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ユミルは[[巨人]]を産みだし、その巨人達は非常に乱暴で神々と常に対立していた。あるとき神の一人がユミルと同じ原初の巨人の女ボル(ブル)と結婚し、[[オーディン]]、[[ヴィリ]]、[[ヴェー]]の三神が生まれた。そして巨人の王となっていたユミルはこの三神に倒された。 |
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この時、ユミルから流れ出た血により巨人の多くは死んでしまった。 |
この時、ユミルから流れ出た血により巨人の多くは死んでしまった。 |
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2007年3月23日 (金) 16:42時点における版
ユミルとは、
ユミル(イミル,イーミル,Ymir)とは北欧神話『スノッリのエッダ』に出てくる原初の巨人。 ムスペルヘイムの熱とニヴルヘイムの寒気がまじわったところで生まれ、原初の牛アウドゥムラの乳を飲んでいた。
ユミルは巨人を産みだし、その巨人達は非常に乱暴で神々と常に対立していた。あるとき神の一人がユミルと同じ原初の巨人の女ボル(ブル)と結婚し、オーディン、ヴィリ、ヴェーの三神が生まれた。そして巨人の王となっていたユミルはこの三神に倒された。 この時、ユミルから流れ出た血により巨人の多くは死んでしまった。
三神はユミルを解体し、血から海や川を、身体から大地を、骨から山を、歯と骨から岩石を、髪の毛から草花を、睫毛からミズガルズを囲う防壁を、頭蓋骨から天を造り、アウストリー、ベストリ、スズリ、ノルズリに支えさせ、脳髄から雲を造り、残りの腐った体に湧いた蛆に人型と知性を与えて妖精に変えた。