ピーター・レブソン
ピーター・ジェフリー・レブソン（Peter Jeffrey Revson、1939年2月27日 - 1974年3月22日）は、アメリカ合衆国のレーシングドライバーである。
人物
ニューヨーク市出身。おじはレブロン化粧品創業者のチャールズ・レブソン。
経歴
1960年代
1963年、フォーミュラ・ジュニア・ヨーロッパに参戦、1勝を挙げる[1]。翌1964年にF1に挑戦するが、目立った成績は上げられなかった。
1965年モナコF3で優勝後はアメリカ国内でレース活動を行う。1966年からCan-Amに参戦。実力を付けてゆき、1968年の日本Can-Amで優勝する。
1970年代
1970年のセブリング12時間でスティーブ・マックィーンと組んで2位。1971年は転機の年になった。インディ500の予選でポール・ポジションを獲得（決勝2位）。次いでCan-Amのチャンピオンに輝き、アメリカGPでティレルからスポット参戦する。
1972年、マクラーレンからF1フル参戦。1973年イギリスGPでF1初優勝。カナダGPでは突然の雨とそれに伴うペースカー出動がうまくいかなかったため混乱。レース後の発表ではエマーソン・フィッティパルディが1位、ハウテン・ガンレイが2位、レブソンが3位だったが、チームからクレームが付き、ようやくレブソンの勝利が決まった[2]。
1974年は地元アメリカのチーム、シャドウのナンバー1ドライバーに収まった。
事故死
1974年3月22日、南アフリカGP前に行われたキャラミでのテスト中、レブソンのマシンがサスペンショントラブルを起こしてクラッシュ。エマーソン・フィッティパルディらに救助されたが、間もなく死去した。
脚注
- ^ ～Racing History～ ピーター・レブソン【Peter Revson】、2011年10月8日閲覧。
- ^ 『F1全史 1971-1975』1993年 ニューズ出版、p58。
関連項目
外部リンク
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