石田尚豊
石田 尚豊(いしだ ひさとよ、1922年(大正11年)8月9日[1]- 2016年(平成28年)7月29日[1])は、日本の美術史学者。専門は日本仏教美術史[2]。
東京都出身[1]。1950年東京大学文学部国史学科卒[1]。1952年東京国立博物館資料課[1]、1970年文化庁美術工芸課文化財調査官[1]、1976年東京国立博物館資料課長[1]。1978年『曼荼羅の研究』で東大文学博士[1]、日本学士院賞受賞[1]。1981年東京国立博物館を退職して青山学院大学教授[1]、1991年聖徳大学教授[1]。
著書
編集- 『奈良の寺 7 小金銅仏 法隆寺』撮影:米田太三郎 岩波書店 1974
- 『曼荼羅の研究』東京美術 1975
- 『両界曼荼羅の知慧』東京美術 1979
- 『曼荼羅のみかた パターン認識』岩波グラフィックス 1984
- 『日本美術史論集 その構造的把握』中央公論美術出版 1988
- 『聖徳太子と玉虫厨子 現代に問う飛鳥仏教』東京美術 1998
- 『空海の起結 現象学的史学』中央公論美術出版 2004