大足石刻
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宝頂山の華厳三聖像 | |||
英名 | Dazu Rock Carvings | ||
仏名 | Sculptures rupestres de Dazu | ||
登録区分 | 文化遺産 | ||
登録基準 | (1), (2), (3) | ||
登録年 | 1999年 | ||
公式サイト | 世界遺産センター | ||
地図 | |||
使用方法・表示 |
大足石刻(だいそくせっこく)は、中国重慶市大足区にある仏教石窟。1999年にユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録された。
概要
[編集]大足石刻では、9世紀から13世紀頃までの大乗仏教の石仏が岩の壁に彫刻されている。ほとんどが仏教に関する石仏であるが、道教の神々の像も彫刻されている。
中でも宝頂山にある仏陀の入滅を描いた釈迦涅槃像が有名で、これは31メートルの長さを有している。
他に有名なものとして、金箔を張った千手観音菩薩があり、これは実際に千以上の手を有している。
保存状態の良さでも知られ、人里離れた場所にあったのが要因であり、中国の文化大革命時の破壊活動からも逃れることが出来た[1]。
1961年に全国重点文物保護単位に指定。中国の5A級観光地(2007年認定)[2]。
登録基準
[編集]この世界遺産は世界遺産登録基準のうち、以下の条件を満たし、登録された(以下の基準は世界遺産センター公表の登録基準からの翻訳、引用である)。
- (1) 人類の創造的才能を表現する傑作。
- (2) ある期間を通じてまたはある文化圏において、建築、技術、記念碑的芸術、都市計画、景観デザインの発展に関し、人類の価値の重要な交流を示すもの。
- (3) 現存するまたは消滅した文化的伝統または文明の、唯一のまたは少なくとも稀な証拠。
脚注
[編集]- ^ アンソニー・テイラー『世界の聖地バイブル : パワースポット&スピリチュアルスポットのガイド決定版』ガイアブックス、産調出版、49ページ、2011年、ISBN 978-4-88282-780-1
- ^ “重庆大足石刻景区”. www.mct.gov.cn. 中華人民共和国文化観光部 (2021年7月22日). 2023年2月3日閲覧。
外部リンク
[編集]座標: 北緯29度42分48.0秒 東経105度42分25.0秒 / 北緯29.713333度 東経105.706944度