小説家を見つけたら
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小説家を見つけたら | |
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Finding Forrester | |
監督 | ガス・ヴァン・サント |
脚本 | マイク・リッチ |
製作 |
ショーン・コネリー ローレンス・マーク ロンダ・トレフソン |
製作総指揮 |
ジョナサン・キング ダニー・ウルフ |
出演者 |
ショーン・コネリー F・マーリー・エイブラハム |
音楽 | テレンス・ブランチャード |
撮影 | ハリス・サヴィデス |
編集 | ヴァルディス・オスカードゥティル |
配給 |
コロンビア ピクチャーズ SPE |
公開 |
2000年12月19日 2001年3月10日 |
上映時間 | 136分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
興行収入 | $80,049,764[1] |
『小説家を見つけたら』(Finding Forrester)は、2000年のアメリカ映画。ショーン・コネリー主演、ガス・ヴァン・サント監督。
ストーリー
[編集]ニューヨークの下町ブロンクス。文学の才能を持つ16歳の黒人少年ジャマールは、友人たちにそそのかされアパートの部屋に忍び込んだが、そこにリュックを忘れてきてしまう。後日、戻ってきたリュックの中にあった創作ノートには赤字で批評がされていた。
部屋の持ち主の老人は、フォレスターという小説家だった。処女小説でピュリツァー賞を受賞し、次回作を期待されながら姿を消した謎の人物だ。ジャマールは彼に興味を持ち、作文を持ち込んで強引に添削を頼み込んだ。
成績のいいジャマールは、有名私立高校へ学費免除で転校したが、教師のクロフォードはジャマールを嫌い、急速に上達していく文章力を疑っていた。学校の作文コンテスト用にフォレスターの部屋で書いた文章を提出するジャマール。だが、その文章は練習用で、タイトルと冒頭部分が、フォレスターの古いエッセイの写しだったのだ。それに気づいたクロフォードは盗作と決め付け、ジャマールは退学の危機に追い込まれた。
作文コンテストの当日、学校に現れるフォレスター。ジャマールを友と呼んでその危機を救ったフォレスターは、故郷のスコットランドに旅立つと宣言した。やがてジャマールの卒業が近づいたある日、弁護士がフォレスターの訃報と遺品を持って現れた。フォレスターは新作の小説を書き遺したのだった。
キャスト
[編集]※括弧内は日本語吹替
- ウィリアム・フォレスター - ショーン・コネリー(内田稔)
- ジャマール・ウォレス - ロブ・ブラウン(福山廉士)
- ロバート・クロフォード教授 - F・マーリー・エイブラハム(菅生隆之)
- クレア・スペンス - アンナ・パキン(小島幸子)
- テレル・ウォレス - バスタ・ライムス(田中正彦)
- スティーヴン・サンダーソン弁護士 - マット・デイモン[2](平田広明)
- ジャニス・ウォレス - ステファニー・ベリー(藤生聖子)
- マシューズ教授 - リチャード・イーストン(石波義人)
- スペンス博士 - マイケル・ヌーリー(小山武宏)
- マシー - グレン・フィッツジェラルド(松本保典)
- フライ - フライ・ウィリアムズ・三世(鳥海勝美)
- ケンゾウ - ダマニー・マシス(大黒和広)
- クレイ - ダミアン・リー(水島大宙)
- デイモン - リル・ゼイン(齋藤龍吾)
- ジョン・コールリッジ - マイケル・ピット(保志総一朗)
- デヴィッド・ブラッドリー - マット・マロイ(大川透)
- ジョイス - エイプリル・グレース(小野未喜)
- ジョン・ハートウェル - マシュー・ノア・ワード(鈴木正和)
- ギャリック - トム・カーンズ(斉藤次郎)
- 図書館員 - ソフィア・ウー(白木克枝)
音楽
[編集]映画の音楽は、テレンス・ブランチャードが作曲した。
出典
[編集]- ^ “Finding Forrester (2000)” (英語). Box Office Mojo. 2011年4月24日閲覧。
- ^ カメオ出演の為ノンクレジット