グリゴリー・ペトロフ

グリゴリー・コンスタンチノヴィチ・ペトロフ Григорий Константинович Петров
生年月日	1892年
出生地	ロシア帝国リャザン
没年月日	1918年9月20日
死没地	ロシア・ソビエト連邦社会主義共和国クラスノボツク
所属政党	社会革命党左派

グリゴリー・コンスタンチノヴィチ・ペトロフ（ロシア語: Григорий Константинович Петров、1892年 - 1918年9月20日）は、社会革命党左派の党員、ロシア共和国人民委員評議会のバクー地区軍事人民委員であり、26人のバクー人民委員の1人である。

生涯

ロシア帝国リャザンに生まれ育ち、レアルシューレに通う。1917年4月にはその地で治安維持のために任意団体としてミリツィヤ（民兵組織）を設立した。同年の十月革命の直前には市の労働者会議で頻繁に講演を行ってボリシェヴィキの政策を支持し、12月8日にはソビエトの承認を受けてリャザンの警察署長に就任した。

同月14日夜に赤衛隊の分隊長としてドンに赴き、アレクセイ・カレージン率いる白軍と戦った。カフカス戦線では第1南部方面軍を指揮した。

1918年5月にはリャザンで開かれた労働者・兵士・農民ソビエト第3地方議会に議員として出席した。8月中旬、ソビエト政権保護のために赤衛隊の先頭に立ってバクーへ向い、オスマンのイスラム軍と前線で戦ったが敗北。アストラハンへの避難の途上で社会革命党に捕らえられ、その後処刑された。

その他

リャザンのペルヴォマイスキー大通り(Первомайский проспект)にはペトロフの記念碑が建てられ、またボルゴグラードの大規模な工学企業にも彼の名が付けられている。

関連項目

• 26人のバクー人民委員