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トニー・クルーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
トニー・クルーズ
Tony Cruz
カージナルス時代(2013年)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 フロリダ州パームビーチ郡ウェストパームビーチ
生年月日 (1986-08-18) 1986年8月18日(38歳)
身長
体重
5' 11" =約180.3 cm
205 lb =約93 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 捕手
プロ入り 2007年 MLBドラフト26巡目
初出場 2011年5月24日 サンディエゴ・パドレス
最終出場 2018年5月26日 コロラド・ロッキーズ
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

アーノルディ・アンソニー・クルーズArnoldi Anthony "Tony" Cruz, 1986年8月18日 - )は、 アメリカ合衆国フロリダ州パームビーチ郡ウェストパームビーチ出身の元プロ野球選手捕手)。右投右打。

経歴

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プロ入りとカージナルス時代

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2007年MLBドラフト26巡目(全体802位)でセントルイス・カージナルスから指名され、プロ入り[要出典]

2011年5月23日ジェラルド・レアードが15日の故障者リスト入りし、それに伴ってメジャーに昇格した[1]。チームには、MLBを代表する名捕手ヤディアー・モリーナが在籍するため、半ば必然的にバックアップ捕手に甘んじる事になるが、以後、長きに渡ってその任を担う事になる[要出典]。この年は38試合に出場し、打率.262・5打点・OPS0.672という打撃成績を記録した[要出典]。守備面では20試合でマスクを被り、無失策DRS - 2という内容だった[要出典]。また、盗塁を4度試みられて2度アウトにした[要出典]。更に、三塁手3試合・一塁手右翼手を各2試合・二塁手1試合を守る器用さも見せた[要出典]

2012年は、モリーナの親族に不幸ごとが起こりプエルトリコに一時帰郷したため、前年より出番が増えて51試合に出場[2]。打撃面では、メジャー初三塁打及び本塁打を記録し、打率.254・1本塁打・11打点という成績を残した[要出典]。守備面では47試合でマスクを被り、2失策・守備率.993・DRS - 2という内容だった[要出典]。また、持ち味の強肩[2]を発揮し、リーグ平均値27%を上回る盗塁阻止率31%を記録した[要出典]

2013年、前年と同等の51試合に出場した。打撃面では不振で、打率.203・1本塁打・13打点という成績に終わった[要出典]。捕手守備は44試合で就き、1失策・守備率.996・DRS - 1・盗塁阻止率33%という成績を残し、全体的に前年より底上げされた[要出典]

2014年は、モリーナが故障者リスト入りした時期があったため、スタメン出場した試合が過去よりも増えて35試合だった[3]。打撃面では、打率が3年連続で低下して.200ちょうどだったが、自己最多の17打点を記録。ポストシーズンでは、リーグチャンピオンシップシリーズのサンフランシスコ・ジャイアンツ戦で相手エースのマディソン・バンガーナーから本塁打も放った[3]。守備では失策を1つに留めたが、DRSや盗塁阻止率は悪化した[要出典]

2015年、キャリアハイの69試合に出場し、打率.204・2本塁打・11打点という成績を残した[要出典]。1シーズンで複数本塁打したのは、キャリア初だった[要出典]。守備では自己最多の51試合でマスクを被り、失策なしと堅実さを見せた一方、DRS( - 4)や盗塁阻止率(15%)等の指標は更に低下した[要出典]

ロイヤルズ時代

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2015年12月2日にマイナー選手1名とのトレードで、カンザスシティ・ロイヤルズへ移籍した[4]

2016年はメジャーでの出番を殆ど与えられず、キャリアワーストの4試合出場に終わった[要出典]。そのため、マイナー(AAA級オマハ・ストームチェイサーズ)での出場が主となり、92試合で打率.264・7本塁打・55打点・2盗塁という成績を記録した[要出典]。オフの11月18日DFAとなり、23日に自由契約となった[5]

パドレス傘下時代

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2017年2月7日サンディエゴ・パドレスとマイナー契約を結び、スプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[5]。この年はメジャーでの出場は無く、一年間傘下のAAA級エル・パソ・チワワズでプレーし、51試合に出場して打率.280・7本塁打・27打点の成績を残した。オフの11月6日FAとなった[5]

レッズ時代

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2017年12月19日シンシナティ・レッズとマイナー契約を結び、2018年のスプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[5]

2018年の開幕は傘下のAAA級ルイビル・バッツで迎えた。デビン・メソラコニューヨーク・メッツへのトレード移籍に伴い、5月8日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[6]6月21日に自由契約となった[7]

詳細情報

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年度別打撃成績

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O
P
S
2011 STL 38 72 65 8 17 5 0 0 22 6 0 1 0 0 6 1 1 13 1 .262 .333 .338 .672
2012 51 131 126 11 32 9 1 1 46 11 0 1 0 2 3 0 0 19 4 .254 .267 .365 .632
2013 51 129 123 13 25 6 1 1 36 13 0 0 0 0 4 1 2 25 7 .203 .240 .293 .533
2014 50 150 135 11 27 5 0 1 35 17 0 3 2 0 13 1 0 28 6 .200 .270 .259 .530
2015 69 151 142 6 29 7 1 2 44 11 0 0 2 1 6 0 0 32 6 .204 .235 .310 .545
2016 KC 4 5 4 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 1 0 0 0 3 0 .000 .000 .000 .000
2018 CIN 9 26 26 2 4 1 0 1 8 2 0 0 0 0 0 0 0 11 4 .154 .154 .308 .462
通算:7年 272 664 621 51 134 33 3 6 191 61 0 5 4 4 32 3 3 131 28 .216 .256 .308 .564

背番号

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  • 48(2011年 - 2015年)
  • 7(2016年)
  • 17(2018年)

脚注

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  1. ^ Laird headed DL
  2. ^ a b 友成那智、村上雅則『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2013』廣済堂出版、2013年、360頁頁。ISBN 978-4-331-51711-6 
  3. ^ a b 友成那智、村上雅則『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2015』廣済堂出版、2015年、344頁頁。ISBN 978-4-331-51921-9 
  4. ^ Jeffrey Flanagan (2015年12月2日). “Royals acquire catcher Cruz from Cardinals” (英語). MLB.com. 2015年12月25日閲覧。
  5. ^ a b c d MLB公式プロフィール参照。2018年5月10日閲覧。
  6. ^ Mark Sheldon (2018年5月9日). “Riggleman: Harvey to get clean slate with Reds” (英語). MLB.com. 2018年5月10日閲覧。
  7. ^ Brian Scott Rippee (2018年6月21日). “Schebler to bereavement list; Peralta sent down” (英語). MLB.com. 2018年6月22日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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