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ミッキーマウス・マーチ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Mickey Mouse Club March
ドナルドダックジミニー・クリケットミッキーマウス、メリー・マウスケティアーズシングル
A面 Mickey Mouse Club March
The Mouseketeers' March
B面 Monday Through Friday Songs
リリース
ジャンル 子供向け楽曲
レーベル AM-PAR
作詞・作曲 ジミー・ドッド英語版
ミッキーマウス・クラブ英語版 年表
Mickey Mouse Club March/The Mouseketeers' March
(DBR-50/1955年)
Fun With Music, Volume I
(DBR-51/1955年)
試聴
Mickey Mouse March - YouTube(1955年オリジナル版、ユニバーサルミュージック提供YouTubeアートトラック)
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メディア外部リンク
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音楽・音声
Mickey Mouse March - YouTube(アルバム『Mickey Mouse And His Friends』収録版、ユニバーサルミュージック提供YouTubeアートトラック)
MICKEY MOUSE MARCH (EUROBEAT VERSION FULL Version) - YouTube(歌:DOMINO、avex trax提供YouTubeアートトラック)
ミッキーマウス・マーチ - YouTube(日本語版、歌:山野さと子、日本コロムビア提供YouTubeアートトラック)
映像
ミッキーマウス・マーチ - YouTube(日本語版、おうちやすゆきの日本語詞、間庭小枝の日本の歌事典)

ミッキーマウス・クラブ・マーチ」(原題:Mickey Mouse Club March)は、作詞・作曲:ジミー・ドッド英語版の歌。ディズニーキャラクターミッキーマウス』のテーマソング。通称『ミッキーマウス・マーチ』(Mickey Mouse March)、『ミッキーマウス行進曲』。

歴史

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元は、1955年から1960年にかけてアメリカABCで放送されていた子供向けテレビ番組ミッキーマウス・クラブ英語版』のオープニングテーマとして起用されたのが始まりである[1]。1955年にAM-PARから本楽曲と「The Mouseketeers' March」「Monday Through Friday Songs」を収録したシングルが発売された。オリジナルの歌唱はメリー・マウスケティアーズ(The Merry Mouseketeers。『ミッキーマウス・クラブ』出演者の総称。別名「マウスケティアーズ(The Mouseketeers)」)による。また、日本で1959年から放送された『ミッキーマウス・クラブ』でもテーマ曲として使用された。

以来、ミッキーのテーマソングとして定着し、今日まで多くのディズニー作品や関連メディア、世界中のディズニーパーク等で使用されてきた。

小さな世界」「星に願いを」と並んで、ディズニーを象徴する代表的な歌として広く知られている。

カバー

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ジュリー・ロンドンエルヴィス・プレスリーキャプテン・ジャックアンドリューW.K.、「ドミノ」の芸名で活動したユーロビート歌手アレッサンドラ・ミルカ・ガッティ英語版など多くの著名なアーティストによりカバーされている。

日本においては、1959年に日本版『ミッキーマウス・クラブ』の主題歌として「ミッキーマウス行進曲」の邦題で植井順による日本語訳詞、冨田勲の編曲、久保木幸子と上高田少年合唱団の歌で歌唱された[2]。その後はさざなみけんじによる日本語訳詞で倍賞千恵子[3]小鳩くるみ[4]、稲岡紅二[5]、「宗大春男 & 休憩バンド、Vocal:わんぱく合唱団」[6]東京荒川少年少女合唱隊[7]、「こおろぎ'73森の木児童合唱団[8]、「山野さと子橋本潮瀧本瞳[9]、井上かおり[10]キューティー★マミー[11]、「神谷浩史鈴村健一福山潤櫻井孝宏杉田智和緑川光森川智之関智一入野自由山寺宏一[12]NHK東京児童合唱団[13]、「石川界人上村祐翔江口拓也小野賢章佐藤拓也武内駿輔畠中祐羽多野渉花江夏樹日野聡前野智昭山下大輝[14]らにカバーされたほか、おうちやすゆきなど他の日本語訳詞もあり、童謡として盛んに歌われている。ただし、ユニバーサルミュージックにおける2018年10月1日以降に発売されるウォルト・ディズニー・レコードの音楽ソフトの販売を開始した時は、日本語訳詞のカバー曲が出されていないが、同年12月12日再発売のCD『ディズニー・ベスト 日本語版』(ユニバーサルミュージック UWCD-8159/60)に収録された。

歌詞

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ミッキーを象徴する歌だけに、彼の名前が連呼されているのが特徴。原語版では彼の名前のスペル(M・I・C・K・E・Y・M・O・U・S・E)を一文字ずつ読み上げる形で歌うが、さざなみによる日本語訳詞ではそのまま「ミッキーマウス」と呼ぶ。1998年の『第49回NHK紅白歌合戦』で西田ひかるが日本語で歌唱した際には、原語版同様に「M・I・C・K・E・Y・M・O・U・S・E」を一文字ずつ読み上げる形で歌った。

また、一部の歌詞では「Donald Duck!」と合いの手を入れる部分があるが、これは当初『ミッキーマウス・クラブ』のオープニングで、この部分でドナルドダックがシンバルで耳を塞ぎながら自分の名前を叫んでいた事に由来する。なお、すべて「ミッキーマウス!」に変更されているバージョンも存在する[15]

使用

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脚註

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  1. ^ Mickey Mouse Club March - Disney Wiki
  2. ^ 『ミッキーマウス・クラブ』スポンサーの味の素による宣伝用レコード(日本コロムビア PRE-1048)が存在する。B面は松田トシの歌による「ミッキーマウスの結婚式」。
  3. ^ 編曲:小川寛興。1971年発売のLP『ディズニーの楽しいおとぎの世界』(キングレコード/ディズニーランドレコード SKK(D.H)2007〜8)に収録。
  4. ^ 編曲:越部信義。1974年発売のLP『ディズニーランドの小鳩くるみ ディズニー映画主題歌集』(ビクターエンタテインメント JBX-45)に収録。
  5. ^ 曲名は「ミッキー・マウス・クラブ」。さざなみによる日本語訳詞に加え、岡田冨美子による新たな日本語歌詞が追加されている。編曲:治美平。1979年発売のシングル「ミッキー・マウス・クラブ/たった5秒で忘れそう」(CBS・ソニー 06SH578)に収録。
  6. ^ 曲名は「ぼくらのミッキー・マウス」。1979年発売のQ.K-BAND、Vocal:Yvonne Dacostaのシングル「DISCO MICKEY MOUSE」(キングレコード/ディズニーランド・レコード GK-296)のB面に収録。
  7. ^ 1991年発売のCD『ミッキーマウス・マーチがいっぱい』(ポニーキャニオン PCCW-00037)などに収録。
  8. ^ 1987年発売のCD『ディズニー映画名作主題歌集』(日本コロムビア 30CC-1627)に収録。
  9. ^ コーラス:こおろぎ'73、森の木児童合唱団。(日本コロムビア)
  10. ^ コーラス:トウィンクルズ。(キングレコード)
  11. ^ さざなみによる日本語訳詞と英語原詞で歌唱。曲名は「ミッキーマウス・マーチ (ファミリー・パラパラ・ヴァージョン)」。2005年にシングル(エイベックス AVCW-12474)として発売。
  12. ^ 2012年発売のCD『ディズニー・デート 〜声の王子様〜 Standard Edition』(エイベックス AVCW-12871)に収録。
  13. ^ 2016年発売のCD『ディズニー・コーラス・コレクション 〜チルドレン』(エイベックス AVCW-63139)に収録。
  14. ^ 曲名は「ミッキーマウス・マーチ(オールスターver.)」。2018年発売のCD『Disney 声の王子様 Voice Stars Dream Selection』(エイベックス AVCW-63296)に収録。
  15. ^ 1968年発売のLP『Walt Disney's Mickey Mouse And His Friends』(『Mickey Mouse And His Friends』)などに収録されている。また、さざなみによる日本語訳詞でもそうなっている。
  16. ^ 「世界の論調 ミッキー再登場 うけるかな?」『読売新聞』1975年2月6日付朝刊、7面。(『ニューヨーク・タイムズ』1975年2月1日付)『読売新聞』の記事では映画タイトルは『幸せな女たらしの生活』と訳されている。