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パンチャー (自転車競技)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

自転車競技ロードレースにおけるパンチャー (: Puncheur) とは、距離の短い上り坂で強力なアタック能力をもち、他の選手を引き離す選手である[1]

この名称が用いられ始めたのは2008年頃からであるため、これ以前の選手については他の区分に入れられている事が多い。

特徴

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このタイプの選手は、本格的山岳ステージの距離の長い登りではクライマー、平坦の速度ではスプリンターには及ばないが[1]、短い登りでの勝負では名前の通り「パンチ力」のあるアタックを仕掛け両者を置き去りにすることができる。クラシックやワンデイレースにしばしば見られる「丘をいくつも越えてゴール」や「短距離の激坂を登ってゴール」というコースで力を発揮する。

この他、積極的に逃げやアタックを試みる選手は「パンチャー」とされることが多い。

代表的な選手

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現役選手

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引退した選手

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脚注

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  1. ^ a b 『2024サイクルロードレース選手名鑑』八重洲出版、2024年、56頁。

関連項目

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