ユミル
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ユミルとは、
ユミルまたはイミルとは北欧神話『スノッリのエッダ』に出てくる原初の巨人。ムスペルヘイムの熱とニヴルヘイムの寒気がまじわったところで生まれた。原初の牛アウドゥムラの乳を飲んでいた。
同じ原初の巨人であるボル(ブル)から生まれたオーディン、ヴィーリ、ロキ の兄弟の神々に殺され、ユミルの体から世界が創られた。 三神はユミルを解体し、血から海や川を、身体から大地を、骨から山を、歯と骨から岩石を、髪の毛から草花を、頭蓋骨から天を造り、アウストリー、ベストリ、スズリ、ノルズリに支えさせ、脳髄から雲を造った。 残りの腐った体から妖精達が生まれた。
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