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** 清音 「ひ」: [[舌]]の前部を[[口蓋]]の前部([[硬口蓋]])に近づけて、隙間から息を摩擦させて通すときに出る音([[無声硬口蓋摩擦音]]{{IPA|ç}})。 |
** 清音 「ひ」: [[舌]]の前部を[[口蓋]]の前部([[硬口蓋]])に近づけて、隙間から息を摩擦させて通すときに出る音([[無声硬口蓋摩擦音]]{{IPA|ç}})。 |
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** 濁音 「び」: 両唇を閉じてから開く破裂音。有声子音。 |
** 濁音 「[[び]]」: 両唇を閉じてから開く破裂音。有声子音。 |
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** 半濁音 「ぴ」: 両唇を閉じてから開く破裂音。無声子音。 |
** 半濁音 「[[ぴ]]」: 両唇を閉じてから開く破裂音。無声子音。 |
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** [[歴史的仮名遣い]]では、[[文節]]のはじめ以外の「ひ」は「い」と発音する。 |
** [[歴史的仮名遣い]]では、[[文節]]のはじめ以外の「ひ」は「い」と発音する。 |
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== ひ に関わる諸事項 == |
== ひ に関わる諸事項 == |
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* [[や行]]の文字を後続させて、開[[拗音]]を構成する。このとき、後続するや行の文字は一般に小さく書く。 |
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* 「ひ」の[[調音部位|調音点]]は、[[拗音]]の「ひゃ、ひゅ、ひょ」と同じであり、「ひゃ行に属する」とも言える。「ひゃ、ひ、ひゅ、 |
* 「ひ」の[[調音部位|調音点]]は、[[拗音]]の「ひゃ、ひゅ、ひょ」と同じであり、「ひゃ行に属する」とも言える。「ひゃ、ひ、ひゅ、ひぇ、ひょ」は[[国際音声記号]]では、{{IPA|çʲä}}, {{IPA|çʲi}}, {{IPA|çʲɯ̹˕}}, {{IPA|çʲe̞}}, {{IPA|çʲo̜}}と表せる。は行の中では「ふ」と共に[[調音部位|調音点]]が異なっている。 |
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* 「[[火]]」に通じるため、[[江戸の火事#町火消|いろは四十八組]]に「ひ組」は存在しなかった。44番目の組は「万組」と称した。 |
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== 関連項目 == |
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2024年2月2日 (金) 11:43時点における最新版
平仮名 | |
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文字 |
ひ |
字源 | 比の草書体 |
JIS X 0213 | 1-4-50 |
Unicode | U+3072 |
片仮名 | |
文字 |
ヒ |
字源 | 比の旁 |
JIS X 0213 | 1-5-50 |
Unicode | U+30D2 |
言語 | |
言語 | ja, ain |
ローマ字 | |
ヘボン式 | HI |
訓令式 | HI |
JIS X 4063 | hi |
アイヌ語 | HI |
発音 | |
IPA | çʲi |
種別 | |
音 | 清音 |
かな | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
仮名 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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濁点つき
半濁点つき
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ひ、ヒは、日本語の音節の一つであり、仮名の一つである。1モーラを形成する。五十音図において第6行第2段(は行い段)に位置する。清音の他、濁音(び、ビ)と半濁音(ぴ、ピ)を持つ。
概要
[編集]- 現代標準語の音韻: 1子音と1母音「い」からなる音。子音は、次の通り。
- 五十音順: 第27位。
- いろは順: 第44位。「ゑ」の次。「も」の前。
- 平仮名「ひ」の字形: 「比」の草体
- 片仮名「ヒ」の字形: 「比」の旁
- 点字:
- 通話表: 「飛行機のヒ」
- モールス信号: --・・-
- 手旗信号:1→7
ひ に関わる諸事項
[編集]- や行の文字を後続させて、開拗音を構成する。このとき、後続するや行の文字は一般に小さく書く。
- 「ひ」の調音点は、拗音の「ひゃ、ひゅ、ひょ」と同じであり、「ひゃ行に属する」とも言える。「ひゃ、ひ、ひゅ、ひぇ、ひょ」は国際音声記号では、[çʲä], [çʲi], [çʲɯ̹˕], [çʲe̞], [çʲo̜]と表せる。は行の中では「ふ」と共に調音点が異なっている。
- 「火」に通じるため、いろは四十八組に「ひ組」は存在しなかった。44番目の組は「万組」と称した。
- 漢字の部首「匕部」は片仮名の「ヒ」に似ていて、部首名も「さじのひ」となっているが、関連性は無い。単純に「ひ」とも呼ぶ。「比」の一部から「ヒ」が作られたためであるが、「比」自体は独立した部首「比部」を構成する。「ヒ」に因んで、「比」の部首名も「ならびひ」となっている。
- 広島県旗は片仮名の「ヒ」を図案化したもの。
- Twitterの旧アイコン(tに由来する)は「ヒ」に類似している。
関連項目
[編集]- Wikipedia:索引 ひ
- Unicode康煕部首 (Unicode Kangxi Radicals) の「⼔」(U+2F14; 匕部)に相似する。