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アイゾ語

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
アイゾ語

コタフォン語

グベシ語
話される国 ベナン
話者数 400,000
言語系統
言語コード
ISO 639-3 各種:
ayb — アイゾ語
kqk — コタフォン語
gbs — グベシ語
Glottolog ayiz1245  アイゾ語[1]
kota1272  コタフォン語[2]
gbes1238  グベシ語[3]
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アイゾ諸語(Ayizɔ)は、ベナンで話されるグベ語群言語である。アイゾ語、コタファン語、グベシ語が含まれる。

分布

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アイゾ諸語はベナンのモノ川周辺、アトランティック県クッフォ県モノ県ウェメ県や、ズー県の一部で話される。

言語学的分類

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アイゾ諸語は、グベ語群の一群であるフラ・フェラ語英語: Phla–Pherá languagesに分類される。アイゾ諸語には以下の言語が含まれる。

  • アイゾ語
  • コタフォン語
  • グベシ語

サクスエ語は、以前はアイゾ諸語として分類されていた。

また、アイゾ諸語はアイゾ・コタフォン・グベシ語とも呼ばれ、アイゾ語と区別される。

表記

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アイゾ語の文字は、ラテン文字を基に、Ɖ/ɖ、Ɛ/ɛ、Ɔ/ɔや、gb、hw、kp、ny、xwの二重音字が加わる。

Ayizo alphabet
a b c d ɖ e ɛ f g gb h hw i j k kp l m n ny o ɔ p r s t u v w x xw y z
音素

(国際音声記号)

a b t͡ɕ d ɖ e ɛ f ɡ ɡb ɣ ɣʷ i d͡ʑ k kp l m n ɲ o ɔ p r s t u v w x j z

声調表記

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声調は以下のように表記される。

声調は、参考図書では必ず表記されるが、他の文章では必ずしも表記される訳ではない。声調表記は音素であり、実際の発音は音節によって異なる場合がある。

参考文献

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  1. ^ Hammarström, Harald; Forkel, Robert; Haspelmath, Martin et al., eds (2016). “Ayizo Gbe”. Glottolog 2.7. Jena: Max Planck Institute for the Science of Human History. http://glottolog.org/resource/languoid/id/ayiz1245 
  2. ^ Hammarström, Harald; Forkel, Robert; Haspelmath, Martin et al., eds (2016). “Kotafon Gbe”. Glottolog 2.7. Jena: Max Planck Institute for the Science of Human History. http://glottolog.org/resource/languoid/id/kota1272 
  3. ^ Hammarström, Harald; Forkel, Robert; Haspelmath, Martin et al., eds (2016). “Gbesi Gbe”. Glottolog 2.7. Jena: Max Planck Institute for the Science of Human History. http://glottolog.org/resource/languoid/id/gbes1238