マサラ
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マサラ(ヒンディー語: मसाला、masālā、マサーラー)は南アジアの料理における用語で、様々な香辛料を粉状にして混ぜ合わせた物を指す[1]。様々な料理用のマサラが存在する。
このマサラは他国でも販売されており、様々な料理に使用される事がある。
マサラの種類
[編集]種類は多数存在する。いくつかの例を示す。
- ガラムマサラ
- 干した香辛料を混ぜ合わせたもので、基本的なマサラとされている。
- カルダモン・マサラ、コリアンダー・マサラ、チャナ(ヒヨコマメ)・マサラ
- 一つの香辛料の風味を強調したもの。
- チャート・マサラ Chaat masala चाट मसाला
- 上に同じく一つの香辛料の風味を強調したもので、ミントを配合するため特に塩気が強いとされている。普段、生野菜(主にキュウリやニンジン等のスティック野菜)に少量振りかけて食すためにある[2]。
なお、基本的には伝統的なインド料理でのマサラは、各家庭、各料理店において、主婦・料理人が配合するものである。イギリスにおいてカレーの材料として、マサラを予め混合して市販したものが、カレー粉のルーツともされている。
→詳細は「カレー粉」を参照
現在ではインドに逆輸出され、インドでもカレー粉や予め混合済みのマサラを用いるようになったが、インスタント食品的な位置づけである。