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弘前のカフェ「ドルフ」が1周年 Uターンした20代が土手町で挑戦

ドルフ店主の大湯義秀さん(右)と高屋風我さん(左)

ドルフ店主の大湯義秀さん(右)と高屋風我さん(左)

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 カフェ「Dolf.(ドルフ)」(弘前市土手町、TEL 080-1270-2627)が12月23日、オープン1周年を迎える。

ドルフの看板メニューのミールパンケーキ

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 中学時代の同級生という大湯義秀さんと高屋風我さんの2人で経営する同カフェ。ミールパンケーキをメインメニューに土手町と代官町の交差点にあった古着店跡に出店。2人は2023年9月に関東からUターンし、地元弘前にカフェをオープンした。

 関東で働いていた2人が弘前でカフェを開業しようと意気投合したのは2年前。パンケーキを提供するカフェ出店を目標に準備を進めた。出店する場所は土手町にこだわり、同場所に決めたのはUターン後。出店の準備は3カ月で突貫だった。「1日でも早くオープンしたかった。地元で店を持つことが目標だったから」と大湯さん。

 オープン直後からインスタグラマーの紹介や口コミで集客が加速した。イベント出店や地元高校生とコラボしたメニュー開発など、さまざまな挑戦を続けた。ほぼ月一変更する期間限定メニューは、地元の旬の食材を使う。毎回食べるリピーターもいるという。

 1年間を振り返り、2人は「店を通して多くの人と出会えたことが幸せで学びの多い1年だった」と話す。「感謝の気持ちをもっと伝えたい、よりお客さま近づける店でありたい」と1周年キャンペーンを企画。12月20日~30日と1月2日~4日は「夜パンケーキ」と題して22時30分まで営業する。12月中に1,280円以上の購入客には、半額クーポンを進呈する。4つのスタンプでパンケーキが半額になるスタンプカードの配布も始める。

 2人は20代。「挑戦したいことはまだたくさんある」と口をそろえる。「土手町だけでなく、地元弘前を盛り上げたい」と意欲を見せる。

 営業時間は10時~18時。火曜定休。

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