初音ミク「マジカルミライ2019」声優の藤田咲らがオープニングカウントダウン
バーチャルシンガーとして日本のみならず世界中にファンを持つ「初音ミク」の創作文化を体験できるイベント「マジカルミライ2019」を開催中の千葉・幕張メッセで31日、初音ミクのキャラクターボイスを担当する声優の藤田咲らが出席してオープニングカウントダウンが行われた。
初音ミクはヤマハが開発した音声合成ソフト「ボーカロイド」を使い、声を楽器としてとらえ、ユーザーが入力した歌を歌ってくれるコンピューターソフト。ミクの音声は藤田の声をサンプリングしており、この日は2007年に「初音ミク」が発売されてまる12年の記念日。ファンの間では「ミクさんのお誕生日」として親しまれている。
「今日は8月31日ですよね。何の日ですか?」という藤田の呼びかけに、詰めかけたファンは「ミクさんのお誕生日!」と応え、全員で「おめでとう!」の大合唱。「初音ミク」を企画・開発したクリプトン・フューチャー・メディア社の伊藤博之代表取締役、クリプトン社とともにマジカルミライを主催するTOKYO MXテレビのマスコットキャラクター「ゆめらいおん」、初音ミクのゲームソフトから派生したキャラクター「ミクダヨー」らとカウントダウンを行い、「0!」のコールとともに「マジカルミライ2019」公式テーマソング「ブレス・ユア・ブレス」が流され、この日のイベントが開始された。
「マジカルミライ2019」は、企画展や初音ミクのライブをはじめ、様々な創作体験ができるコーナーや物販ブース、楽曲制作者らが直接作品を販売できる「クリエイターズマーケット」など、初音ミクをとりまく創作文化と創作体験が楽しめる総合イベントとなっている。スポーツ報知も2年連続で出展しており、9月3日全国発売の「マジカルミライ特別号」(タブロイド判、オールカラー24ページ、特大ポスター付き・税込み500円)や会場限定オリジナルグッズなどを販売。イベントは9月1日まで行われる。