室町ちばぎん三井ビルディング
室町ちばぎん三井ビルディング(COREDO室町3) | |
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情報 | |
用途 | 店舗・事務所・自動車車庫[1] |
設計者 |
日本設計(統括設計者 実施設計・監理) 清水建設(実施設計・監理) 團紀彦建築設計事務所(マスターアーキテクト デザインアーキテクト)[1] |
施工 | 清水建設・錢高組[2] |
建築主 | 三井不動産[2]、千葉銀行[2]、わかもと製薬[2]、総武[2]、三越伊勢丹[2]、木屋ビルディング[2] |
事業主体 | 三井不動産[2]、千葉銀行[2]、わかもと製薬[2]、総武[2]、三越伊勢丹[2]、木屋ビルディング[2] |
構造形式 | 鉄骨造(柱CFT造)鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造[3] |
敷地面積 | 約1,945.77 m2[2] |
建築面積 | 1,711.08 m² [3] |
延床面積 | 約29,238.49 m2[2] |
状態 | 完成 |
階数 | 地下4階・地上17階・[2] |
高さ | 79.92m[3] |
エレベーター数 | 9基[3] |
駐車台数 | 127台[3] |
着工 | 2012年8月16日[2] |
竣工 | 2014年1月31日[2] |
開館開所 | 2014年3月20日(COREDO室町3)[4] |
所在地 |
〒103-0022 東京都中央区日本橋室町1丁目5-5[2] |
座標 | 北緯35度41分10.3秒 東経139度46分27.8秒 / 北緯35.686194度 東経139.774389度座標: 北緯35度41分10.3秒 東経139度46分27.8秒 / 北緯35.686194度 東経139.774389度 |
コレド室町3 COREDO | |
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コレド室町3 1階 | |
店舗概要 | |
開業日 | 2014年(平成26年)3月20日[5][4] |
施設所有者 | 三井不動産 |
施設管理者 | 三井不動産商業マネジメント |
商業施設面積 | 3,900 m² |
店舗数 | 30 |
駐車台数 | 118台 |
最寄駅 | 東京メトロ銀座線・東京メトロ半蔵門線三越前駅[6] |
COREDO |
室町ちばぎん三井ビルディング(むろまちちばぎんみついビルディング)は、東京都中央区日本橋室町に所在するビルである[2]。三井不動産が官民地元と一体で進めた「室町東地区開発計画」の第2期として建設された[2][5]。商業区画はCOREDO室町3(コレドむろまちスリー、コレド室町3)の名称が付されている[2]。
第57回BCS賞(日本橋室町東地区開発)[7]、平成28年度土地活用モデル大賞(国土交通大臣賞)、第14回照明デザイン賞(優秀賞) を受賞。
概要
[編集]中央通りと江戸桜通りに面した敷地に所在する高層部に賃貸オフィス、低層部に物販中心の商業施設とともに各種イベント利用を想定したホールなどを配置した地下4階、地上17階からなる複合ビルである[8]。
東京メトロ銀座線・東京メトロ半蔵門線三越前駅および東日本旅客鉄道(JR東日本)総武快速線新日本橋駅に直結している[6]。
COREDO室町3
[編集]地下1階から地上4階部分がCOREDO室町3となり、メインエントランスは日本橋三越本店に対面する中央通りに設け、地下1階には地下鉄銀座線三越前駅のコンコースから直接アプローチできるエントランスも配置した[8]。再開発で整備されたCOREDO室町1・2・3を結ぶ「江戸桜通り地下歩道」は[8]、イベントスペースとして使われるほか、災害時には帰宅困難者の一時滞在施設として開放される。
1階に千葉銀行東京営業部、4階にアートギャラリーである「ちばぎんひまわりギャラリー」があり、千葉銀は移転を機に主に都内の上場企業との取引を強化する方針を打ち出している[9]。3階には各種イベント利用を想定した和の三井ホールとなることを企図した「橋楽亭/囲庵」を設けたほか[8]、飲食・物販・サービスなど36店が営業し、仲通り沿いには路面店も配置している[8]。
オフィスエリア
[編集]5階以上がオフィスフロアで、オフィスエントランスは商業エントランスとは面を違え、江戸桜通りに幅約12m、高さ約15mの門構えとして設え、地下1階エントランスは、地下鉄銀座線三越前駅のコンコースから、地下歩道を介してアプローチすることが可能となっている[8]。
基準階は約312坪の中央通りおよび江戸桜通りに面するL字型の執務スペースを確保し、最大2分割まで可能とした[8]。
オフィスに入る主な企業・団体
[編集]- 5階:千葉銀行東京営業部
- 8階:日本医療研究開発機構創薬事業部東日本統括部
- 10階:中国銀行東京支店[10]、ダイテック本社
- 12階:三井住友トラスト不動産日本橋営業センター、にんべん本社
- 13階 - 16階:千葉銀行、ちばぎん総合研究所東京分室、T&Iイノベーションセンター本社
美術展示スペース
[編集]美術展示スペース「ちばぎんひまわりギャラリー」は2014年3月にCOREDO室町3の4階に開設された[11]。前身は東京都中央区日本橋のちばぎんビル2階(東京営業部2階)にあった常設画廊の「ちばぎんアートギャラリー」で、千葉県ゆかりの美術家らが新作を発表したり研究発表を行う場となっていた[11][12]。その後、ビル建て替えに伴い2010年にいったん閉館した[11]。
2014年3月に「ちばぎんひまわりギャラリー」がCOREDO室町3の4階に開設され、企画展や千葉県ゆかりの作家による公募展が実施されてきた[11]。「ちばぎんひまわりギャラリー」は2024年12月29日をもって閉廊することが発表されている[11]。
ギャラリー
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地下1階
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2階
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3階
-
4階
脚注・出典
[編集]- ^ a b 近代建築 2014, p. 70.
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v “「室町古河三井ビルディング」「室町ちばぎん三井ビルディング」竣工”. 日刊建設工業新聞 (日刊建設工業新聞社). (2014年3月20日)
- ^ a b c d e 近代建築 2014, p. 71.
- ^ a b “「コレド室町2、3」で内覧会 初の大型シネコンも” 産経新聞 (産経新聞社). (2014年3月17日)
- ^ a b “コレド室町2・3、20日開業”. 繊研新聞 (繊研新聞社). (2014年3月18日)
- ^ a b “「コレド室町」2施設を拡充、映画館も 東京・日本橋”. 朝日新聞(朝日新聞社). (2014年2月22日)
- ^ “日本橋室町東地区開発:室町東三井ビルディング、室町古河三井ビルディング、室町ちばぎん三井ビルディング、福徳神社”. 一般社団法人日本建設業連合会. 2020年9月11日閲覧。
- ^ a b c d e f g 近代建築 2014, p. 69.
- ^ 「千葉銀、東京営業部移転、室町ちばぎん三井ビルに、上場企業との取引強化」『日本経済新聞』千葉版 2014年2月18日
- ^ “東京支店等の移転について” (PDF). 中国銀行 (2014年9月19日). 2015年2月4日閲覧。
- ^ a b c d e “千葉銀行、年末に日本橋のギャラリー閉廊「一定の役目果たしてきた」”. 千葉日報 (2024年6月25日). 2024年7月5日閲覧。
- ^ “ディスクロージャー誌 2007年3月期”. 千葉日報 (2024年6月25日). 2024年7月5日閲覧。
参考文献
[編集]- 『近代建築』近代建築社、2014年4月。
関連項目
[編集]- 室町東三井ビルディング(COREDO室町1)
- 室町古河三井ビルディング(COREDO室町2)
- 日本橋室町三井タワー(COREDO室町テラス)
- 日本橋一丁目三井ビルディング(COREDO日本橋)