両河内村
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りょうごうちむら 両河内村 | |
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廃止日 | 1961年6月29日 |
廃止理由 |
編入合併 袖師町、興津町、小島村、両河内村、庵原村 → 清水市 |
現在の自治体 | 静岡市 |
廃止時点のデータ | |
国 | 日本 |
地方 | 中部地方、東海地方 |
都道府県 | 静岡県 |
郡 | 庵原郡 |
市町村コード | なし(導入前に廃止) |
総人口 |
6,416人 (1960年) |
隣接自治体 |
静岡県静岡市、庵原郡庵原村、小島村、安倍郡大河内村 山梨県南巨摩郡富沢町 |
両河内村役場 | |
所在地 | 静岡県庵原郡両河内村大字和田島 |
座標 | 北緯35度06分36秒 東経138度28分38秒 / 北緯35.10997度 東経138.47725度座標: 北緯35度06分36秒 東経138度28分38秒 / 北緯35.10997度 東経138.47725度 |
庵原地域の町村制施行時の町村。8が両河内村。 | |
ウィキプロジェクト |
両河内村(りょうごうちむら)は静岡県の中部、庵原郡に属していた村である。現在の静岡市清水区西部、興津川上流域にあたる。
地理
[編集]斜面に茶畑が広がり、茶栽培と製茶が盛ん。興津川から発生する川霧により、両河内茶は味の良い高級品として知られる。タケノコ、ワサビなども産する。鮎釣りも楽しめる[1]、森林浴をしながらのハイキングコースや日帰り温泉施設などを備えた「清水森林公園やすらぎの森」、古民家カフェといった観光名所がある[2]。
歴史
[編集]村名の由来
[編集]旧中河内村、河内村の2つの河内を含むことから。
沿革
[編集]- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、清地村、中河内村、和田島村、高山村、茂野島村、葛沢村、布沢村、土村、炭焼村、河内村、大平村が合併して発足。
- 1961年(昭和36年)6月28日 - 清水市に編入。同日両河内村廃止。
- 2003年(平成15年)4月1日 - 清水市が静岡市と合併し、改めて静岡市が発足。
- 2005年(平成17年)4月1日 - 静岡市が政令指定都市に移行し、旧村域は清水区となる。
交通
[編集]現在は旧村域を新東名高速道路が通過するが、合併当時は未開業。
教育機関
[編集]- 両河内村立西河内小学校(現・静岡市立清水西河内小学校[3])
- 両河内村立中河内小学校(現・静岡市立清水中河内小学校[4])
- 両河内村立和田島小学校(現・静岡市立清水和田島小学校[5])
- 両河内村立両河内中学校(現・静岡市立清水両河内中学校[6])
脚注
[編集]- ^ 清水みんなのお茶を創る会 > 生産地お茶マップ 両河内〜りょうごうち〜JAしみず(2019年4月9日閲覧)。
- ^ 【新 大人の遠足】静岡・清水「両河内」茶畑から望む富士と雲海/「和紅茶」に癒されて『産経新聞』朝刊2019年3月15日(東京版24面)2019年4月9日閲覧。
- ^ “=静岡市立清水西河内小学校 沿革”. www.nishigouchi-e.shizuoka.ednet.jp. 2018年12月28日閲覧。
- ^ “静岡市立清水中河内小学校 沿革”. www.wadashima-e.shizuoka.ednet.jp. 2018年12月28日閲覧。
- ^ “静岡市立清水和田島小学校 沿革”. www.wadashima-e.shizuoka.ednet.jp. 2018年12月28日閲覧。
- ^ “静岡市立清水両河内中学校 沿革”. www.ryougouchi-j.shizuoka.ednet.jp. 2018年12月28日閲覧。
参考文献
[編集]- 角川日本地名大辞典 22 静岡県