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小川町

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おがわまち ウィキデータを編集
小川町
小川町旗 小川町章
日本の旗 日本
地方 関東地方
都道府県 埼玉県
比企郡
市町村コード 11343-3
法人番号 1000020113433 ウィキデータを編集
面積 60.36km2
総人口 26,870[編集]
推計人口、2024年10月1日)
人口密度 445人/km2
隣接自治体 比企郡嵐山町ときがわ町大里郡寄居町秩父郡東秩父村
町の木 ケヤキ
町の花 フクジュソウ
町の鳥 メジロ
小川町役場
町長 島田康弘
所在地 355-0392
埼玉県比企郡小川町大字大塚55番地
北緯36度03分24秒 東経139度15分43秒 / 北緯36.05667度 東経139.26183度 / 36.05667; 139.26183座標: 北緯36度03分24秒 東経139度15分43秒 / 北緯36.05667度 東経139.26183度 / 36.05667; 139.26183
外部リンク 公式ウェブサイト

小川町位置図

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町 / ― 村

ウィキプロジェクト
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小川町(おがわまち)は、埼玉県の中部に位置し、比企郡に属する

概要

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比企郡西部の中核をなす町である。江戸から川越を抜けて秩父に向かう街道が町を東西に抜けており、古くはその地理的な優位性から六斎市が立つなど地域の商業中心であった。

外秩父の山に囲まれた小川盆地に市街地があり、その地勢から「武蔵の小京都」の異名を持ち、全国京都会議に加盟しており、伝統工芸の和紙で知られる。

名誉町民である元・埼玉県議会議長小久保太郎の作詞による「ピッカリ千両節」は、町の歌とも言われ、これによれば「山の町、酒の町、紙の町」である。

地理

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位置

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比企地方及び県南西部の最も北西に位置し、秩父地方のすぐ外側に位置する。 市街地は小川盆地にあり外秩父山地に囲まれている。町の北東部は東松山台地を挟んで比企北丘陵の西端がかすめる。

また、関東に2つしかない市に隣接しない自治体である。(もう一つは群馬県草津町) 面積は60.36km2

地域

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住宅団地

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人口

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小川町と全国の年齢別人口分布(2005年) 小川町の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 小川町
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
小川町(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年) 25,641人
1975年(昭和50年) 26,084人
1980年(昭和55年) 27,045人
1985年(昭和60年) 29,232人
1990年(平成2年) 33,709人
1995年(平成7年) 37,822人
2000年(平成12年) 37,301人
2005年(平成17年) 35,401人
2010年(平成22年) 32,900人
2015年(平成27年) 31,178人
2020年(令和2年) 28,524人
総務省統計局 国勢調査より
  • 人口:28,871人
    • 男性:14,357人
    • 女性:14,514人
  • 世帯数:13,030世帯
  • 人口密度:478.31人/km2

(2023年2月24日現在)

隣接自治体

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埼玉県の旗埼玉県

歴史

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  • 古代から近世にかけての小川町域は主として武蔵国比企郡に属し、一部の地域は男衾郡に属していた。

近代

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明治時代

近現代

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昭和時代(戦後)

現代

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平成時代
  • 2003年平成15年)
    • 3月3日 - 比企地区任意合併協議会設置(東松山市・比企郡滑川町嵐山町小川町都幾川村玉川村吉見町・秩父郡東秩父村
    • 4月1日 - 協議会事務局設置(東松山市役所内)
    • 5月21日 - 第4回協議会において比企地区任意合併協議会解散を決定
    • 7月 - 滑川町・嵐山町・小川町・都幾川村・玉川村・東秩父村の6町村は合併研究会を設置。
    • 12月 - 滑川町・嵐山町・小川町・都幾川村・玉川村・東秩父村の6町村は比企地域3町3村合併協議会を設置
  • 2004年(平成16年)
    • 7月 - 滑川町で合併の枠組みを問う住民投票を行った結果、東松山市・吉見町を含む8市町村で合併が過半数を占めたために滑川町は比企地域3町3村合併協議会から離脱
    • 8月 - 比企地域3町3村合併協議会が解散
  • 2018年(平成30年)4月2日 - 町内のお昼の時報チャイムを「エーデルワイス」から、地元で作られた曲である「小京都小川」へと変更された。
令和時代
  • 2023年令和5年)3月13日 - 町内の中心駅「小川町駅」が東武東上線のダイヤ改正により、日中時間帯に池袋へ直通する電車がなくなる。

政治

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行政

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町長

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  • 町長:島田康弘(2022年6月13日就任、1期目)

広域行政

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一部事務組合
過去に設置されていた一部事務組合
  • 埼玉中部資源循環組合:東松山市、桶川市、比企郡の6町(滑川町、嵐山町、当町、ときがわ町、鳩山町、吉見町、川島町(川島町は平成27年12月1日に加入))及び秩父郡東秩父村により平成27年4月1日に設立。可燃ごみ及び粗大ごみの新施設を建設する計画を立てていた。しかし、処理施設の付帯設備(温浴施設等)の建設及び建設後の管理費用負担について協議が纏まらなかったことなどもあり、計画が頓挫し、令和2年3月31日をもって組合は解散した。[1]

立法

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町議会

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  • 小川町議会:定数16

出先機関・施設

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県政機関

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施設

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小川警察署
小川消防署
小川赤十字病院
小川郵便局

警察

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本部

消防

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本部
消防署

医療・福祉

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主な病院

郵便局

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郵便番号は町内全域が「355-03xx」(小川郵便局が集配を担当)である。

主な郵便局
  • 小川郵便局
    • 小川腰越郵便局
    • 東小川郵便局
    • 小川みどりが丘郵便局
    • 東武竹沢駅前郵便局
    • 八和田郵便局
    • 小川本町簡易郵便局

交流施設

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  • 総合福祉センター(パトリアおがわ)
  • ふれあいプラザおがわ
  • 中央公民館
  • 大河公民館
  • 竹沢公民館
  • 八和田公民館
  • 大塚コミュニティセンター
  • 町民会館(リリックおがわ)

文化施設

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運動施設

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  • 小川町総合運動場
  • 小川町立武道館
  • 小川町都市公園
  • 仙元山見晴らしの丘公園

対外関係

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姉妹都市・提携都市

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国内

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姉妹都市
その他

経済

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古くから起業家精神(アントレプレナーシップ)が盛んな土地として知られ、東証一部上場のスーパー「ヤオコー」や、衣料品小売「しまむら」は、それぞれ小川町の八百屋「八百幸」、「島村呉服店」が発端である。この2社をとりあげた書籍『しまむらとヤオコー』(小川孔輔著、小学館)が2011年1月に発売されている。

また、埼玉県西部を中心に店舗網を持ち1951年に大生無尽と合併した小川無尽(現:東和銀行)や、1999年11月12日経営破綻した小川信用金庫(現:埼玉縣信用金庫)の本店所在地でもあった。

第一次産業

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  • 水嚢(すいのう)
  • 徳川家康が関東移封時、諏訪頼忠奈良梨に一時所領を与えられた。
  • 農業(霜里農場など)

第二次産業

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  • 和紙小川和紙
  • 絹織物
  • 建具
  • 日本酒(晴雲酒造、武蔵鶴酒造、松岡醸造[全国新酒鑑評会8年連続金賞受賞[2](県内最多[3])記録酒造])
  • 鬼瓦

第三次産業

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金融機関

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情報・生活

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ライフライン

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電信

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市外局番

市外局番は町内全域が「0493」。同一市外局番の地域との通話は市内通話料金で利用可能(東松山MA)。収容局は埼玉小川別局のみ。

教育

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高等学校

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県立

中学校

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町立

小学校

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町立

交通

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小川町駅
嵐山小川IC

鉄道

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中心となる駅:小川町駅

鉄道路線

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東日本旅客鉄道(JR東日本)
東武鉄道

東京の池袋へは東上線の急行快速急行で約1時間程度で行くことができる。土日祝日には副都心線や東急東横線を介して元町・中華街駅や新横浜駅・相鉄線方面へ直通する列車もある。また、町内には住宅団地(小川パークヒルなど)や大型マンションが建設されている。

バス

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路線バス

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町内のバスは東武グループ川越観光自動車が主に受け持っている。 また、ときがわ町方面や東秩父村方面へ向かう路線は廃止された路線を自治体が運行している路線でイーグルバスが委託運行を行っている。

  • 小03 小川町駅 - みどりヶ丘循環(川越観光自動車森林公園営業所
  • 小07 小川町駅 - 小川パークヒル(川越観光自動車森林公園営業所)
  • と06 日赤病院前 - 小川町駅 - せせらぎバスセンター(イーグルバス都幾川営業所:ときがわ町路線バス)
  • W01・W02・W03 小川町駅 - 和紙の里 - 皆谷 - 白石車庫(イーグルバス都幾川営業所:東秩父村路線バス)
  • KM14・KM15 小川町駅 - 熊谷駅(国際十王交通熊谷営業所

タクシー

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タクシーの営業区域県南西部交通圏で、川越市所沢市東松山市飯能市和光市などと同じエリアとなっている。

道路

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高速道路

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東日本高速道路(NEXCO東日本)

国道

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県道

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主要地方道
一般県道

観光

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名所・旧跡

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城郭
街道

観光スポット

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文化・名物

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埼玉伝統工芸会館にある小川和紙
1960年代の小川町。手漉き和紙用のこうぞ洗いの様子

祭事・催事

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名産・特産

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  • 和紙小川和紙
  • 忠七めし
    割烹旅館二葉の名物料理。幕末から明治初期にかけて活躍した山岡鉄舟はたびたび小川町を訪れており、その際二葉八代目当主・八木忠七に「禅味を盛った料理」を所望して作り出されたものと伝えられている。二葉旧館は登録有形文化財となっている。
  • 女郎うなぎ
    1855年創業とされる割烹旅館福助の名物料理。吉原の遊女の面倒を見たことからその元遊女の生家に伝わる秘伝のタレを伝授され、「女郎うなぎ」として名物になったとされる。福助本館は明治年間に建てられた木造三階建。

小川和紙

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小川和紙の歴史は古く、その起源は1300年前にさかのぼると言われている。特に特産品である手漉きの「細川紙」は、国の重要無形文化財の指定を受けており、2014年には、隣接する東秩父村と共に伝承されている「細川紙」の技術が「和紙・日本の手漉き和紙技術」としてユネスコ(国際連合教育科学文化機関)無形文化遺産[6]に登録されている。

太平洋戦争末期、風船爆弾の製造に当たっては実験段階から主に小川和紙が使用された。これは小川和紙が繊維が長く強度に優れる「細川紙」であること、和紙産地の中で小川町が比較的東京に近いことなどによる。

出身関連著名人

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政治・経済

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文化・芸能

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学術

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医療

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スポーツ

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脚注

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  1. ^ 埼玉中部資源循環組合 新ごみ施設だより(第11号(最終号)令和2年3月10日発行)2020年7月5日閲覧
  2. ^ 松岡醸造(株)”. 小川町観光協会. 2021年2月25日閲覧。
  3. ^ 埼玉・小川町の「松岡醸造」で日本酒の魅力を深堀り!”. ORICON NEWS. 2021年2月25日閲覧。
  4. ^ 国指定重要文化財 吉田家住宅 - 小川町役場
  5. ^ 旧小川町立小川小学校下里分校 - 小川町役場
  6. ^ 埼玉県小川町/和紙のふるさと 小川町~小川和紙の歴史と伝統を継ぐ~ - 全国町村会”. www.zck.or.jp. 2021年2月25日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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