『ミラー:クラッチローにヤマハ機のアドバイスをしてもらえるだって!?』
★ジャック・ミラー(29才)は2015年にホンダLCRからモトGP昇格し、2016年に初優勝する。
2018年にドゥカティプラマックに移籍し、2021〜2022年はドゥカティファクトリーから参戦した。
2023〜2024年はKTMファクトリーから参戦し、2025年はヤマハプラマックから参戦する。
★最近、ミラー選手が次のように話した。
【KTM機での2年間は、なかなか思うように活躍できず…】
「そうですね。がっかりですよ…各方面の皆さんのことを思うとね。思ってたようにいかなくって。
ドゥカティ時代は表彰台に25回上がったって言うのに、思ってたようなリザルトになりませんでした。
ヴァレンシアテストの最初の数周から、バルセロナ最終戦までずっと頑張ってはみたんですけどね。」
【昨年、ミシュランが投入した新タイヤとの相性がいまいちだったそうで…】
「あと、2023年のミザノから使い始めたフレームとも格闘してました。毎回、転倒し続けて…それでも頑張ってはみたんですけどねぇ。
残念ながら、この2年間、期待していたようにはいかなくって…だから、当然のことながら、がっかりしてますよ。」
【ヤマハのテストライダーであるカル・クラッチローとは仲が良いから、マシンについて色々とアドバイスしてもらえるのでは?】
「そう言う話をするにはねぇ…カルは最悪な人選だから(笑)。ほら、良くも悪くも、なんでも大げさに言うタイプでしょ。
ちょっと前に、ファビオ(クアルタラロー)やアレックス(リンス)とかに連絡を取っておきましたよ。」
(※11月テストでミラー選手は燃料補給に失敗し、22位(+2.222)だった。)
【昨年はマルク・マルケスが、ドゥカティ機で復活していたが…】
「常に最高の走りをしてましたよね…結果を見れば、一目瞭然でしょ。
アラゴンGPなんか、金曜午前セッションから日曜レースまで、『ここはこう走るべき』って教えを授けてくれてたようなもんでね。
2015〜2017年までの勝ちまくってた時みたいでしたよ…あのマルク・マルケスって感じでね。100%完璧にコントロールしきってるって感じだったんだから。
こうなると、僕らは戦々恐々ってとこじゃないの…体調万全で走りやすけりゃ、天下を取りまくるってことは分かりきってるんだから。」
【ヴァレンティーノ・ロッシと比較すると…?】
「ヴァレは20年続けたわけでしょ…現役時代、いかにライディングスタイルを進化させ続けたかって点は称賛すべきですよ。ホンダ機でもヤマハ機でも制覇してたんだし。
マルクの方はまだ現役中ですからね…まだ終わってないわけだから。引退したら、きちんと比較できるんじゃないんですか。」
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)
いい奴っぽくて、応援したいって気持ちにはさせてくれるんだよね。だから、もう一段二段強くなって、常に表彰台争いするくらいになってほしい。そしたらこちらも盛り上がる。