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姫路市

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ひめじし ウィキデータを編集
姫路市
姫路市旗 姫路市章
姫路市旗
1969年5月3日制定
姫路市章
1901年12月17日制定
日本の旗 日本
地方 近畿地方
都道府県 兵庫県
市町村コード 28201-4
法人番号 1000020282014 ウィキデータを編集
面積 534.56km2
総人口 519,390[編集]
推計人口、2024年10月1日)
人口密度 972人/km2
隣接自治体 加古川市高砂市加西市たつの市宍粟市揖保郡太子町神崎郡福崎町神河町市川町
(以下、海上で隣接)
相生市赤穂市
香川県小豆郡小豆島町
岡山県備前市
市の木 カシ
市の花 サギソウ
市の鳥
市の蝶
市の歌
シラサギ
ジャコウアゲハ
姫路市歌(1949年制定)
姫路市役所
市長 清元秀泰
所在地 670-8501
兵庫県姫路市安田四丁目1番地
北緯34度48分55秒 東経134度41分07秒 / 北緯34.81517度 東経134.68539度 / 34.81517; 134.68539座標: 北緯34度48分55秒 東経134度41分07秒 / 北緯34.81517度 東経134.68539度 / 34.81517; 134.68539
地図
市庁舎位置

姫路市役所
外部リンク 公式ウェブサイト

姫路市位置図

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町・村

ウィキプロジェクト

姫路市(ひめじし)は、兵庫県の南西部(播磨地方)に位置する。播磨圏域の中心都市である[1]。また周辺自治体を含め、2015年時点で773,389人の姫路都市圏を形成する(2020年国勢調査速報値では756,946人)。中核市及び国際会議観光都市に指定されている。中播磨県民センターの管轄[2]

概要

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神戸市に次いで兵庫県下2位の商工業生産額と人口を擁する都市であり、播磨地方の中心都市である。世界遺産姫路城書写山圓教寺三大荒神興の一つとされる灘のけんか祭りなどの、播州の秋祭りが有名である。

他地方出身者は「姫路」を「めじ」と頭高型アクセントで読むことがあるが、地元の者にとっては違和感を覚える発音で、地元の発音(播州弁)では「ひめじ」と全て高く発音する。ちなみに、日本放送協会(NHK)の日本語標準アクセントでは「ひめじ」と読んでいる[3]

たつの市御津町にある綾部山から望む姫路市中心部

都市名の由来

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姫路城の位置する姫山の古名「日女路(ひめじ)の丘」に由来するといわれる。この地名は古くはカイコをヒメコ(蚕子)と呼んでいたことから、かつてこの地が養蚕業の盛んな地域であったことにちなんで名付けられたとの説がある。『播磨国風土記』にも、「日女道丘(ひめじおか)」の地名が登場する[注釈 1]

地理

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姫路城を姫路市街北方の広峰山より望む。

兵庫県の西部、播磨地方(旧飾磨県)の中心都市で播磨平野の中西部に位置し、市域の中東部を市川が、中部を船場川野田川外堀川、三左衛門堀)が、中西部を夢前川大津茂川が、西端を揖保川が、それぞれ南流して播磨灘へ注ぐ。播磨灘沖には家島諸島がある。

姫路市の中心部に姫路城が建つ姫山、中心部北部に広峰山増位山、北西部に書写山(書寫山)、北部に明神山雪彦山がある。市域を東西に貫通する形で山陽新幹線山陽本線国道2号が通り、姫路駅は姫路城の真南1kmに位置する。市街地は姫路城の城下町が原型となっている。2006年(平成18年)3月にJR山陽本線等連続立体交差事業で高架化が実現[4]、同時に姫路駅周辺の土地区画整理事業により姫路駅南側への発展も見られる。

気候

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日本の気候区分でいう瀬戸内海式気候に属する[5]

冬は基本的には晴天の日が多いが、南岸低気圧通過時や強い冬型の気圧配置時など、年に数日積雪が見られることもある。太平洋高気圧に覆われる夏季には瀬戸内海沿岸特有の「」が発生し、日中の気温は35度を超える猛暑酷暑となる日や、熱帯夜になる日もある。

年平均気温は15.6℃。降水量は年平均1254.7mmと日本国内では比較的少なめ。極値は、最低気温1963年1月24日 -10.0℃、最高気温2020年8月31日 38.0℃、月最深積雪1984年1月31日 19 cm。

家島町では下図の通り、より長い日照時間と少ない降水量であり、瀬戸内海式気候の特徴がさらに顕著である。


姫路市の気候
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
最高気温記録 °C°F 17.5
(63.5)
21.6
(70.9)
24.6
(76.3)
28.0
(82.4)
31.8
(89.2)
34.9
(94.8)
37.3
(99.1)
38.0
(100.4)
36.6
(97.9)
31.8
(89.2)
26.6
(79.9)
21.5
(70.7)
38.0
(100.4)
平均最高気温 °C°F 9.6
(49.3)
10.4
(50.7)
13.8
(56.8)
19.1
(66.4)
23.7
(74.7)
26.8
(80.2)
30.5
(86.9)
32.5
(90.5)
28.6
(83.5)
23.1
(73.6)
17.3
(63.1)
11.9
(53.4)
20.6
(69.1)
日平均気温 °C°F 4.4
(39.9)
5.0
(41)
8.3
(46.9)
13.6
(56.5)
18.5
(65.3)
22.4
(72.3)
26.4
(79.5)
27.8
(82)
23.8
(74.8)
17.9
(64.2)
11.9
(53.4)
6.6
(43.9)
15.6
(60.1)
平均最低気温 °C°F 0.2
(32.4)
0.5
(32.9)
3.2
(37.8)
8.2
(46.8)
13.5
(56.3)
18.5
(65.3)
23.0
(73.4)
24.0
(75.2)
19.8
(67.6)
13.4
(56.1)
7.3
(45.1)
2.4
(36.3)
11.2
(52.2)
最低気温記録 °C°F −10.0
(14)
−7.8
(18)
−7.6
(18.3)
−2.0
(28.4)
1.5
(34.7)
7.9
(46.2)
13.0
(55.4)
14.3
(57.7)
8.9
(48)
1.7
(35.1)
−2.0
(28.4)
−7.4
(18.7)
−10.0
(14)
降水量 mm (inch) 36.9
(1.453)
48.6
(1.913)
92.0
(3.622)
104.7
(4.122)
127.3
(5.012)
160.4
(6.315)
184.3
(7.256)
105.4
(4.15)
177.8
(7)
108.7
(4.28)
61.2
(2.409)
47.5
(1.87)
1,254.7
(49.398)
降雪量 cm (inch) 1
(0.4)
4
(1.6)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
1
(0.4)
6
(2.4)
平均降水日数 (≥1.0mm) 4.7 6.0 8.7 8.8 9.0 10.8 10.3 7.0 9.3 7.5 5.5 5.3 92.9
平均降雪日数 8.2 7.8 3.2 0.1 0 0 0 0 0 0 0.1 3.4 22.7
湿度 70 69 67 66 70 75 78 73 74 73 73 72 72
平均月間日照時間 149.1 142.5 173.7 191.8 203.1 156.0 172.1 209.9 158.8 167.4 154.8 155.1 2,034.4
出典:気象庁 (平均値:1991年-2020年、極値:1948年-現在)[6][7]


家島 (姫路市家島町真浦字御室寺)[注釈 2]の気候
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
最高気温記録 °C°F 17.1
(62.8)
19.5
(67.1)
21.3
(70.3)
27.0
(80.6)
28.5
(83.3)
33.0
(91.4)
34.8
(94.6)
35.3
(95.5)
34.5
(94.1)
29.1
(84.4)
24.5
(76.1)
20.5
(68.9)
35.3
(95.5)
平均最高気温 °C°F 8.4
(47.1)
9.0
(48.2)
12.3
(54.1)
17.5
(63.5)
22.1
(71.8)
25.3
(77.5)
29.0
(84.2)
30.8
(87.4)
27.3
(81.1)
22.1
(71.8)
16.4
(61.5)
10.9
(51.6)
19.3
(66.7)
日平均気温 °C°F 5.2
(41.4)
5.3
(41.5)
8.2
(46.8)
13.2
(55.8)
17.9
(64.2)
21.5
(70.7)
25.4
(77.7)
27.0
(80.6)
23.7
(74.7)
18.5
(65.3)
13.1
(55.6)
7.8
(46)
15.6
(60.1)
平均最低気温 °C°F 2.5
(36.5)
2.3
(36.1)
4.7
(40.5)
9.4
(48.9)
14.2
(57.6)
18.7
(65.7)
22.9
(73.2)
24.3
(75.7)
21.0
(69.8)
15.6
(60.1)
10.1
(50.2)
5.0
(41)
12.6
(54.7)
最低気温記録 °C°F −5.3
(22.5)
−6.9
(19.6)
−2.2
(28)
1.4
(34.5)
6.6
(43.9)
11.7
(53.1)
16.5
(61.7)
18.8
(65.8)
13.3
(55.9)
6.7
(44.1)
2.4
(36.3)
−2.5
(27.5)
−6.9
(19.6)
降水量 mm (inch) 33.9
(1.335)
43.5
(1.713)
81.1
(3.193)
81.1
(3.193)
113.9
(4.484)
147.4
(5.803)
143.1
(5.634)
85.9
(3.382)
168.2
(6.622)
106.9
(4.209)
55.0
(2.165)
43.1
(1.697)
1,103
(43.425)
平均降雨日数 4.8 6.0 8.7 9.4 9.0 11.0 9.2 5.9 8.9 7.5 5.5 5.1 91.0
平均月間日照時間 174.0 163.6 195.7 212.8 220.4 176.1 208.0 246.7 178.0 185.3 167.4 170.9 2,298.9
出典:日本国気象庁 2021-6-6

隣接する自治体

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姫路市中心部周辺の空中写真。1980年撮影の10枚を合成作成。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。

海上で隣接

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歴史

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奈良時代播磨国国府が置かれた。本町遺跡が国衙跡であると推定されている。

江戸時代には「西国将軍」「姫路宰相」と呼ばれた池田輝政によって姫路藩が成立し、姫路はその城下町として整備された。現在の市街地にも城下町の町割りが残る。

明治維新における廃藩置県の時期には、飾磨県県庁所在地となった。しかし、1876年8月に飾磨県が兵庫県に編入されて以降は兵庫県に属している。

近代以前の歴史は、播磨国姫路藩姫路城#歴史・沿革の各項目も参照のこと。

行政区域の変遷

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ひめじし
姫路市
廃止日 1946年3月1日
廃止理由 新設合併
姫路市飾磨市白浜町広畑町網干町大津村勝原村余部村→姫路市
現在の自治体 姫路市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 近畿地方
都道府県 兵庫県
市町村コード なし(導入前に廃止)
面積 51.57km2.
総人口 104,259
国勢調査、1940年)
隣接自治体 飾磨市、飾磨郡広畑町、余部村曽左村置塩村谷外村花田村四郷村糸引村神崎郡香呂村豊富村
姫路市役所
所在地 兵庫県姫路市
ウィキプロジェクト

姫路市の市制施行当初の範囲は、姫路城の周囲・内町とその周辺(船場・神谷・野里地区のそれぞれ一部)に限られていた。戦前から周囲の町村の合併を繰り返し、12回の市町村合併を経て、県下第4位の面積を有する市となった。

姫路市の「区」

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政令指定都市でも合併特例法で成立した市でもないが、市の一部に広域地名としての「区」が存在する。市の南部から西南部にかけて、飾磨区広畑区大津区勝原区網干区余部区の6区がある[注釈 3]

1946年(昭和21年)3月1日に(旧)姫路市と飾磨市飾磨郡広畑町白浜町揖保郡網干町大津村勝原村余部村との合併(ラモート合併)により(新)姫路市が誕生した際に、白浜町以外の6市町村に「区」をつけた名残である(当時は地方自治法施行前。白浜町のみは当初から「区」をつけなかった)。この合併は当時の市長・原惣兵衛の戦前からの悲願であり、ラモート中佐も「戦災で焼けた姫路市と、それを取り巻いている周辺市町村がばらばらになっていては、国に対する要請も力が弱いし、地域ごとの復興も微力で出来ない。弱い市町村が合併することで大きな団体になり、復興に当たるべきである」[13] と合併を促した。戦前は飾磨市など合併に否定的な市町村もあったが、戦後で状況が一変したことから原は「合併は占領軍の意向であること」[14] を根拠に合併を迫り、各市町村もこれに応じた。

これは地名の一部であり、例えば「飾磨区○○」で一つの地名であり、区役所はなく、法人格もない。地域自治区でもない。かつて福井県小浜市の一部でも同じ手法が取り入れられていたほか、山口県周南市の旧徳山市一部地域や宇部市でも同様のケースがある。

政令指定都市への移行

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姫路市は将来的な政令指定都市への移行を公言している[注釈 4]

2004年3月までは姫路市・家島町夢前町香寺町安富町の間で姫路地域任意合併協議会が設置されていたが、翌月の4月より姫路市・香寺町・安富町との姫路地域法定合併協議会が、7月より姫路市・家島町合併協議会および姫路市・夢前町合併協議会が設置され、最終的に2005年2月8日にこの4町と姫路市の合併協定書が調印された。これにより2006年3月27日に家島町・夢前町・香寺町・安富町が姫路市へ編入された[15]

政令指定都市の指定要件は、合併する新市を対象に人口70万人に緩和されたが、合併後の姫路市の人口は約53万人であるため、第2次、第3次の合併や指定要件の更なる緩和を働きかける等、中長期的に政令指定都市の実現を目指したが、さらなる合併交渉は進まなかった。2013年に姫路市は地方中枢拠点都市を提唱、これは2015年に連携中枢都市圏として法律上の裏付けのある制度となり、この構想に基づき、姫路市は加古川市たつの市等を含む周辺7市8町と播磨圏域連携中枢都市圏連携協約を締結した[16]。当面は合併交渉よりも緩やかな周辺市町との連携を重視することとし、合併による政令市移行は事実上棚上げ状態となっている。

本町68番地

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姫路城所在地である姫路市本町68番地には、周囲の病院・高校・美術館なども含まれており、単独の番地街区)としては皇居の千代田区千代田1番街区に次ぐ広さといわれる。本町68番地は本来は姫路城の中曲輪の内側であり、近代には軍用地として陸軍歩兵第10連隊・同第39連隊等が置かれていた場所である。

行政

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歴代市長

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(括弧内)は在職期間[17]

市制施行後の官選市長[18]
有留清1889年(明治22年)7月-1898年(明治31年)8月)
小畑茂穂1898年(明治31年)11月-1900年(明治33年)7月)
大野親温1900年(明治33年)11月-1901年(明治34年)2月)
大塚武臣1901年(明治34年)6月-1909年(明治42年)4月)
堀音吉1909年(明治42年)6月-1915年(大正4年)6月)
姫路城中堀の埋め立てを推進し道路化(現在の国道2号)したため「堀埋吉」とあだ名された[19]
井上正進1915年(大正4年)11月-1919年(大正8年)11月)
杉山義治1920年(大正9年)4月-1924年(大正13年)4月)
滋岡長彦1924年(大正13年)9月-1930年(昭和5年)2月)
佐藤復三1930年(昭和5年)8月-1934年(昭和9年)8月)
田寺俊信1934年(昭和9年)9月-1938年(昭和13年)9月)
蔵重久1939年(昭和14年)5月-同年6月)
坪井勧吉1939年(昭和14年)10月-1943年(昭和18年)10月)
原惣兵衛1943年(昭和18年)10月-1946年(昭和21年)2月)
原惣兵衛(臨時代理者)(1946年(昭和21年)3月-同年4月)
宮垣幸吉(臨時代理者)(1946年(昭和21年)4月-同年6月)
石見元秀(1946年(昭和21年)7月-1947年(昭和22年)4月)
公選市長[18]
公選市長はいずれも、旧制姫路中学校→現在の姫路西高校の卒業生である。
石見元秀1947年(昭和22年)4月-1967年(昭和42年)4月)
官選最後および公選初の市長。
吉田豊信1967年(昭和42年)4月-1983年(昭和58年)4月)
戸谷松司1983年(昭和58年)4月-1995年(平成7年)4月)
堀川和洋1995年(平成7年)4月-2003年(平成15年)4月)
石見利勝2003年(平成15年)4月-2019年(平成31年)4月)
清元秀泰2019年(平成31年)4月-現職

選挙

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衆議院小選挙区は旧家島、夢前、香寺、安富町が兵庫県第12区、それ以外の区域(平成の大合併以前の姫路市域)が兵庫県第11区となる。

県の機関

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国の機関

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農林水産省
国土交通省
防衛省

防衛関連施設

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太平洋戦争前は、大日本帝国陸軍第10師団司令部、歩兵第10連隊や姫路陸軍衛戍病院などが、姫路城内およびその周辺に置かれ、後に野砲兵第10連隊が姫路城の北方に置かれた。現在、姫路陸軍衛戍病院は国立病院機構姫路医療センターに、野砲兵連隊の跡地に陸上自衛隊中部方面特科連隊第3高射特科大隊等が駐屯する姫路駐屯地が置かれている。

議会

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姫路市議会

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兵庫県議会

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  • 選挙区:8名
  • 定数:8名
  • 任期:2023年(令和5年)4月30日 - 2027年(令和9年)4月29日
氏名 会派名 当選回数
飯島義雄 維新の会 1
竹内英明 ひょうご県民連合(無所属) 5
松尾智美 公明党 1
天野文夫 公明党 3
戸井田祐輔 自由民主党 3
北野実 自由民主党 4
坂田隆徳 維新の会 1
水田裕一郎 自由民主党 4

衆議院

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兵庫県第11区
当落 候補者名 年齢 所属党派 新旧別 得票数 得票率 重複
松本剛明 65 自由民主党 89,943票
48.53%
住吉寛紀 39 日本維新の会 59,738票
32.23%
山下聖 39 参政党 18,261票
9.85%
苦瓜一成 70 日本共産党 17,397票
9.39%
兵庫県第12区
当落 候補者名 年齢 所属党派 新旧別 得票数 得票率 重複
山口壮 70 自由民主党 72,374票
48.98%
比当 住吉寛紀 59 日本維新の会 56,464票
38.21%
太田清幸 69 日本共産党 14,006票
9.48%
山田敏良 69 無所属 4,932票
3.34%
比例代表
姫路市
有権者数︰432,679人
投票率︰48.35%
政党名称 得票数 得票率
自由民主党 50,701票
24.16%
日本維新の会 41,130票
19.66%
公明党 27,272票
13.04%
立憲民主党 27,211.542票
13.01%
国民民主党 16,021.647票
7.66%
れいわ新選組 13,116票
6.27%
日本共産党 10,413票
4.98%
参政党 09,658票
4.62%
日本保守党 06,606票
3.16%
社会民主党 02,386票
1.18%

姉妹都市・提携都市・姉妹城

[編集]

日本国内

[編集]
姉妹都市
提携都市
災害時相互応援協定

海外

[編集]
姉妹都市

地域

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人口

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2000年以降、人口は概ね横ばいである。

姫路市と全国の年齢別人口分布(2005年) 姫路市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 姫路市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
姫路市(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年) 447,666人
1975年(昭和50年) 479,360人
1980年(昭和55年) 494,825人
1985年(昭和60年) 506,101人
1990年(平成2年) 509,129人
1995年(平成7年) 527,854人
2000年(平成12年) 534,969人
2005年(平成17年) 536,232人
2010年(平成22年) 536,270人
2015年(平成27年) 535,644人
2020年(令和2年) 530,495人
総務省統計局 国勢調査より


産業

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第一次産業

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市北部を中心に野菜・果物の露地栽培が盛んである。水田も多く残っているが、近年その宅地化が著しい。市川・夢前川から流れ込む栄養分によって播磨灘の魚介類は豊富で美味であり、漁業も盛んである。兵庫県内に2つある中央卸売市場の1つ、姫路市中央卸売市場が置かれている。

第二次産業

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播磨臨海工業地帯の中核都市である。戦前から、臨海部に日本製鉄(旧:日本製鐵富士製鐵新日本製鐵→新日鐵住金)広畑製鐵所山陽特殊製鋼合同製鐵大和工業の工場が設置され、製鉄業が発展したが、近年は高炉の操業停止などにより、縮小傾向にある。

他に東芝姫路工場(余部区:主に個別半導体などを製造。他に近隣の太子町にある姫路半導体工場のほか、姫路市内には東芝グループ各社の工場なども存在。)や三菱電機姫路製作所(千代田町・広畑区富士町など、合計約15.2万平方メートル。主に自動車電装品事業を手掛ける。)に加え、ダイセル姫路製造所(広畑工場と網干工場)や日本化薬姫路工場(豊富町)、日本触媒姫路製造所(網干区)、住友精化姫路工場(飾磨区)などの化学品工場。またウシオ電機(姫路市で創業:現本社は東京)や吉川工業(新日鉄広畑製鐵所に併設)といったエレクトロニクス関連工場など、市内には大規模な工場が多い。さらに関西電力姫路第一発電所姫路第二発電所や、大阪ガスの姫路製造所(LNG(液化天然ガス)基地)なども立地している。

2010年には、飾磨区妻鹿日田町[注釈 5]パナソニック液晶パネル工場を稼働開始した。周辺部材工場も集積している。敷地面積は約48万m2で、総投資額は約3000億円であった[注釈 6]。併せて大日本印刷姫路工場(第8世代液晶用カラーフィルターを生産)も設けられている。

そのほか、餡菓子・餃子等製造の御座候蒲鉾竹輪製造のヤマサ蒲鉾手袋の製造・販売大手のショーワグローブ、プロジェクター用ランプ大手のフェニックス電機フラットディスプレイ光学フィルター製造・太陽光発電パネル製造販売大手のフジプレアム、モーター・ポンプ製造・販売大手の三相電機、船舶用電機最大手の西芝電機(旧東芝網干工場が分社化)、自動販売機等製造最大手のグローリーなどが姫路市に本社を置いている。

地場産業としては、皮革ゼラチン(膠)、マッチ製造、製鎖などがある。ちなみに姫路仏壇、姫路白なめし革細工、明珍火箸、しらさぎ染、和蝋燭、姫路独楽、姫路張り子玩具は、県の伝統工芸品に指定されている。

第三次産業

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大手前通り。姫路駅前から
ヤマトヤシキ姫路店(2018年2月28日閉店)

西松屋チェーン(ベビー・子供向け衣料販売)、神姫バスなどが本社を置くほか、多数の企業が支社・支店や出張所を置く。

商業施設

過去に存在した店舗

商店街
歓楽街

特産・名産

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玉椿
工芸品
食品

有名な播州手延素麺揖保乃糸は、姫路でも盛んに宣伝、販売されているが、産地という点ではたつの市など揖保川中流が本場である。同様に塩味饅頭赤穂市が本場である。

金融

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姫路市の指定金融機関三井住友銀行[25]、市中心部・南部に複数の支店を有する。他の都市銀行は、三菱UFJ銀行みずほ銀行りそな銀行がそれぞれ中播・西播地区で唯一の支店を大手前通り沿いに置いている。地方銀行第二地方銀行では兵庫県地盤のみなと銀行但馬銀行が市内に複数の支店を有し、ほかに中国・四国地方本拠の銀行の姫路支店が姫路駅~姫路城周辺に置かれている。

信用金庫は、播州信用金庫姫路信用金庫兵庫信用金庫の3庫が市内に本店及び複数の支店を置く。また隣接市に本店を置く但陽信用金庫西兵庫信用金庫、県北部が本拠の但馬信用金庫も姫路市内に複数の支店を置いている。

信用組合は、兵庫県信用組合兵庫県医療信用組合淡陽信用組合兵庫ひまわり信用組合の4組合が市内に支店を置く。

第二次大戦前には、三十八銀行姫路銀行の本店が姫路に置かれていた。しかし、戦時体制の進展にともない、銀行や新聞社は「一県一社」にまとめられ、県庁所在地のみの立地となった。この中で、三十八銀行と姫路銀行は、合併により神戸銀行(後の太陽神戸銀行さくら銀行、現在は三井住友銀行みなと銀行)となった。全国的に、県庁所在地に銀行が多く、県庁所在地以外の都市に信用金庫が多いのは、この名残となっている。

インフラ

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病院

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市立病院は過去に伝染病予防法に基づいて設置されていた隔離病舎の「御立病院」[注釈 7] のみで、同法の廃止後は市立病院が存在しない。その背景として、市内に公営・民営の大病院がすでに多く存在している事情が大きい[26]。以下は2023年2月時点で100床以上(太字200床以上)を有する市内の病院である。

市中部(市川~夢前川間)
市東部(市川より東)
市西部(夢前川より西)

姫路発祥の主な企業

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Category:姫路市の企業も参照

学校

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市立小学校・中学校では、2011年(平成23年)度より、中学校区を単位とした小中一貫教育を行っている[27]。その取組みの一つとして、2018年(平成30年)度より義務教育学校の設置を始めた[28]。義務教育学校は「制度導入の効果が見込まれる学校について、設置するもの」としているが、これまで設置された3校はいずれも設置時点で中学校区内に小学校が1校しかなかった校区である。市立小学校・中学校・義務教育学校全校で完全給食を実施している。

2023年(令和5年)度より、莇野小・安富北小の2校を小規模特認校とすることになった。両校へは所定の手続きを踏めば市内全域から通学可能となる[29]。また同年度より姫路市初の夜間中学校である姫路市立あかつき中学校を東小の校内に設置する[30][31]

小学校・中学校

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通学区域の指定は「姫路市立学校校区規則」[32] による。公立校の地域分けは中学校の学校給食体制に準じる(小学校は北部・南部管内及び林田小・伊勢小で自校調理方式)[33]。児童・生徒数の多い学校は南部管内に集中する傾向がみられる[34]

北部学校給食センター管内
市立小学校 市立中学校 市立小学校 市立中学校
姫路市立水上小学校 姫路市立増位中学校 姫路市立香呂小学校 姫路市立香寺中学校
姫路市立増位小学校 姫路市立中寺小学校
姫路市立砥堀小学校 姫路市立香呂南小学校
姫路市立広峰小学校 姫路市立広嶺中学校 姫路市立別所小学校 姫路市立東中学校
姫路市立城北小学校 姫路市立御国野小学校
姫路市立野里小学校 姫路市立城乾中学校 姫路市立花田小学校 姫路市立花田中学校
姫路市立城乾小学校 姫路市立谷内小学校 姫路市立城山中学校
姫路市立城東小学校 姫路市立東光中学校 姫路市立谷外小学校
姫路市立東小学校 姫路市立山田小学校 姫路市立神南中学校
姫路市立船場小学校 姫路市立琴陵中学校 姫路市立船津小学校
姫路市立城西小学校 姫路市立白鳥小学校 姫路市立大白書中学校
姫路市立高岡小学校[注釈 8] 姫路市立高丘中学校 姫路市立青山小学校
姫路市立高岡西小学校 姫路市立太市小学校
姫路市立安室小学校 姫路市立安室中学校 姫路市立曽左小学校 姫路市立書写中学校
姫路市立安室東小学校 姫路市立峰相小学校
南部学校給食センター管内
市立小学校 市立中学校 市立小学校 市立中学校
姫路市立手柄小学校 姫路市立山陽中学校 姫路市立津田小学校 姫路市立飾磨西中学校
姫路市立城陽小学校 姫路市立英賀保小学校
姫路市立荒川小学校 姫路市立飾磨小学校[注釈 9] 姫路市立飾磨中部中学校
姫路市立八幡小学校 姫路市立夢前中学校 姫路市立高浜小学校 姫路市立飾磨東中学校
姫路市立広畑小学校 姫路市立広畑中学校 姫路市立白浜小学校 姫路市立灘中学校
姫路市立広畑第二小学校 姫路市立糸引小学校
姫路市立大津小学校 姫路市立大津中学校 姫路市立八木小学校
姫路市立南大津小学校 姫路市立妻鹿小学校
姫路市立大津茂小学校[注釈 10] 姫路市立大塩小学校 姫路市立大的中学校
姫路市立勝原小学校 姫路市立朝日中学校 姫路市立的形小学校
姫路市立旭陽小学校 姫路市立網干小学校 姫路市立網干中学校
姫路市立余部小学校 姫路市立網干西小学校
家島学校給食センター管内
市立小学校 市立中学校 市立小学校 市立中学校
姫路市立坊勢小学校 姫路市立坊勢中学校 姫路市立家島小学校 姫路市立家島中学校
夢前学校給食センター管内及び親子方式校[注釈 11]
市立小学校 市立中学校 市立小学校 市立中学校
姫路市立置塩小学校 姫路市立置塩中学校 姫路市立上菅小学校 姫路市立菅野中学校
姫路市立古知小学校 姫路市立菅生小学校
姫路市立前之庄小学校 姫路市立鹿谷中学校 姫路市立莇野小学校
姫路市立安富南小学校 姫路市立安富中学校 姫路市立林田小学校 姫路市立林田中学校
姫路市立安富北小学校 姫路市立伊勢小学校
私立

義務教育学校

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白鷺・豊富は北部、四郷は南部の管内となる。

公立

高等学校

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県立
市立
私立

特別支援学校

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公立

知的障害児・生徒の通学区域は、安室高丘書写大白書琴陵飾磨西夢前広畑大津網干朝日林田置塩鹿谷菅野安富山陽手柄荒川小学校校区のみ)の各中学校区が姫路しらさぎ特別支援学校、その他の区域は姫路特別支援学校が指定されている[35]

大学・短期大学

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公立
私立

各種学校

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[39]

かつて存在した学校

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兵庫県小学校の廃校一覧#姫路市兵庫県中学校の廃校一覧#姫路市兵庫県高等学校の廃校一覧#姫路市を参照。

メディア

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新聞社

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放送

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テレビジョン放送、FMラジオ放送

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AMラジオ放送

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上記のうち、ラジオ関西は神戸市、他は大阪市からの放送となっている。これとは別に1950年代には姫路市営放送による市域AM局が計画され、予備免許も交付されていたが、断念になった。詳細は開局を断念した放送局一覧を参照。

交通

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トランジットモール化された大手前通り。

近隣地域も含めて自家用車の保有率が非常に高いモータリゼーションの特に進んだ地域であり、市内の道路では交通渋滞・交通事故が頻発している。特に山陽本線を越える道路の渋滞は慢性化しており、姫路駅周辺では数年間に渡りJR線の立体交差工事が行われ、2006年に山陽本線が、2008年に播但線と姫新線が、それぞれ高架駅に移設した。

また、交通事情改善のためにLRT導入の構想が浮上している。かつては姫路市交通局が、姫路駅 - 手柄山間で市営モノレールを運営していたが、乗客減などによって営業開始から僅か13年(実際の営業は約8年)で廃止されている。

旧香寺町との境に跨がって播磨空港の建設が計画されていたが、凍結状態にある。

鉄道

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姫路駅
山陽姫路駅

2015年(平成27年)3月に改定した「姫路市都市計画マスタープラン」[40] において、公共交通ネットワークの主要拠点となる駅として、以下を挙げている。

西日本旅客鉄道(JR西日本)
姫路市街を走る山陽新幹線
山陽電気鉄道
大塩駅 - 的形駅 - 八家駅 - 白浜の宮駅 - 妻鹿駅 - 飾磨駅 - 亀山駅 - 手柄駅 - 山陽姫路駅

かつて存在した鉄道

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播電鉄道1934年12月15日廃止)
姫路市交通局
姫路駅 - 大将軍駅 - 手柄山駅
日本国有鉄道(国鉄)
北沢産業網干鉄道1989年5月1日廃止)

バス

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高速バス
路線バス

かつては姫路市企業局交通事業部(姫路市営バス)が市内を運行していたが、2010年3月26日に廃止され、路線は神姫バスに譲渡された。

道路

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航路

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家島諸島へは長らく家島汽船が航路を運航していたが、高速いえしま高福ライナーの参入により、2005年に倒産、運航停止となった。

索道

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通信

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郵便番号

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姫路市の郵便番号2007年2月13日より、以下の通りとなった。

電話番号

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姫路市の市外局番2006年5月14日午前2時より、4桁(0792)ないし5桁(07932,07933)から3桁の局番「079」に切り替わり、旧市外局番の4桁目以降が市内局番の先頭に移行した(例:0792-xx-xxxx→079-2xx-xxxx)。但し、旧安富町の区域の市外局番は今まで通り「0790」であり、変更はない(旧安富町の区域から他の姫路市の区域(旧家島町、旧夢前町、旧香寺町を含む)には市外局番079が必要で、市外通話料金がかかる)。

景勝地・旧跡・文化・観光・温泉・娯楽

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家島十景「監館眺望
鹿ヶ壺
八家地蔵
恒屋城址
好古園
書写山 圓教寺
亀山本徳寺
ダイセル異人館
古井家住宅
三木家住宅
銀の馬車道
姫路市立美術館
姫路文学館
香寺民俗資料館
姫路市書写の里・美術工芸館
兵庫県立こどもの館
手柄山中央公園
三木美術館
旧制姫路高校
姫路セントラルパーク
雪彦山
姫路市立遊漁センターと八家地蔵

姫路城時代劇などの撮影にしばしば使用され、近年では姫路フィルムコミッションが映画『ラスト サムライ』のロケに書写山圓教寺を斡旋するなどの活動を行っている。また、姫路は日本屈指の祭りどころでもある。

2011年、全国産業観光推進協議会の第5回産業観光まちづくり大賞で金賞受賞[41][42]

史跡・景勝地

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  • 家島十景 - 間浦古郭、天満霊樹、監館眺望、白髭霊嗣、宮浦夜泊、赤坂清水・櫻谷雪景、観音崎月、坊勢寺跡、淡賀楯崎、松島野馬
  • 鹿ヶ壺 - 姫路市立グリーンステーション鹿ヶ壺
  • 小赤壁 - 八家地蔵

古墳

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城跡・陣屋

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神社

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寺院

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近代の建築物・史跡

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文化財指定住宅

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その他歴史的建造物

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  • 固寧倉 - 姫路藩の社倉、市内では6箇所に現存。市指定文化財。

図書館・博物館・資料館

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美術館

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動物園・水族館・植物園

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競技場・体育施設

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ホール

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公園

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温泉

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娯楽施設・その他

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祭事・行事

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ゆかたまつり
お城まつり
お夏清十郎祭り
灘のけんか祭り
大塩天満宮例大祭

スポーツチーム

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姫路を舞台にした作品・ロケが行われた作品

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万葉集
  • 風吹けば波か立たむとさもらひに都太の細江に浦隠り居り / 山部赤人(巻6-945、都太の細江は飾磨区津田・飾磨区細江)
  • 円方の湊の渚鳥波立てや妻呼び立てて辺に近付くも / 作者未詳(巻7-1162、円方の湊は的形か)
  • 絶等寸の山の尾の上の桜花咲かむ春べは君し偲はむ / 播磨娘子より石川君子へ詠める歌(巻9-1776、絶等寸の山は姫山か)
  • 君なくはなぞ身装はむ櫛笥なる黄楊の小櫛も取らむとも思はず / 同上(巻9-1777)
  • わたつみの海に出でたる飾磨川絶えむ日にこそ我が恋止まめ / 作者未詳(巻15-3605)
  • 家島は名にこそありけれ海原を我が恋ひ来つる妹もあらなくに / 遣新羅使(巻15-3718)
映画
アニメ
テレビドラマ
怪談
小説
その他

名誉市民

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出身者

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※印は姫路ふるさと大使(ひめじ観光大使)に任命されている[49] 

歴史上の人物

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政治・経済

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政治家
岩田弘志(第19-22代室蘭市長)
清瀬一郎(第49・50代衆議院議長、旧飾磨郡夢前町出身)
藤原昭(元奈良市長)
奥田八二(第10・11・12代福岡県知事
熊野正士参議院議員、放射線科医)
古河和一郎(衆議院議員、大阪計理士会長)
松本十郎(元防衛庁長官
実業家
井上貞治郎レンゴー創業者[51]
立川熊次郎立川文庫創業者)
高井利一郎(高井織物社長、万里銀行取締役)
高井利平(地主、万里銀行頭取)
野田誠三(阪神電気鉄道元社長・会長。阪神タイガース元オーナー。阪神甲子園球場の設計者)
太田敏郎ノーリツ創業者)
牛尾梅吉(資産家、牛尾合資会社代表社員、姫路水力電気社長、姫路銀行頭取、姫路商工会議所会頭)
牛尾健治(牛尾合資会社代表社員、中国合同電気社長、神戸銀行副頭取、姫路商工会議所会頭)
牛尾治朗ウシオ電機創業者・代表取締役会長、経済同友会特別顧問、元経済財政諮問会議議員)
牛尾友次(資産家、大阪堂島米穀取引所取引員、牛尾友次商店店主)
尾上壽作グローリー工業社長)
尾上壽男(グローリー名誉会長、姫路商工会議所顧問)
永井彦蔵(紙商、姫路米穀取引所理事、資産家)
濱本八治郎(姫路商業銀行頭取、姫路瓦斯社長) - 先代八治郎は明治期、姫路商事界の重鎮であった。
濱本八二郎(姫路瓦斯社長)
滝崎武光(資産家、キーエンス創業者)
谷口恒ZMP創業者)
森下洋一パナソニック相談役、学校法人関西学院理事長、元関西経済連合会副会長)
松田憲幸ソースネクスト創業者、ポケトーク開発者)
山岸八郎フジッコ創業者)
伊賀泰代(人事コンサルタント)
児島絹子東京ソワール創業者)
本庄藤次(金貸業、一星商事代表取締役、資産家)
二木一一フタギ創業者、ジャスコ会長)
二木英徳(ジャスコ社長、イオン名誉相談役、日本体操協会会長)

芸能・マスコミ

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歌手
竹中雄大Novelbright
松浦亜弥
豊川誕
藤野ひろ子
吉田真里子
宇多川都
種浦マサオ
小林幸恵(別名「ニッキー・モンロー」)
丘みどり演歌歌手
ギャル曽根(高校卒業後から上京までの3年半を姫路市に居住)
田中潤ゲントウキ
兵庫ケンイチ
michi.S.Q.Fボーカリスト。元MASCHERA
ピコニコニコ動画歌い手)
八木沙季Lovelys
上田正樹(幼少期を母親の実家、姫路市で過ごす)
木村昇 (歌手)
増本綺良櫻坂46
奥村百花(NGT48 研究生)
俳優
石田政博
藤岡琢也
安原義人声優ナレーターとしても活動。相生市出身。東洋大学附属姫路高等学校卒業)
天田益男(声優としても活動)
美木良介
姜暢雄
黒坂真美
江口のりこ(旧飾磨郡夢前町出身)
水野麗奈(初代おけいはん
田川惠理
東山麻美
間尾茜
木月あかり宝塚歌劇団98期))※
落語家能楽師浪曲師
桂米朝 (3代目)人間国宝重要無形文化財保持者)
京山幸枝若 (初代)(浪曲師)
京山幸枝若 (2代目)(浪曲師、初代の子)
お笑い芸人
名倉潤ネプチューン
里見まさと(ザ・ぼんち
ぜんじろう
藤尾仁志オクラホマ
ジョージマン北
秋田久美子吉本新喜劇
木村卓寛天津
内海崇 (ミルクボーイ)
タレント
尾上由美
音楽バンド
プレイメイツ
THE NEUTRAL
the Underneath
Psycho le Cemu
シンガーソングライター・音楽関係者
きいちろS&Lミュージック企画立案スーパーバイザー)
ギタリスト・音楽関係者
植田尚樹
Dr.Tommy
GODRi(ゴリ)(SiMのドラマー)
バレエダンサー
谷桃子[52]
アナウンサー
鳥居睦子(フリー)
遠藤和子名古屋テレビ
松本麻衣子毎日放送)※
小西陸斗 (朝日放送テレビ)※
森直美静岡朝日テレビ)※
衣笠梨代テレビ新広島
北脇太基日本テレビ
北村紀一郎 (NHK)
森本深月 (テレビ山口
YouTuber
竹中関汰
その他の関係者
氷川竜介:編集者、フリーライター
吉田正樹:プロデューサー
ラッパー
Shurkn Pap

スポーツ

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野球
松葉貴大オリックス・バファローズ中日ドラゴンズ
髙田知季福岡ソフトバンクホークス
岡本健(元福岡ソフトバンクホークス)
林﨑遼(元埼玉西武ライオンズ
西川雅人 (元オリックス・バファローズ)
藤原虹気(元埼玉西武ライオンズ)
万永貴司(元横浜DeNAベイスターズ
嶋尾康史(元阪神タイガース、のち俳優)※
宮本賢治(プロ野球)
弓岡敬二郎(プロ野球)
葉室太郎(プロ野球)
松本正志(プロ野球)
山川猛(プロ野球)
豊田次郎(プロ野球)
的山哲也(プロ野球、捕手大阪近鉄バファローズオリックス・バファローズ福岡ソフトバンクホークス
丸尾英司(プロ野球、投手、元オリックス・ブルーウェーブ
藤城和明(プロ野球)
サッカー
増川隆洋Jリーグ京都サンガF.C.
金永基(Jリーグ、AC長野パルセイロ
播戸竜二(Jリーグ、FC琉球
バレーボール
眞鍋政義(元日本代表選手。日本女子代表チーム監督としてロンドンオリンピックで銅メダル)
田中幹保(全日本男子ナショナルチーム監督。旧飾磨郡夢前町出身)
中村祐造(元男子バレーボール選手、元バレーボール男子日本代表監督)
増成一志
栗原恵広島県江田島市出身。姫路市立大津中学校卒業)
竹下佳江(女子バレーボールチーム「ヴィクトリーナ姫路」の監督に就任)
名田篤史
東谷幸子
ラグビー
山本剣士トップリーグクボタスピアーズ
ボクシング
大内淳雅
大橋哲朗
亀田史郎ボクシングトレーナー、亀田三兄弟の父)
佐々木る玖
清瀬天太
竹中関汰
三谷将之
格闘技
安保瑠輝也
相撲
増位山大志郎(元大関。先々代三保ヶ関親方
増位山太志郎(元大関。先代三保ヶ関親方。増位山大志郎の実子。番付上では姫路市出身であるが、実際には東京生まれの東京育ち)
大日山廣司(元十両
山響親方(元幕内巌雄)
陸上競技
渕瀬真寿美競歩ロンドンオリンピック競歩代表。20km競歩の日本記録保持者)
競馬
岩田康誠JRA騎手
茶木太樹(JRA調教師
ボブスレー
長岡千里(旧飾磨郡夢前町出身)
柔道
川石酒造之助柔道家:フランス柔道の父)
プロレス
山崎五紀(旧飾磨郡家島町出身)
ゴルフ
安井純子(旧飾磨郡家島町出身)

学術・文化

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学者
辻善之助歴史学者
高島俊男中国文学者
池内紀ドイツ文学者
池内了宇宙物理学者
大谷千正音楽学者作曲家
広瀬秀雄天文学者
三上参次歴史学者
和辻哲郎思想家哲学者
駒井卓動物学者
難波洋三考古学者
武田邦宣法学者
都築正男医学者
野間幹晴会計学者
三和一博法学者
尾上久雄(経済学者・大学教授)
亀野淳教育学者
末道康之(法学者)
野口孫市建築家工学博士
小林潔司土木工学者
宗教家
清水公照東大寺長老)
森本公誠(東大寺長老)
作家
初井しづ枝歌人
和田夏十脚本家
車谷長吉(作家、俳人
五十嵐播水(俳人・医師)
赤尾兜子(俳人、旧網干町
中村楽天(俳人・ジャーナリスト
長谷川集平絵本作家
鄭義信(脚本家)※
椎名麟三小説家、脚本家)
阿部知二(小説家)
北川亜矢子(脚本家)[53]
八杉将司(小説家)
寺林峻(小説家、旧夢前町)
藤原無雨(小説家、ライトノベル作家)

芸術

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漫画家
高橋由佳利
高原けんじ
画家
酒井抱一絵師
庭山耕園日本画家
長谷川富三郎版画家
大松伸洋(画家、現代美術家
路上詩人
軌保博光(ほかに映画監督。元・お笑い芸人)
アニメーター
平岡正幸アニメーター
書道家
望月虚舟
写真家
小川晴暘
ファッションデザイナー
高田賢三生まれは神崎郡[要出典]姫路市立野里小学校卒業)
グラフィックデザイナー
平野敬子
ゲームデザイナー
桝田省治

その他

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脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ 大汝命と火明命の親子喧嘩の神話から。
  2. ^ 平均降雨日数は日降水量1mm以上の平年値。湿度は月平均日相対湿度。平均値は1991 - 2020年平均、極値は1978年12月 - 2021年6月。
  3. ^ 姫路市の「区」については、次の外部リンク先も参照。姫路の雑学(姫路市公式サイト)姫路の地名
  4. ^ 2011年の姫路市長選挙において現職の石見利勝が「政令市を目指す」旨の公約を掲げて当選している。
  5. ^ 出光興産兵庫製油所跡地(2003年閉鎖)。
  6. ^ 2008年2月15日付 神戸新聞WEBNEWS[リンク切れ]。閉鎖された出光興産兵庫製油所の総敷地面積が約128万平方キロメートル(神戸新聞、朝日)、松下電器が出光興産から土地を引き受けて建設する工場の敷地面積が約48万平方メートル(マイコミジャーナル、ロイター通信)。
  7. ^ 2023年時点で、跡地には「姫路市医師会看護専門学校」が存在する。
  8. ^ 居住地域によって一部は琴陵中へ。
  9. ^ 居住地域によって一部は飾磨東中へ。
  10. ^ 居住地域によって一部は朝日中へ。
  11. ^ 林田中のみ親子方式。
  12. ^ 理学部の一部施設あり。理学部と環境人間学部の1年生も通学。

出典

[編集]
  1. ^ 姫路市「平成27年度機能連携広域経営推進調査事業報告書」 総務省、2024年10月29日閲覧。
  2. ^ 中播磨県民センター/市町の概要”. 兵庫県市町要覧. (公財)兵庫県市町村振興協会. 2023年9月9日閲覧。
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  53. ^ 北川亜矢子Kitagawa Ayako / Writer[リンク切れ] 所属事務所プロフィール

関連項目

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外部リンク

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行政
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姫路わが街ガイド at the Wayback Machine (archived 2015-02-16)
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