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博多七流

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

博多七流(はかたしちながれ、はかたななながれ)とは、博多祇園山笠を奉納する、千代流恵比須流土居流大黒流東流中洲流西流の7つのを指す総称である[1]

なお「博多七流」と呼ぶ際に、現在山笠を奉納しない福神流は含まれない。

博多七流の変化

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かつての博多七流は、市小路流(呉服町流)・東町流(東流)・洲崎町流(大黒流)・西町流(西流)・石堂流(恵比須流)・土居流・魚町流(福神流)であった。

幕末には10流になり、その後更に増え最盛期には15流となるが、現在は、千代流恵比須流土居流大黒流東流中洲流西流の7流となる。現在、山笠を奉納しない福神流を加えると8流になる。

博多松囃子の流

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博多松囃子は、福神流・恵比須流・大黒流が行う。それに加え稚児流を東流・西流が交代で行う。

千代流・土居流・中洲流は博多松囃子には参加しない。

脚注

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  1. ^ 宇野功一「祭礼観光経済序説 : 近世・近代における都市祭礼の経済構造」『国立歴史民俗博物館研究報告』第145巻、国立歴史民俗博物館、2008年11月、275-315頁、CRID 1390009224089596032doi:10.15024/00001618ISSN 0286-7400