太田哲男
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太田 哲男(おおた てつお、1949年 - )は、日本の倫理学者、思想史学者。桜美林大学名誉教授。
略歴
[編集]静岡県生まれ。1975年東京教育大学大学院文学研究科倫理学専攻博士課程中退。1990年富山国際大学講師、助教授、教授、2002年桜美林大学国際学部教授、2007年リベラルアーツ学群教授。2019年名誉教授[1]。2007年「高杉一郎の改造社時代」で桜美林大学博士号。
著書
[編集]- 『大正デモクラシーの思想水脈』(同時代社) 1987
- 『マイナーなシネマが面白い 映画によって世界を見る』(同時代社) 1988
- 『麻酔にかけられた時代 1930年代の思想史的研究』(同時代社) 1995
- 『レイチェル=カーソン』(清水書院、Century books 人と思想) 1997、新版 2016
- 『ハンナ=アーレント』(清水書院、Century books 人と思想) 2001、新版 2016
- 『若き高杉一郎 改造社の時代』(未來社) 2008
- 『清水安三と中国』(花伝社) 2011
- 『「断念」の系譜 近代日本文学への一視角』(影書房) 2014
- 『吉野作造』(清水書院、Century books 人と思想) 2018
- 『回想録 わが師たち - 藤田省三・古在由重・高杉一郎』(同時代社) 2023
編纂
[編集]- 『暗き時代の抵抗者たち 対談 古在由重・丸山眞男』(編、同時代社) 2001
- 『治安維持法下に生きて 高沖陽造の証言』(本村四郎、 高村宏、鷲山恭彦共編、影書房) 2003
- 『あたたかい人』(高杉一郎、編、みすず書房) 2009 - 作品集
- 『勇気ある義人 古在由重セレクション』(同時代社) 2019
翻訳
[編集]- 『資本蓄積論』(ローザ・ルクセンブルク、同時代社) 1997