテクモホールディングスを約5%など、今年に入ってPIFは日本のエンターテインメント銘柄を買い漁っている。これだけのカネを動かせるとは、どんなファンドなのか。