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小林凌大

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
小林凌大
東京8Rパドック(2024年4月27日)
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 茨城県
生年月日 (2001-02-20) 2001年2月20日(23歳)
身長 164.5cm[1]
体重 47.3kg[1]
血液型 AB型
騎手情報
所属団体 JRA
所属厩舎 小西一男(美浦)(2019年3月1日 - )
初免許年 2019年
免許区分 平地・障害
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小林 凌大(こばやし りょうた、2001年平成13年)2月20日 - )は、日本中央競馬会(JRA)所属の騎手である。茨城県出身。父は元JRA騎手、現競馬学校教官の小林淳一[2]。また後輩の水沼元輝はいとこ[3]

来歴

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3人兄弟の次男として生まれる。父の最終騎乗日となった2012年3月25日には応援のために競馬場に行き、そこで見た父の姿に憧れて騎手を目指すことを決意した。小学校では野球をしていたが、中学校入学後に乗馬を開始し、2016年4月にJRA競馬学校騎手課程に入学した[4]

2019年2月、JRA競馬学校騎手課程を卒業(第35期)[注 1]小西一男厩舎(美浦)に所属し、3月2日の中山9Rフジマサクイーン(16頭7着)にて初騎乗[6]。同年6月18日に 船橋競馬場(地方競馬)で行われた2019ヤングジョッキーズシリーズ(YJS)トライアルラウンド船橋(第2戦)を制し、中央・地方を通じての初勝利を挙げた[7]。同年のトライアルラウンドでは他に浦和第1戦をウインストロベリーにて制した。

2019年12月15日、中山1Rをスピーニディローザにて優勝し、中央での初勝利をあげる[8]

2019YJSファイナルラウンドは、合計31ptで7位の成績を収めた[9]

2022YJSファイナルラウンドは、合計91ptで優勝(中央所属騎手の初優勝)。ファイナルラウンドでの3勝、合計獲得ポイント、2位との差42ptは新記録[10]

人物

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目標とする騎手は田辺裕信。騎乗依頼を多くもらえるような騎手になることを目標としている[11]

騎乗成績

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日付 競馬場・開催 競走名 馬名 頭数 人気 着順
初騎乗 2019年3月2日 2回中山3日目9R 4歳上500万下 フジマサクイーン 16頭 15 7着
初勝利 2019年12月15日 5回中山6日目1R 2歳未勝利 スピーニディローザ 16頭 4 1着
年度 1着 2着 3着 騎乗数 勝率 連対率 複勝率
2019年 1 8 8 198 .005 .045 .086
2020年 9 14 13 370 .024 .062 .097
2021年 14 14 16 386 .036 .073 .114
通算 24 36 37 954 .025 .063 .102

脚注

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注釈

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出典

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  1. ^ a b 騎手名鑑. JRA. 2019年9月10日閲覧
  2. ^ 小林凌、まず顔を覚えて 元騎手の父からアドバイス”. デイリースポーツ (2019年3月1日). 2019年9月10日閲覧。
  3. ^ (日本語) 2022ヤングジョッキーズシリーズ ファイナルラウンド|リポート動画|NAR公式, https://www.youtube.com/watch?v=Q6jXjmNRhcs 2022年12月20日閲覧。 
  4. ^ 平松さとし (2019年4月10日). “あるジョッキー親子の父を想う気持ちと子を想う気持ち”. Yahoo!ニュース. 2019年9月10日閲覧。
  5. ^ JRA競馬学校騎手課程卒業式 岩田ジュニアの望来君「日本でも海外でも活躍」”. スポーツ報知 (2019年2月12日). 2019年8月20日閲覧。
  6. ^ 小林 凌大の騎手情報|競馬ラボ”. www.keibalab.jp. 2019年8月31日閲覧。
  7. ^ 小林凌大騎手、船橋競馬で初勝利「感謝を忘れず」|極ウマ・プレミアム”. p.nikkansports.com. 2019年8月31日閲覧。
  8. ^ 中山で小林凌大騎手がJRA初勝利”. サンスポZBAT!競馬 (2019年12月15日). 2019年12月19日閲覧。
  9. ^ ヤングジョッキーズシリーズ 2019【騎乗予定 & ポイント表】”. www.keiba.go.jp. 2020年1月1日閲覧。
  10. ^ 2022ヤングジョッキーズシリーズ”. 地方競馬全国協会. 2022年12月20日閲覧。
  11. ^ 平成31年度新規騎手情報 小林凌大騎手”. JRA. 2019年8月31日閲覧。

外部リンク

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関連項目

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