2018-05-01から1ヶ月間の記事一覧
「おれ、この年度末が終わったら歯科検診に行こうと思うんだ」。 今年の二月か三月頃のおれはそんなことを言っていたと思う。死亡フラグに違いない。とはいえ、日記ブログの定番ネタとして「歯科検診と歯石取り最高です!」みたいな記事を目にして、「おれも…
たまにおれは「半額」を買う。具体的には、スーパーに行って「半額」を売っていれば「半額」を買い、その日の晩御飯は「半額」になる。だいたいスーパーに行くと「半額」が売っていて、おれはそれを買うような気がする。 今日もスーパー行った。「半額」が売…
断酒日を設けて三週間目に入る。おれの断酒日は月曜日、火曜日、水曜日、木曜日だ。その間は一滴もアルコールを口に入れていない。一滴もだ。 内臓が気持ち悪くなることがなくなった。日中もひどい状況になることはなくなった。いい事づくしだ、どうせなら酒…
おれはわりとはやくZOZOスーツを申し込んだ。スーツを装着してボタンを押せば、おれという身体を精確に測定してくれる。なあ、これは近未来じゃないか、SFじゃないか。おれはかなり色めきだった。街を歩いていても、銀色のつなぎを着て、エアカーで空を飛ん…
なぜ乾燥キャベツが? と思った。いや、おれがほしいものリストに入れたのだ。しかし、なぜ乾燥キャベツが? と、本気で疑問に思っているわけではない。ほんの数ヶ月前のキャベツの異常な高騰、あのときに「こういう手もあるのか……?」と、とりあえずチェッ…
ステイフーリッシュはなにもできませんでした。いや、この馬場傾向でポツンをやるとは思わなかったし、スタートもとくに良くもなく、悪くもなく、そのまま中団に収まって。無理して動かすほどスローでもなかったのだろうし、あえて下げるほどハイペースでも…
2018年、平成最後のダービーの枠順が公開された。土曜の夜これを書いている。今にいたるまでのオッズもわかっている。いろいろの予想も見た。それでもなおおれはステイフーリッシュからいく。ダービーくらいは好きな馬からいかせてほしい。 が、どうも府中の…
安藤勝己の見解が知りたくて東スポを買った。オークスはアーモンドアイ頭を断言して見事に当てたが、今回は「大混戦模様やな」という判断だ。して、本命候補はというと、東スポを買ってくれ、ということになる。が、上に来てもおかしくない馬、は写真のとお…
猫に知られるなかれ (ハルキ文庫) 作者: 深町秋生 出版社/メーカー: 角川春樹事務所 発売日: 2016/10/01 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る 敗戦後の占領下(オキュパイド・ジャパン)での僅かな自由と尽きぬ貧困の中、日本の再独立と復興のため、…
セブン-イレブンの炭酸水は85円なので財布に優しい。「いや、スーパーで買えば38円とか……」という声もあるだろうが、おれにとっての行きやすさなどを考慮すると、85円で優しいのだ。 が、優しくない炭酸水がある。なにやらトクホマークのついた100円のやつ、…
酒乱になる人、ならない人 (新潮新書) 作者: 真先敏弘 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2003/12/01 メディア: 新書 購入: 15人 クリック: 235回 この商品を含むブログ (11件) を見る 先日こんな記事に目を通した。 k-tai.watch.impress.co.jp ……先日読んだ…
シャブ極道 [DVD] 出版社/メーカー: 角川書店 発売日: 2013/09/27 メディア: DVD この商品を含むブログ (7件) を見る 「そういえば、『シャブ極道』見てなかったな」と思った。なにか、役所広司についての記事を読んでいてそう思った。そういう思いはどこか…
www.huffingtonpost.jpおれには山のことはよくわからない。ましてや、世界最高峰だのそういった超本格登山のことなど知りはしない。登山業界のこともまったく知らない。 ただ、「栗城史多」という名前は知っていた。もう数年前、まあかなり前のことだが、職…
ゲロルシュタイナーお恵みいただきました。無味無臭の炭酸水は好物でして、ゲロルシュタイナーは泡の感じが大きめ優しめで好きなのであります。 ところで、ゲロの話します。 中学生のころ、少し体調が悪いながらも休むほどではなく登校。が、休み時間にいき…
おれはこのところDAZNで広島東洋カープの試合を毎試合見ている。タイムラグという問題もありながら、Twitterでハッシュタグcarpで実況を見たりしている。 そこで感じるのが、野間峻祥への風当たりの強さである。 プロ野球 - 広島東洋カープ - 野間 峻祥 - ス…
おれは先週のヴィクトリアマイルで大きな失敗をした。Twitterで「良馬場ならアエロリット、少しでも雨が降ったらリスグラシューから」というようなことをつぶやいておきながら、直前になって「クロフネにネオユニヴァース、馬場が渋ってもアエロリット固くね…
中学の入学祝いに伯母(母とは仲の悪い方)から腕時計をプレゼントされた。青い革ベルトのスウォッチ(Swatch)で、文字盤部分はスケルトン、そしてなにかオルゴールのような音が流れるやつだった。そのスウォッチの寿命は大したもので、時計交換もせずに、…
酒はいろいろなものを壊す。こないだも名声のあるアイドルが酒を原因の一つとしてすべてを失った。 おれには名声がない。名声はないが酒はある。おれの酒はおれの名声を壊しはしないが、身体を壊す。 医者にそう診断されたのか? 違う。もっと単純な、人間が…
なにか一つおれの人生にあれば、おれの人生は今とは違っていただろう。なにか一つ、それは才能や学習や努力によって習得できる技術、そんなもの。そんなもの一つないから、おれは今の惨めな人生を生きているし、これからも生きることだろう。唐突にそれは終…
インド仏教はなぜ亡んだのか―イスラム史料からの考察 作者: 保坂俊司 出版社/メーカー: 北樹出版 発売日: 2003/05/01 メディア: 単行本 クリック: 1回 この商品を含むブログ (1件) を見る このところ釈尊、すなわちゴータマ・シッダールタの時代の仏教、原始…
東スポと安ワインを買うためにコンビニに立ち寄る。コンビニに立ち寄るおれは雑誌コーナーを一通り見る。おれには定期購読している雑誌などない。立ち読みもしない。なんとなく、見る。通勤の行き帰りに本屋もないおれの習慣。 が、今日は違った。『競馬最強…
アメリカの片田舎を絵に描いた。絵の中に私はいた。そんな気になった。その小さな町のはずれに、やはり小さな工場はあった。「ハイ・オン・ディーゼル&ガソリン・モーターズ」と看板にあった。工員が古いビュイックの下に潜り込んでなにか作業をしている。 …
仕事をしていたら、外から「おりゃー!」「ワレェ!」というような声が聞こえてきた。ちょうどそこに、外回りから同僚が帰ってきた。「うちのビルのゴミの取り合いをしてホームレスが喧嘩をしているようだ」と。 窓を開けて二階から見下ろすと、なるほどその…
糖があれば、そしてそこに酵母と適度な湿気と温度があれば酒はできる。酵母は自然状態いくらでもいる。そうだとすれば、糖さえあれば酒はできるというわけである。それゆえ、漿果を集めて、放っておくと酒ができる。果実酒はこのようにして偶然にできたもの…
なんとなく見かけたので、なんとなく読んでみた。なんかネットで一部読んだような気もする。 「カルト村」がどの団体であるかは、わかる人にはすぐにわかるだろうし、わからなくてもググればすぐに出てくるからわかるだろう。著者が名前を伏せているので、お…
英国における女性参政権運動を扱った映画である。クライマックスシーンに競馬場が出てくる。それもエプソム・ダービー、すなわち英国ダービーだ、ザ・ダービーだ。ブックメーカーが黒板に6倍でAnmerと書いている。Anmerはキングジョージ五世の馬だ。だが、An…
GWの何日目だったか……地上波でカープの試合をやっていた。おれはそれを見ていた。放送終了の時刻が迫った。しかし、試合は続いている。ラジオ(おれの地域のradiko)ではどこも中継をしていない。続きが見たい。どうしたものか。 おれはできうるかぎりの早さ…
本当の仏教〈第2巻〉―ここにしかない原典最新研究による 作者: 鈴木隆泰 出版社/メーカー: 興山舎 発売日: 2016/10 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 副題は「殺人鬼や敵対者にお釈迦さまは何を説いたか」。 というわけで、第2巻です。第1巻では…
労働者階級の反乱 地べたから見た英国EU離脱 (光文社新書) 作者: ブレイディみかこ 出版社/メーカー: 光文社 発売日: 2017/10/17 メディア: 新書 この商品を含むブログ (8件) を見る それは2016年6月24日の早朝だった。 「おおおおおおおっ」という配偶者の…
地獄の犬たち 作者: 深町秋生 出版社/メーカー: KADOKAWA 発売日: 2017/09/01 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (4件) を見る 兼高はひっそりと息を吐いた。刑事になりたかった。罪を犯しながらも、シャバでのうのうと生きている犯罪者が許せなかった…