方南
方南(ほうなん)は、東京都杉並区の地名。住居表示実施済み区域。現行行政地名は方南一丁目及び方南二丁目。
方南 | |
---|---|
町丁 | |
北緯35度40分46秒 東経139度39分30秒 / 北緯35.679475度 東経139.658283度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 東京 |
特別区 | 杉並区 |
人口情報(2024年(令和6年)3月1日現在[1]) | |
人口 | 13,394 人 |
世帯数 | 8,239 世帯 |
面積([2]) | |
0.485006202 km² | |
人口密度 | 27616.14 人/km² |
郵便番号 | 168-0062[3] |
市外局番 | 03(東京MA)[4] |
ナンバープレート | 杉並 |
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地理
編集杉並区南東部に位置する。
町域北部は善福寺川を境に杉並区和田に接する。西部は環七通りを境に杉並区堀ノ内と和泉に接する。南部は渋谷区笹塚に接する。南端は甲州街道に接し、一部世田谷区大原とも接している。東部は中野区南台に接する。町域内を方南通りが通っている。また、一丁目と二丁目の境に神田川が流れている。
駅周辺は商店が見られるが、町域内は主に住宅地として利用される。マンションは多くないものの、古い木造アパートも多い。
河川
編集地価
編集住宅地の地価は、2024年(令和6年)1月1日の公示地価によれば、方南1-34-15の地点で59万5000円/m2となっている[5]。
歴史
編集方南を含むこの一帯は和田村といい、字として方南、向方南などが江戸期より見られた[注釈 1]。かつて和田村(または杉並村)から南に向かった方という説や、かつての江戸幕府の鷹場を持つ野方領の南端という説などが見られるが、詳細は不明。杉並区発足時には、字方南と周辺の字を併せて方南町となった。この町名も昭和40年代に実施された住居表示の原則に従い、「町」を除去した「方南」となったが、町域内にある駅名や旧町名を踏襲して「方南町」と呼称されることも多い。
世帯数と人口
編集2024年(令和6年)3月1日現在(杉並区発表)の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
丁目 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
方南一丁目 | 5,061世帯 | 8,117人 |
方南二丁目 | 3,178世帯 | 5,277人 |
計 | 8,239世帯 | 13,394人 |
人口の変遷
編集国勢調査による人口の推移。
年 | 人口 |
---|---|
1995年(平成7年)[7] | 12,261
|
2000年(平成12年)[8] | 11,877
|
2005年(平成17年)[9] | 12,219
|
2010年(平成22年)[10] | 12,239
|
2015年(平成27年)[11] | 12,473
|
2020年(令和2年)[12] | 13,641
|
世帯数の変遷
編集国勢調査による世帯数の推移。
年 | 世帯数 |
---|---|
1995年(平成7年)[7] | 6,276
|
2000年(平成12年)[8] | 6,538
|
2005年(平成17年)[9] | 7,097
|
2010年(平成22年)[10] | 7,406
|
2015年(平成27年)[11] | 7,516
|
2020年(令和2年)[12] | 8,414
|
学区
編集区立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる(2016年1月時点)[13]。
丁目 | 番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
方南一丁目 | 全域 | 杉並区立方南小学校 | 杉並区立泉南中学校 |
方南二丁目 | 全域 |
交通
編集幹線道路は、環七通りへのアクセスが良い。町域南部は甲州街道へのアクセスも良い。方南通りの下に東京メトロ丸ノ内線分岐線の終着駅・方南町駅がある。また、町域南部は京王線笹塚駅や代田橋駅も利用可能な範囲にある。環七通りには都営バス宿91系統と都営バス・京王バス共同の渋66系統が、方南通りには京王バス宿33系統と中71系統がある。
事業所
編集2021年(令和3年)現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[14]。
丁目 | 事業所数 | 従業員数 |
---|---|---|
方南一丁目 | 131事業所 | 1,000人 |
方南二丁目 | 254事業所 | 1,330人 |
計 | 385事業所 | 2,330人 |
事業者数の変遷
編集経済センサスによる事業所数の推移。
年 | 事業者数 |
---|---|
2016年(平成28年)[15] | 410
|
2021年(令和3年)[14] | 385
|
従業員数の変遷
編集経済センサスによる従業員数の推移。
年 | 従業員数 |
---|---|
2016年(平成28年)[15] | 2,361
|
2021年(令和3年)[14] | 2,330
|
施設
編集その他
編集日本郵便
編集脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ a b “町丁別世帯数及び人口” (XLSX). 杉並区 (2024年3月6日). 2024年3月24日閲覧。 “(ファイル元のページ)”(CC-BY-4.0)
- ^ “『国勢調査町丁・字等別境界データセット』(CODH作成)”. CODH. 2024年1月14日閲覧。(CC-BY-4.0)
- ^ a b “方南の郵便番号”. 日本郵便. 2023年11月17日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2019年6月24日閲覧。
- ^ “国土交通省 不動産情報ライブラリ”. 国土交通省. 2024年4月6日閲覧。
- ^ 新編武蔵風土記稿 和田村.
- ^ a b “平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) -男女別人口,外国人人口及び世帯数-町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2022年2月20日閲覧。
- ^ “区立学校学区域一覧”. 杉並区 (2016年1月14日). 2017年12月26日閲覧。
- ^ a b c “経済センサス‐活動調査 / 令和3年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 事業所数、従業者数(町丁・大字別結果)”. 総務省統計局 (2023年6月27日). 2023年9月15日閲覧。
- ^ a b “経済センサス‐活動調査 / 平成28年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 都道府県別結果”. 総務省統計局 (2018年6月28日). 2019年10月23日閲覧。
- ^ “郵便番号簿 2022年度版” (PDF). 日本郵便. 2023年10月28日閲覧。