トクマルシューゴ
トクマルシューゴ | |
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基本情報 | |
別名 | Shugo Tokumaru |
生誕 | 1980年5月29日(44歳) |
出身地 | 東京都 |
ジャンル |
インディー・ロック インディー・ポップ インディー・フォーク |
職業 | ミュージシャン |
担当楽器 |
ボーカル ギター 玩具 |
活動期間 | 2004年 - 現在 |
レーベル |
P-VINE RECORDS ポリバイナル・レコーズ[1] Music Related Compare Notes Active Suspension Lil' Chief StarTime International |
共同作業者 |
イトケン 田中馨 岸田佳也 ユミコ シャンソンシゲル GELLERS |
公式サイト | http://www.shugotokumaru.com |
トクマル シューゴ(1980年5月29日 - )は、日本のミュージシャンである。東京都出身。アマチュア無線4級。
アコースティックギターを中心に、様々な楽器や、玩具などの非楽器を演奏し、多重録音による実験的なポップミュージックを生み出すことで知られる。
人物と作品
[編集]2004年にニューヨークのインディーズレーベル・Music Relatedより宅録により制作されたファーストアルバム『Night Piece』をリリース。本アルバムは日本語歌詞であるにもかかわらずWIRE誌、ローリング・ストーン誌などに採り上げられる。また、辛口なレビューで知られ、インディーシーンに絶大な影響力を持つ音楽情報サイト、Pitchforkのレビューにおいても8.6/10という大変な高評価を得る。
2005年にセカンドアルバム『L.S.T.』をリリース。翌年には、ヨーロッパやニュージーランドでも相次いでリリースされ、フランスとスペインと北欧を回る初のヨーロッパ・ツアーを行った。
2007年にサードアルバム『EXIT』をリリース。本作はティーンエイジ・ファンクラブのノーマン・ブレイクなど海外のミュージシャンからも賞賛され、商業的にも成功を収めた。
2008年、FUJI ROCK FESTIVAL、みやこ音楽祭、NANO-MUGEN FES.に出演。2009年、SUMMER SONIC、ROCK IN JAPAN FESTIVAL、朝霧JAM、ROSKILDE FESTIVALに出演。同年、ニューズウィーク誌が特集した「世界が尊敬する日本人100人」に選出された。
2010年4月、4thアルバム『Port Entropy』をリリース。全国13カ所でツアーを行い全公演が即ソールドアウト。NHK『トップランナー』に出演。
2011年には『Port Entropy』を米ポリバイナル・レコーズよりリリース。ヨーロッパ、アジア、オーストラリアなど海外ツアーも敢行。 自身が主催するTONOFONを立ち上げフェスを開催。FUJI ROCK FESTIVAL WHITE STAGEに出演[2]。
2012年、TONOFONよりDVD『TONOFON FESTIVAL & SOLO 2011』をリリース。
また、楽曲「Clocca」がバンクーバーオリンピックのスポット広告「Olympic Spirit」に起用された他、SONY、無印良品、進研ゼミ、森永製菓など、国内外の多くのCMで既存の楽曲やオリジナル曲が使用されている。
ライブ活動も盛んに行っており、ソロや、トクマルシューゴをフロントに据えた5人のメンバーで様々な楽器を駆使した演奏を披露する。 GELLERSというロックバンドにも在籍。
作品
[編集]アルバム
[編集]タイトル | レーベル | 発売日 | |
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CD-R Demo | Fragment | 非売品 | 2003年 |
1st Album | Night Piece | Music Related、Compare Notes | 2004年8月20日 |
2nd Album | L・S・T | Compare Notes、Active Suspension | 2005年8月25日 |
3rd Album | EXIT | Pヴァイン、StarTime International | 2007年10月19日 |
1st Mini Album | Rum Hee | Pヴァイン | 2009年4月2日 |
4th Album | Port Entropy | Pヴァイン、ポリバイナル・レコーズ | 2010年4月21日 |
5th Album | In Focus? | Pヴァイン、ポリバイナル、High Note、Pastel Music[3] | 2012年11月7日 |
6th Album | TOSS | Pヴァイン、ポリバイナル、High Note | 2016年10月12日 |
7th Album | Song Symbiosis | TONOFON | 2024年7月17日[4] |
シングル
[編集]- Vista/Friend(2006年7月18日)(円盤)
配信限定シングル
[編集]- そりすべり(2009年11月25日)
DVD
[編集]- TONOFON FESTIVAL & SOLO 2011(2012年5月16日)(TONOFON)
参加作品(主にRemix)
[編集]- Apartments "Sleeping Bird"『Apremix』(2006)
- Moools "Tournament"『Tournament』(2006)
- David Fenech "Spiderwoman"『Polochon Battle』(2007) ※コラボレーション
- あがた森魚 "赤色エレジー"『赤色エレジーマニア』(2007) ※カバー
- オムニバス "Micro Guitar Music"『極東最前線2』(2008) ※オリジナル曲
- .tape. "With Paul"『Repainted』(2008)
- ユニコーン (バンド) "自転車泥棒"『URMX』(2009)
- I am robot and proud "401 Circuit"『Uphill City Remixes & Collaborations』(2010)
- Deerhoof "Behold a Marvel in the Darkness"『Behold a Marvel in the Darkness / Hey I Can』(2010)
音楽担当
[編集]TV
[編集]- トップランナー(NHK)
- ミミクリーズ(NHK)
- ニャンちゅうワールド放送局(NHK教育テレビ)
- ミュージックビデオ専門/VMC(100%ヒッツ!スペースシャワーTVプラス)(SPACE SHOWER TV)
- 「GRIN・GRIN」(映像:本郷伸明)
テレビドラマ
[編集]- 漫画みたいにいかない(2018年、Hulu・日本テレビ)[5]
- 彼女が成仏できない理由(2020年、NHK総合)
テレビアニメ
[編集]CM
[編集]映画/舞台
[編集]- 「コドモのコドモ」(監督:萩生田宏治)
- 「ちんけさんと大きな女たち」(演出:近藤芳正)
- 「グミ・チョコレート・パイン」 (監督:ケラリーノ・サンドロヴィッチ) ギター録音、手元ダミーで参加
- シアターBRAVA!10周年記念シリーズ つながる音楽劇 麦ふみクーツェ~everything is symphony!!~(東京公演・2015年04月10日-19日、世田谷パブリックシアター 大阪公演・2015年4月23日-26日、シアターBRAVA!) 音響監督として参加
- 「HOMESICK」(監督:廣原暁)
- 「PARKS パークス」(監督:瀬田なつき)
- ミュージカル『わたしは真悟』(2016年12月 - 2017年1月) 阿部海太郎とオープンリールテープレコーダーで演奏
脚注
[編集]- ^ トクマルシューゴ最新作が名門レーベルから北米リリース
- ^ “SHUGO TOKUMARU | FUJIROCK EXPRESS'11|フジロック会場から最新レポートをお届け”. fujirockexpress.net. 2024年8月6日閲覧。
- ^ “トクマルシューゴの最新作が世界でリリース! 「Katachi」MVも公開” (2013年1月26日). 2013年6月28日閲覧。
- ^ “トクマルシューゴ/Song Symbiosis”. tower.jp. 2024年8月6日閲覧。
- ^ “トクマルシューゴ「漫画みたいにいかない。」サントラ、ジャケットはニイルセン”. 音楽ナタリー (ナターシャ). (2018年1月31日) 2018年3月26日閲覧。
- ^ “ちいかわ声優は10歳の青木遥!ハチワレ役は11歳の田中誠人、うさぎ役は小澤亜李”. コミックナタリー (ナターシャ). (2022年2月1日) 2022年2月1日閲覧。
外部リンク
[編集]- SHUGO TOKUMARU
- TONOFON / トノフォン
- Shugo Tokumaru (shugotokumaru) - Facebook
- トクマルシューゴ (@shugotokumaru) - X(旧Twitter)
- トクマルシューゴ (@shugotokumaru) - Instagram
- Shugo Tokumaru - YouTubeチャンネル
- SHUGO TOKUMARU - アーティスト情報 - P-VINE, Inc.
- Shugo Tokumaru - Albums, Songs, and News | Pitchfork