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アントワン・ジェイミソン

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アントワン・ジェイミソン
Antawn Jamison
2019年のジェイミソン
ワシントン・ウィザーズ
役職 プロ部門担当ディレクター
所属リーグ NBA
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
生年月日 (1976-06-12) 1976年6月12日(48歳)
出身地 ルイジアナ州シュリーブポート
身長(現役時) 206cm (6 ft 9 in)
体重(現役時) 107kg (236 lb)
キャリア情報
出身 ノースカロライナ大学
NBAドラフト 1998年 / 1巡目 / 全体4位[1]
ポジション PF / SF
背番号歴 7, 33, 4
選手経歴
1998-2003
2003-2004
2004-2010
2010-2012
2012-2013
2013-2014
ゴールデンステート・ウォリアーズ
ダラス・マーベリックス
ワシントン・ウィザーズ
クリーブランド・キャバリアーズ
ロサンゼルス・レイカーズ
ロサンゼルス・クリッパーズ
受賞歴
Stats ウィキデータを編集 Basketball-Reference.com
Stats ウィキデータを編集 NBA.com 選手情報 NBA.Rakuten

アントワン・コーテズ・ジェイミソンAntawn Cortez Jamison1976年6月12日 - )は、アメリカ合衆国ルイジアナ州シュリーブポート出身の元バスケットボール選手。現在はワシントン・ウィザーズのチームディレクターを務めている。ポジションはパワーフォワードまたはスモールフォワード

経歴

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大学時代は、ヴィンス・カーターらと共にノースカロライナ大学に在籍、2年目からはチームのエースとして活躍し、3年間で平均19.0得点、9.9リバウンドの成績を残した。

1998年のNBAドラフトで全体4位指名をトロント・ラプターズから受けるが、即座にヴィンス・カーターと交換でゴールデンステート・ウォリアーズに放出。

デビュー後2年は膝の怪我もあり本調子ではなかったが、3年目の00-01シーズンに素質が開花。82試合全てに先発出場を果たし、1試合平均24.9得点、8.7リバウンドの成績を残し、ウォリアーズのエースとなる。03-04シーズン開幕前に、ニック・ヴァン・エクセルらとの交換でダラス・マーベリックスに放出された。

マブスではベンチからの出場がほとんどだったが、平均14.8得点、6.3リバウンドと成績を残しNBAシックスマン賞を受賞。2004年のNBAドラフト開催日にジェリー・スタックハウスらとのトレードでウィザーズに移籍した。

ウィザーズではギルバート・アリーナスや、ラリー・ヒューズらと共にチームのプレーオフ出場に貢献。翌05-06シーズンはヒューズが移籍したものの、2年連続のプレーオフ出場に一役買った。

2010年、2月16日、クリーブランド・キャバリアーズロサンゼルス・クリッパーズが絡む、三角トレードで、キャバリアーズからジードルーナス・イルガウスカス(後に、ウィザーズからバイアウトで放出され、再びキャバリアーズ復帰)と交換でキャブスに移籍した。

2012年7月25日にロサンゼルス・レイカーズとの契約に合意した。

2013年8月28日にロサンゼルス・クリッパーズとの契約に合意した。12月11日のボストン・セルティックス戦で3得点を記録し、NBA史上39人目となる通算20,000得点を達成した。

2014年2月20日にジェンク・アキョルのドラフト交渉権とのトレードでアトランタ・ホークスへ放出されたが。

現在はロサンゼルス・レイカーズの解説者を経て[1]、2017年10月3日にレイカーズのスカウトに就任したことが発表された[2]

個人成績

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略称説明
  GP 出場試合数   GS  先発出場試合数  MPG  平均出場時間
 FG%  フィールドゴール成功率  3P%  スリーポイント成功率  FT%  フリースロー成功率
 RPG  平均リバウンド  APG  平均アシスト  SPG  平均スティール
 BPG  平均ブロック  PPG  平均得点  太字  キャリアハイ
  リーグリーダー

NBA

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レギュラーシーズン

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シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
1998–99 GSW 47 24 22.5 .452 .300 .588 6.4 .7 .8 .3 9.6
1999-00 43 41 36.2 .471 .286 .611 8.3 2.1 .7 .3 19.6
2000–01 82 82 41.4 .442 .302 .715 8.7 2.0 1.4 .3 24.9
2001–02 82 82 37.0 .447 .324 .734 6.8 2.0 .9 .5 19.7
2002–03 82 82 39.3 .470 .311 .789 7.0 1.9 .9 .5 22.2
2003–04 DAL 82 2 29.0 .535 .400 .748 6.3 .9 1.0 .4 14.8
2004–05 WAS 68 68 38.3 .437 .341 .760 7.6 2.3 .8 .2 19.6
2005–06 82* 80 40.1 .442 .394 .731 9.3 1.9 1.1 .1 20.5
2006–07 70 70 38.0 .450 .364 .736 8.0 1.9 1.1 .5 19.8
2007–08 79 79 38.7 .436 .339 .760 10.2 1.5 1.3 .4 21.4
2008–09 81 81 38.2 .468 .351 .754 8.9 1.9 1.2 .3 22.2
2009–10 41 41 38.9 .420 .345 .700 8.8 1.3 1.0 .2 20.5
CLE 25 23 32.4 .485 .342 .506 7.7 1.3 1.1 .5 15.8
2010–11 56 38 32.9 .427 .346 .731 6.7 1.7 .9 .5 18.0
2011–12 65 65 33.1 .403 .341 .683 6.3 2.0 .8 .7 17.2
2012–13 LAL 76 6 21.5 .464 .361 .691 4.8 .7 .4 .3 9.4
2013–14 LAC 22 0 11.3 .315 .195 .720 2.5 .4 .3 .1 3.8
通算 1,083 864 34.8 .451 .346 .724 7.5 1.6 1.0 .4 18.5
オールスター 2 0 12.5 .375 .333 .000 2.5 .5 .0 .5 3.5

プレーオフ

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シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2004 DAL 5 0 21.8 .456 .250 .733 5.0 .4 1.0 .4 13.0
2005 WAS 10 10 38.0 .451 .500 .688 6.3 1.2 .7 .4 18.5
2006 6 6 42.2 .424 .313 .778 7.2 3.0 1.0 .3 19.2
2007 4 4 43.3 .476 .346 .750 9.8 1.3 .5 1.0 32.0
2008 6 6 39.5 .406 .280 .571 12.0 1.0 1.3 1.3 16.8
2010 CLE 11 11 34.1 .467 .256 .732 7.4 1.3 .6 1.0 15.3
2013 LAL 4 0 19.8 .435 .417 .667 1.8 .3 .3 .5 7.3
通算 46 37 34.9 .448 .341 .706 7.2 1.3 .8 .7 17.2

カレッジ

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シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
1995–96 ノースカロライナ 32 29 32.9 .624 .000 .596 9.7 1.0 .8 1.0 15.1
1996–97 35 - 34.3 .544 .182 .621 9.4 .9 1.1 .6 19.1
1997–98 37 - 33.2 .579 .400 .667 10.5 .8 .8 .8 22.2
通算 104 29 33.5 .577 .296 .617 9.9 .9 .9 .8 19.0

プレイスタイル

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NBA入りしてからスモールフォワードパワーフォワード両方を経験したこともあり、ゴール付近での得点やリバウンドに加え、アウトサイドシュートの精度も高く、スピードも備えているマルチな才能を持ったビッグマン。2試合連続50得点したこともあり、爆発力もある。セルフィッシュな性格ではないがアシスト数が少なく、キャリア平均では一試合あたり2以下である。

その他

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  • 1試合最多得点は、2000年12月に2試合連続でマークした51点。

脚注

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外部リンク

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