マックフライポテトのソースを表示

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[[File:McDonald's French fries Potato (01).jpg|thumb|right|240px|マックフライポテト（[[2006年]]、[[日本マクドナルド]]）]]
[[ファイル:French fries of McDonald's ltd Japan.jpg|thumb|right|240px|Mサイズのマックフライポテト(2010年、[[日本]]国内にて撮影)]]
'''マックフライポテト'''<!--英名ではないためコメントアウト（'''McFriedPotato'''）-->（[[アメリカ合衆国|米]]：World Famous Fries<ref>[[米国]]向けサイト：[https://www.mcdonalds.com/us/en-us/product/small-french-fries.html Small Size World Famous Fries]（英語、[[マクドナルド]]、2023年12月25日閲覧）、[[アメリカ]]の[[登録商標]]</ref> <ref group="注釈">[[英語圏]]では、この名称で呼ぶ人は少なく、[[フライドポテト]]の[[普通名詞]] French fries（[[フレンチフライ]]）や単にfriesで通用する。各国・地域の英語版ウェブサイトの表記もそれらの場合がある。</ref>、[[イギリス|英]]：McDonald's Fries<ref>[[英国]]向けサイト：[https://www.mcdonalds.com/gb/en-gb/product/fries-medium.html McDonald's Fries - Saver Menu]（2023年12月25日閲覧）</ref>、[[エジプト]]等の[[英語]]：McFries<ref>[[エジプト]]向けサイト[[英語]]版：[https://www.mcdonalds.eg/eat/menu/item/mcfries- McFries | McDonald's Egypt]（英語、2023年12月28日閲覧）、エジプトの登録商標</ref> <ref>[[日本マクドナルド]]注文端末での英語表記。2023年12月確認。</ref>、[[日本|日]]：McFry<ref>[[日本]]向けサイト：[https://www.mcdonalds.co.jp/en/products/2010/ McFry | Menu | マクドナルド公式]（英語、[[日本マクドナルド]]、2023年12月25日閲覧）</ref>）は、[[ファーストフード]][[チェーン店|チェーン]]の[[マクドナルド]]が販売している[[フライドポテト]]である。

== 概要 ==
[[サイドメニュー]]に位置するが、[[マクドナルド]]の中では主力商品である。

通常[[日本]]の店舗では、[[朝マック]]と称する[[朝食]]メニューの時間帯（午前5時から午前10時30分）を除いて、S・M・Lの3種類のサイズで提供される。原材料に[[アメリカ合衆国]]（一部[[カナダ]]産<ref group="注釈">公式ページの「よくあるご質問」にて記載。</ref><ref name="qa-potato">{{Cite web|和書|url=https://www.mcdonalds.co.jp/cservice/list.potato/|title=よくあるご質問 ポテトについて|accessdate=2020-08-11|publisher=マクドナルド|language=ja}}</ref>）の[[ジャガイモ]]、[[アレルギー]]情報として[[牛肉]]、[[大豆]]も使用されている<ref group="注釈">アレルギー情報は2020年8月3日時点の情報である。</ref><ref name="mcfriedpotato">{{Cite web|和書|url=https://www.mcdonalds.co.jp/products/2010/|title=マックフライポテト|accessdate=2020-08-11|publisher=マクドナルド|language=ja}}</ref>。ジャガイモは[[ルーサー・バーバンク|ラセットバーバンク]]などの北米産品種を使用しているが、これはカットしても一定以上のサイズになるだけ十分大きく、揚げた時の舌触りもよいなどマクドナルドのグローバルな品質基準を満たすためであり、またマクドナルドの膨大な販売量を賄える数少ない産地であるためである<ref name="netolabo">{{Cite web|和書|url=https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2201/14/news161.html|title=マクドナルドはなぜ国産じゃがいもを使わない？　ポテト販売休止でTwitterに流れるウワサ、真相を取材した|work=ねとらぼ|date=2022-01-14|accessdate=2022-02-04}}</ref>。

また、夜マックメニューの時間帯限定で、マックフライポテトのLサイズと[[チキンマックナゲット]]10個入りのサイドセット「ポテナゲ大」<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.mcdonalds.co.jp/products/2060/|title=ポテナゲ大|accessdate=2020-08-11|publisher=マクドナルド|language=ja}}</ref>、マックフライポテトのLサイズが2つとチキンマックナゲット15個入りのサイドセット「ポテナゲ特大」<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.mcdonalds.co.jp/products/2070/|title=ポテナゲ特大|accessdate=2020-08-11|publisher=マクドナルド|language=ja}}</ref>が販売される。

原材料のジャガイモは工場で洗浄カットし基準に満たない小さいものは、篩で取り除かれる。工場では余分な糖分を取り除くために素揚げをして揚げたときの色を均一になるするようにしポテトを急速冷凍している<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.mcdonalds.co.jp/scale_for_good/our_food/safety/factory/potato/|title=食材の道のり ポテト篇|accessdate=2020-08-11|publisher=マクドナルド|language=ja}}</ref>。店舗では揚げる直前まで、専用冷凍庫で保存されている。[[ヘット|牛脂]]と[[パーム油]]を配合した油<ref name="qa-potato" />で揚げたポテトにはソルトディスペンサーにより一定量の[[塩]]がふられる。日本の場合、検疫により生のジャガイモは輸入不可であり、また品質保持の観点からも、北米でカット・素揚げした冷凍加工品を輸入し、店舗で最終的な調理をしている<ref name="agora">{{Cite web|和書|url=https://agora-web.jp/archives/2054839.html|title=マックフライポテトに国産じゃがいもを使わない理由|work=アゴラ|date=2022-01-27|accessdate=2022-02-04}}</ref>。

=== 一部サイズの販売休止 ===

==== 2014年 ====
ジャガイモの原産国であるアメリカ合衆国で労使交渉の長期化により、原材料の安定的な調達が難しくなったため、[[日本マクドナルド]]は[[2014年]][[12月17日]]からSサイズ以外の販売を休止<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.mcd-holdings.co.jp/news/2014/release-141215a.html|title=アメリカ西海岸 港湾労使交渉の長期化の影響による、 「マックフライポテト」および ポテトを含むセット商品の販売内容変更について|accessdate=2018-02-20|publisher=マクドナルド|date=2014-12-15|language=ja}}</ref>、[[2015年]][[1月5日]]から全サイズの販売を再開した<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.mcd-holdings.co.jp/news/2014/release-141226c.html|title=2015年1月5日（月）より 「マックフライポテト」全サイズでの販売を再開 ポテトを含むセット商品も通常販売へ|accessdate=2020-08-11|publisher=マクドナルド|date=2014-12-26|language=ja}}</ref>。

==== 2021年 ====
[[2021年]]においても、船便の経由地であるカナダ・[[バンクーバー港]]近郊の大規模な[[水害]]や[[SARSコロナウイルス2|新型コロナウイルス]]による世界的な[[物流]]網への混乱の影響に伴う、輸入遅延の発生で安定的な調達が難しくなることから、[[12月24日]]から[[12月30日|同月30日]]まで、セットメニューを含むSサイズのみの販売<ref group="注釈">「バリューセット」「バリューランチ」のサイドメニューを「マックフライポテト」で注文の場合、セット価格から50円引きの上、Sサイズで販売。</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://www.mcdonalds.co.jp/company/news/2021/1221a/|title=　北米からのポテトの輸入遅延に伴う　「マックフライポテト®」MおよびLサイズの一時販売制限について　～ 全国の店舗でSサイズのみ販売します ～|accessdate=2021-12-30|publisher=マクドナルド|date=2021-12-21|language=ja}}</ref>、および「ポテナゲ大」「ポテナゲ特大」が販売休止となった<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.mcdonalds.co.jp/media_library/13066/file.pdf|title=「マックフライポテト」 Sサイズのみ販売のお知らせ 12/24(金)〜12/30(木)予定|accessdate=2021-12-21|publisher=マクドナルド|date=2021-12-21|language=ja}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://www.sankei.com/article/20211221-PULJFXO5TROBFKP26AVCVPTW4Y/|title=フライドポテトの販売制限　マクドナルド、輸入遅延で|publisher=産経ニュース|date=2021-12-21|accessdate=2021-12-21}}</ref>。Sサイズ以外のポテト販売停止となる前日の[[12月23日]]にはポテトを食べ納めしようとする駆け込みで行列となる店舗も発生した<ref>{{Cite web|和書|title=マックポテト 駆け込み行列 M・Lサイズは“食べ納め”|url=https://www.fnn.jp/articles/-/289799|website=FNNプライムオンライン|accessdate=2021-12-31|author=フジテレビ|date=2021-12-23}}</ref>。

その後、一時販売休止による温存に加えて、アメリカの物流会社「[[フレックスポート]]」がジャガイモ輸送のための航空便を緊急手配したことなどによる代替対応により通常販売が可能となる目途が立ったため、予定通り[[12月31日]]10時30分から、「マックフライポテト」全サイズでの販売、およびセットメニューを含む影響を受けた全メニューでの販売を再開した<ref>{{Cite web|和書|title=フライドポテト不足に救世主、米物流会社がジャンボ３機で緊急空輸|url=https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-12-29/R4UYGSDWX2PX01|website=Bloomberg.com|accessdate=2021-12-31|date=2021-12-29}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://www.mcdonalds.co.jp/company/news/2021/1230a/|title=　12月31日(金)午前10時30分より　「マックフライポテト®」MおよびLサイズの販売を再開　～ポテトを含むセットメニューも通常販売へ～|accessdate=2021-12-30|publisher=マクドナルド|date=2021-12-30|language=ja}}</ref>。

==== 2022年 ====
前年（2021年）[[大晦日]]の販売再開後も輸入遅延が続いていることに加え、バンクーバーにおける貨物の滞留や雪の影響による混乱、航路上での悪天候など不測の事態が重なり、[[2022年]]1月上旬から中旬にかけて予定していた船便の到着にさらなる遅れが生じている状況となり、当面の在庫を十分確保するため、[[1月9日]]より1か月程度を目途に、2021年と同様の措置としてセットメニューを含むSサイズのみの販売<ref group="注釈">「バリューセット」「バリューランチ」のサイドメニューを「マックフライポテト」で注文の場合、セット価格から50円引きの上、Sサイズで販売、および夜マックの「ポテナゲ大」「ポテナゲ特大」の販売休止。</ref>となる<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.mcdonalds.co.jp/company/news/2022/0107a/|title=北米からのポテトの輸入遅延に伴う　一時的な「マックフライポテト®」Sサイズのみの販売について　～2022年1月9日(日)より1か月程度～　|accessdate=2022-01-07|publisher=マクドナルド|date=2022-01-07|language=ja}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://www.mcdonalds.co.jp/media_library/13270/file.pdf|title=「マックフライポテト®」　Sサイズのみ販売のお知らせ　1/9(日)より、1か月程度　|accessdate=2022-01-07|publisher=マクドナルド|date=2022-01-07|language=ja}}</ref>。

その後、新たな流通経路の手配などにより、通常販売のめどが立ったため、2月7日10時30分からセットメニューを含む全サイズの販売を再開することを同月4日に発表した<ref>{{Cite web|和書|title=2月7日(月)午前10時30分より 「マックフライポテト®」全サイズでの販売を再開 ～ポテトを含むセットメニューも通常販売へ～ |url=https://www.mcdonalds.co.jp/company/news/2022/0204a/ |website=日本マクドナルド株式会社 |accessdate=2022-02-04 |date=2022-02-04}}</ref><ref>{{Cite web|和書|title=ポテト全サイズの販売再開 マクドナルド、７日から |url=https://web.archive.org/web/20220204025447/https://www.jiji.com/jc/article?k=2022020400609&g=eco |website=時事通信 |accessdate=2022-02-04 |date=2022-02-04}}</ref>。

なお、マックフライポテトを巡っては[[マレーシア]]や[[インドネシア]]でも日本と同様の理由でポテトのサイズを制限した上で販売しているほか、[[台湾]]でも[[ハッシュドポテト|ハッシュポテト]]が品切れになる店舗が発生していることをそれぞれの現地法人が発表している<ref>{{Cite web|和書|title=マクドナルド、マレーシアでもポテト不足 |url=https://www.afpbb.com/articles/-/3387413 |website=AFP通信 |accessdate=2022-01-29 |date=2022-01-28}}</ref><ref>{{Cite web|和書|title=「マックポテト」Lの販売制限 東南アジアでも 世界的な物流網の混乱影響 |url=https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000243776.html |website=テレビ朝日 |accessdate=2022-02-04 |date=2022-02-03}}</ref>。

== 脚注 ==
=== 注釈 ===
{{Reflist|group="注釈"}}

=== 出典 ===
{{Reflist}}

== 外部リンク ==
* [https://www.mcdonalds.co.jp/products/2020/ マックフライポテト]

{{Commonscat|McDonald's products - French fries}}
{{Food-stub}}
{{McDonald's}}
{{デフォルトソート:まつくふらいほてと}}

[[Category:マクドナルドの商品名]]
[[Category:フライドポテト]]
[[en:List of McDonald's products#Fries]]