サウジカップ
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サウジカップ Saudi Cup | |
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開催国 | サウジアラビア |
主催者 | サウジアラビアジョッキークラブ |
競馬場 | キング・アブドゥルアズィーズ競走馬術広場 |
第1回施行日 | 2020年2月29日 |
2021年の情報 | |
距離 | ダート1800m |
格付け | 国際G1(2022年~) |
賞金 |
1着賞金1000万米ドル(約11億円) 賞金総額2000万米ドル(約21億6000万円) |
出走条件 | サラブレッド北半球産4歳以上、南半球産3歳以上 |
負担重量 | 4歳以上57kg、南半球産3歳53.5kg、牝馬2kg減 |
サウジカップ(アラビア語: كأس السعودية、英語: Saudi Cup[1])は、サウジアラビアのキング・アブドゥルアズィーズ競走馬術広場で開催されている競馬の競走である。距離はダート1800m。賞金総額2000万米ドルを誇る世界最高賞金レースである。
概要
サウジアラビアジョッキークラブが2020年に創設した国際競走。総賞金は2000万米ドルで、施行日はサウジカップデーと称して、本競走を含め8つの競走(6つは国際競走で1つはアラブ馬限定)が行われる。
歴史
- 2020年 - キング・アブドゥルアズィーズ競走馬術広場のダート1800mで創設。初代優勝馬はマキシマムセキュリティ。
- 2021年10月5日-IFHA(国際競馬統括機関連盟)がサウジアラビアの競馬をパートII国に格上げすると発表。これと共に、2022年からサウジカップは国際G1、同日の開催のアンダーカードに含まれるサラブレット系の国際競走を国際G3にそれぞれ格付けされることになった。
優先出走権
チャンピオンズカップ及びペガサスワールドカップの1着馬には優先出走権が与えられる。
サウジカップデー
同日に行われる前座(アンダーカード)レースが実施される。
2021年2月20日(土)サウジカップデー | ||||||
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順 | 競走名 | 格 | 距離 | 条件 | 賞金総額 | 出典 |
1R | The Neom Turf Cup ネオムターフカップ[注 1] |
G3 | 芝2100m | 4歳上 | 1,000,000米ドル | [2] |
2R | stc 1351 Turf Sprint STC1351ターフスプリント |
G3 | 芝1351m | 4歳上 | 1,000,000米ドル | [2] |
3R | The RedSea Turf Handicap レッドシーターフハンデキャップ[注 2] |
G3 | 芝3000m | 4歳上 | 2,500,000米ドル | [2] |
4R | The Jockey Club Local Handicap ジョッキークラブローカルハンデキャップ |
- | ダート1800m | サウジアラビア調教馬限定 4歳上 |
1,000,000米ドル | [2] |
5R | Obaiya Arabian classic オバイヤアラビアンクラシック |
- | ダート2000m | 純血アラブ限定 4歳上 |
2,000,000米ドル | [2] |
6R | The Al Rajhi Bank Saudi Derby アルラジヒ銀行サウジダービー[注 3] |
G3 | ダート1600m | 3歳 | 1,500,000米ドル | [2] |
7R | Saudi Arabian Airlines Riyadh Dirt Sprint サウディアリヤドダートスプリント[注 4] |
G3 | ダート1200m | 3歳上 | 1,500,000米ドル | [2] |
8R | The Saudi Cup サウジカップ |
G1 | ダート1800m | 4歳上 | 20,000,000米ドル | [2] |
※格付けは2022年の開催から。2021年まではサウジアラビア競馬がパートIII国だったので全競走国際格付けは無し。
歴代優勝馬
回数 | 施行日 | 馬名 | 馬齢 | 騎手 | 調教師 | 距離 | タイム | 出典 |
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第1回 | 2020年2月29日 | Maximum Security | 牡4 | Luis Saez | Jason Servis | ダート1800m | 1:50.58 | [RACE 1] |
第2回 | 2021年2月20日 | Mishriff | 牡4 | David Egan | John Gosden | ダート1800m | 1:49.59 | [RACE 2] |
日本調教馬の成績
詳細は「日本調教馬の日本国外への遠征#サウジカップ」を参照
脚注
注釈
- ^ 2020年はMohamed Yousuf Naghi Motors Cup モハメドユスフナギモーターズカップとして開催され、日本からディアドラが出走している(2着)。
- ^ 2020年はLongines Turf Handicap ロンジンターフハンデキャップとして行われた。
- ^ 2020年はSamba Saudi Derby Cup サンバサウジダービーカップとして行われ、日本からフルフラットが出走し優勝している。
- ^ 2020年はSaudia Cup(Saudia Sprint) サウジアカップ(サウジアスプリント)として行われ、日本からマテラスカイが出走している(2着)。
出典
- ^ CNN、2020年3月2日付、Saudi Cup: Maximum Security wins world's richest horse race、2020年3月7日閲覧。
- ^ a b c d e f g h “Saudi Cup”. thesaudicup.com.sa. 2021年2月18日閲覧。
レース結果の出典
- ^ “2020サウジカップ”. JRA-VAN (2020年3月1日). 2020年3月1日閲覧。
- ^ “2021年サウジカップ”. racingpost (2021年2月20日). 2021年2月21日閲覧。