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七進法

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

七進法(ななしんほう)とは、7(てい)とし、底およびそのを基準にして数を表す方法である。

記数法

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七進記数法とは、7 を底とする位取り記数法である。

四則演算表

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七進一桁同士の計算が理解できていれば、十進法ではよく見知った筆算などはすべて同様の仕方で計算できることが分かるはずである[1]

加法表
0 1 2 3 4 5 6
0 00 1 2 3 4 5 6
1 1 2 3 4 5 6 10
2 2 3 4 5 6 10 11
3 3 4 5 6 10 11 12
4 4 5 6 10 11 12 13
5 5 6 10 11 12 13 14
6 6 10 11 12 13 14 15
乗法表
× 0 1 2 3 4 5 6
0 00 0 0 0 0 0 0
1 0 01 2 3 4 5 6
2 0 2 4 6 11 13 15
3 0 3 6 12 15 21 24
4 0 4 11 15 22 26 33
5 0 5 13 21 26 34 42
6 0 6 15 24 33 42 51

命数法

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七進命数法とは、7 を底とする命数法である。

単位系

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    • 曜日は、週の最初が何曜日かについて統一されておらず、週と組み合わせて日付を特定するにはISO_8601#年と週と曜日のように最初の週と最初の曜日を規約として定める必要がある。
  • 中陰法要 - インドの仏教では7日ごと、あるいは7週ごとに死者が次の生へと段階を踏んでいく考え方があり、死後7日ごと、7回供養を行う。この7回目すなわち七七日には忌明けとなり、死者が生まれ変わるとされている。
  • オクターブ - 七音音階において音程を1単位とみなした場合。

脚注

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  1. ^ 大石, 彰『リフレッシュ数学 ―高校数学から大学数学へ―』オーム社、2012年。ISBN 9784274211652  13頁, §1.1 例9.

関連項目

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