橋本愛 (1996年生)

1996年生まれの日本の女優

橋本 愛(はしもと あい、1996年平成8年〉1月12日 - )は、日本女優熊本県熊本市出身[2]ソニー・ミュージックアーティスツ所属。

はしもと あい
橋本 愛
橋本 愛
生年月日 (1996-01-12) 1996年1月12日(28歳)
出生地 日本の旗 日本熊本県熊本市
身長 165 cm[1]
血液型 O型[1]
職業 女優
ジャンル 映画テレビドラマ舞台CM
活動期間 2010年 -
事務所 ソニー・ミュージックアーティスツ
公式サイト AI HASHIMOTO Official Web Site
主な作品
映画
告白
管制塔
アバター
Another アナザー
桐島、部活やめるってよ
リトル・フォレスト
寄生獣』二部作
美しい星
テレビドラマ
あまちゃん
ハードナッツ! 〜数学girlの恋する事件簿〜
いだてん〜東京オリムピック噺〜
長閑の庭
同期のサクラ
青天を衝け
家庭教師のトラコ
受賞
日本アカデミー賞
新人俳優賞
2013年桐島、部活やめるってよ
HOME 愛しの座敷わらし
Another アナザー
その他の賞
キネマ旬報ベスト・テン
新人女優賞
2013年桐島、部活やめるってよ』他
受賞歴参照
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略歴

3姉妹の次女として生まれ[3]、2008年、姉妹の中で一番顔が濃いという理由で母が応募したニューカム「HUAHUAオーデション」にてグランプリを受賞し、芸能界デビュー[3][4][5]。自分のオーディションを思い返してもグランプリになる理由が分からず、詐欺だと思ったという[4]。同年に開催された「第33回 ホリプロタレントスカウトキャラバン」では、最終候補者に選ばれるがグランプリ・特別賞の受賞は逃した[注 1]

2009年、女性ファッション雑誌『Seventeen』のミス・セブンティーンに、応募総数5,267人の中から工藤えみ高田有紗広瀬アリスと共に、グランプリ受賞者の中で最年少で選ばれた[6]。また、映画『Give and Go』で映画初出演(初主演)。難聴を抱えながらバスケットボールに熱中する少女を演じた[3]

2010年、映画『告白』に出演し、クラス委員長の少女で重要な役どころを演じて注目を集めた[7][8]。その後、多数の主役を務め、『貞子3D』では貞子を演じて再び注目を集める[9]

2013年、 ヒロイン・東原かすみ役を務めた映画『桐島、部活やめるってよ』などの演技が評価され、第86回キネマ旬報ベスト・テン新人女優賞[10]第36回日本アカデミー賞新人俳優賞などを受賞した。同年、NHK連続テレビ小説あまちゃん』で能年玲奈演じる天野アキの親友役の足立ユイを演じる。12月31日に放送された第64回NHK紅白歌合戦では、『あまちゃん』をテーマとした企画コーナー“『あまちゃん』特別編”にて、天野アキ役の能年玲奈と“潮騒のメモリーズ”で『潮騒のメモリー』の1番を歌唱した。最後は出演者全員により『地元に帰ろう』を合唱した。2014年5月をもって4年半務めた『Seventeen』の専属モデルを卒業した[11]。2015年2月、主演映画2作(『リトル・フォレスト』『ワンダフルワールドエンド』)が第65回ベルリン国際映画祭で上映され、海外の映画祭に初めて参加した[12]。2018年、大河ドラマ西郷どん』に西郷隆盛の最初の妻・須賀役で出演[13]。翌2019年の『いだてん〜東京オリムピック噺〜』にも出演し[14]、2年続けて大河ドラマに出演する。2018年、主演作品『ここは退屈迎えに来て』が、第37回バンクーバー国際映画祭の「ゲートウェイ」部門に出品される[15]。2021年、大河ドラマ『青天を衝け』で主人公・渋沢栄一の妻千代を演じる。2021年、2022年には東京国際映画祭のフェスティバル・アンバサダー[16][17]を、2024年にはコンペティション部門の審査委員[18]を務める。2022年、7月スタートの日本テレビ系ドラマ『家庭教師のトラコ』で、民放の連続ドラマ初主演を果たし、伝説の家庭教師・根津寅子を演じた[19]。2024年6月、2025年大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』にて主人公の妻・ていを演じる予定と発表された[20]。実現すれば大河における「主人公の正妻」役として3度目の出演となる。[21]

人物

桐島、部活やめるってよ』ではバドミントン部員のカスミ役を演じたが、橋本自身も中学時代は熊本市内の公立中学校でバドミントン部に所属していた[22][3]

女優を始めたばかりの頃はこの仕事が好きではなく、いつでも辞めてもいいという気持ちだった[23]。だが、石井隆監督の『人が人を愛することのどうしようもなさ』のDVDを見てひたすら泣いたのを機に、映画を見ることが好きになり、古い作品やポルノ映画などを漁るように見るようになると、映画史を汚さないよう、いい映画を残したいと思うようになり、やる気の向上に繋がったという[4]。筋金入りのファッション好きで、ヨーロッパの都市やニューヨークのファッションに注目し、日頃からスタイリストと情報交換したり海外通販を駆使して日本未上陸のブランドの服を手に入れている[24]

受賞歴

出演

映画

ドラマ

テレビドラマ

ウェブドラマ

テレビアニメ

劇場アニメ

吹き替え

ラジオ

  • SCHOOL OF LOCK!GIRLS LOCKS!」(2013年4月29日 - 10月3日、TOKYO FM) - 第5週目パーソナリティー[85]
  • 橋本愛 げいじゅつ談話(2018年1月3日、TBSラジオ) - パーソナリティ
  • 橋本愛の、ここにしかないどこかへ(2020年12月3日 - 2021年3月25日、MBSラジオ) - パーソナリティー[86][87]
    • 橋本愛の、今ここにしかないどこかへ(2021年8月9日、MBSラジオ) - パーソナリティー[88]

CM

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MV

舞台

ドキュメンタリー

  • ドキュメント 断層帯を行く〜熊本地震から1年半〜(2017年10月22日、NHK総合) - ナレーション
  • NNNドキュメント'19「語るのは、私たち。熊本地震3年の現在地」(2019年4月、くまもと県民テレビ制作、日本テレビ系列・BS日テレ・日テレNEWS24) - ナレーション
  • 福島 幻の銘酒 十年目の復活(2021年4月11日、NHK BS4K) - 語り[113]
  • NHKスペシャル 新・ドキュメント太平洋戦争(NHK総合) - 朗読[114]
    • 1941 第1回 開戦(前編)」(2021年12月4日)[115]
    • 「1941 第1回 開戦(後編)」(2021年12月5日)[116]
    • 「1944 絶望の空の下で」(2024年8月15日)[117]

その他

  • 橋本愛の南仏紀行(2010年11月23日、TBSチャンネル
  • 鶴瓶のスジナシ!(2013年1月23日、中部日本放送
  • メロディーは時をこえて~歌いつぐ筒美京平の世界~(2021年3月28日、NHK BSプレミアム)[118]
  • セッション 今を駆ける君と「2021春 橋本愛、叫ぶ。」(2021年3月29日、NHK Eテレ)[119]
  • 連食テレビエッセー『きみと食べたい -北海道・余市編- 』(2022年2月9日、NHK Eテレ)[120]
  • 言葉にできない、そんな夜。(2022年4月8日 - 、NHK Eテレ)- 4月ゲスト[121]

書籍

写真集

雑誌連載

漫画表紙

脚注

注釈

  1. ^ グランプリは高良光莉、特別賞は桃瀬美咲である。
  2. ^ 2009年さぬき映画祭で初上映・グランプリ受賞。2010年8月21日 - 22日、シネマート六本木上映。
  3. ^ 熊本県のPR映画。
  4. ^ 映画『大人ドロップ』スピンオフ作品。
  5. ^ ミニアルバムジャケット写真のみの出演。

出典

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  4. ^ a b c 阿川佐和子のこの人に会いたい 第1048回」『週刊文春文藝春秋 2015年1月1日・8日 新春特大号(2014年12月25日発売号) p.194-198
  5. ^ 橋本 愛(インタビュアー:高倉文紀)「美少女Interview vol.7 「橋本 愛」」『Next CM Girls』。オリジナルの2013年5月23日時点におけるアーカイブhttps://archive.is/o5YoO2013年4月27日閲覧 
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  21. ^ 過去、主人公の正妻役としては、丘みつ子1974年1982年)、岩下志麻1979年2000年)、大竹しのぶ1980年1999年)、沢口靖子1991年1996年)が各2度ずつ起用されているが、3度目の起用は大河史上初となる。
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外部リンク