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岡本昌弘

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
岡本 昌弘
名前
愛称 グッピー[1]
カタカナ オカモト マサヒロ
ラテン文字 OKAMOTO Masahiro
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1983-05-17) 1983年5月17日(41歳)
出身地 千葉県千葉市緑区
身長 188cm
体重 80kg
選手情報
在籍チーム 日本の旗 サガン鳥栖
ポジション GK
背番号 31
利き足 右足
ユース
1996-1998 日本の旗 ジェフユナイテッド市原Jrユース
1999-2001 日本の旗 ジェフユナイテッド市原ユース
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2002-2019 日本の旗 ジェフユナイテッド千葉 242 (0)
2007 日本の旗 ジェフリザーブズ 8 (0)
2018-2019 日本の旗 愛媛FCloan 84 (0)
2020-2021 日本の旗 愛媛FC 59 (0)
2022- 日本の旗 サガン鳥栖 0 (0)
代表歴
2001-2003  日本 U-20 0 (0)
1. 国内リーグ戦に限る。2023年12月15日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

岡本 昌弘(おかもと まさひろ、1983年5月17日 - )は、千葉県千葉市緑区出身のプロサッカー選手Jリーグサガン鳥栖所属。ポジションはゴールキーパー(GK)早稲田大学人間科学部eスクール(通信教育課程)健康福祉科学科卒業。

経歴

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ジェフユナイテッド市原・千葉

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ジェフユナイテッド市原・千葉の下部組織出身で同期に山岸智野本安啓がいる。

トップに昇格して暫くは櫛野亮立石智紀に次ぐ「第3GK」という立場から出場機会に恵まれていなかったが、2006年8月5日A3チャンピオンズカップ大連実徳戦にスタメン出場。同年9月9日清水エスパルス戦では立石と櫛野が共に故障したため、リーグ戦初出場を果たした。 一見派手なスーパーセーブこそ少ないが、的確な判断とミスの少ない安定したプレーが特徴の堅実な選手で、素早く正確なスローによるフィードも特徴のひとつである。 2008年からリーグ戦でも出場機会が増加。立石が引退した2009年からは立石の背番号1を継承している。同年は23試合に出場したが、チームは最下位で史上初のJ2降格となった。

2010年は櫛野に定位置を譲り、14試合の出場に留まりチームもJ1復帰を逃した。監督が江尻篤彦からドワイト・ローデヴェーヘスに代わった2011年は開幕からレギュラーを務め、自身初となる全38試合フル出場を果たしたが、終盤の失速でまたしてもJ1復帰を逃した。その後、2014年の終盤戦からは川崎フロンターレよりレンタルで加入していた高木駿にポジションを譲るようになり、2015年になると開幕から高木が使われる試合が多く控えに回ることが増えた。高木が川崎に復帰後の2016年以降は東京ヴェルディから佐藤優也が加入したこともあり、引き続き控えとなることが多くなっている。

愛媛FC

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2017年12月、2018シーズンより愛媛FC期限付き移籍することが発表された[2]。それまでジュニアユース時代からリザーブスを含めジェフ一筋でプレーしてきた岡本にとって、初の他クラブへの移籍となった。

2018年、昨シーズンまで愛媛FCの正ゴールキーパーであったパク・ソンスを抑え開幕スタメンを勝ち取ると、そのまま新たな守護神として活躍[1]。シーズン全42試合フル出場を果たし、ビックセーブでチームのJ2残留に大きく貢献した。

2019年も期限付き移籍で契約を更新し、42試合フル出場。チームのピンチを救った[3]

2020年からは完全移籍にて加入することが発表された[4]

2021シーズンは、湘南ベルマーレから期限付きで加入した秋元陽太が先発に定着したため、開幕から20試合は控えに留まったが、秋元が怪我で離脱すると再びレギュラーに定着。22試合に出場した。

サガン鳥栖

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2022年サガン鳥栖へ完全移籍[5]。2009年以来となるJ1クラブへの加入となった。

アラカルト/エピソード

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  • 2006年1月5日1月6日に、和食店 玉亭(東京都中央区)にてインターンシップを体験[6]
  • 2006年シーズンJ1第10節、大分トリニータ戦にて、当時千葉の監督であったイビチャ・オシムはGK控えに櫛野亮がいるにもかかわらず(当時の第3GKだった)岡本も登録した[7]。通常、7人登録できるベンチ登録枠にこの試合は6人しか登録されておらず、その中にGKが2人登録されたことになる。「コンディションの良い選手を使う」と公言するオシムの御眼鏡に適ったというエピソードだが、単にコンディションの悪い選手へのあてつけだったとも考えられる。
  • 元々は韓国籍。16歳の時にジェフのコーチの勧めで日本国籍を取得した[8]
  • 2014年11月に第一子が[9]、2018年1月に第二子が誕生[10]
  • 2019年のエイプリルフールの際、同じく愛媛県ホームタウンとして活動するバスケットボールチーム・愛媛オレンジバイキングスB2リーグ)に所属する、同姓同名の岡本将大と期限付き移籍でのトレードを行うというフェイクニュースが両クラブから発表された[11]
  • サガン鳥栖で共にGKとしてプレーしている朴一圭とは容姿が瓜二つであり、サポーターからも「もはや同一人物」「兄弟では」などと話題になった[12]

所属クラブ

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個人成績

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国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
2002 市原/千葉 30 J1 0 0 0 0 0 0 0 0
2003 0 0 1 0 0 0 1 0
2004 0 0 0 0 0 0 0 0
2005 0 0 0 0 0 0 0 0
2006 13 0 2 0 1 0 16 0
2007 8 0 4 0 1 0 13 0
2007 千葉R 21 JFL 8 0 - - 8 0
2008 千葉 30 J1 21 0 4 0 0 0 25 0
2009 1 23 0 4 0 3 0 30 0
2010 J2 14 0 - 2 0 16 0
2011 38 0 - 2 0 40 0
2012 34 0 - 3 0 37 0
2013 42 0 - 1 0 43 0
2014 33 0 - 1 0 34 0
2015 11 0 - 3 0 14 0
2016 5 0 - 2 0 7 0
2017 0 0 - 0 0 0 0
2018 愛媛 42 0 - 0 0 42 0
2019 42 0 - 0 0 42 0
2020 37 0 - - 37 0
2021 22 0 - 1 0 23 0
2022 鳥栖 31 J1 0 0 4 0 1 0 5 0
2023 0 0 0 0 1 0 1 0
2024
通算 日本 J1 65 0 19 0 7 0 91 0
日本 J2 320 0 - 15 0 335 0
日本 JFL 8 0 - - 8 0
総通算 393 0 19 0 22 0 434 0

その他の公式戦

その他の国際公式戦

個人タイトル

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出場大会

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代表歴

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脚注

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注釈

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  1. ^ 同クラブOB初のJリーガーである。

出典

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  1. ^ a b [愛媛]守護神・岡本昌弘の愛称“グッピー”の由来は?”. エル・ゴラッソweb版 (2018年10月17日). 2020年2月11日閲覧。
  2. ^ 岡本昌弘選手 愛媛FCへの期限付き移籍について ジェフユナイテッド市原・千葉 2017年12月9日
  3. ^ 「テンション上がる」日立台で好守連発も…愛媛GK岡本「勝たせられるGKが良いGK」”. ゲキサカ (2019年9月22日). 2020年2月11日閲覧。
  4. ^ 岡本 昌弘 選手 完全移籍にて加入のお知らせ』(プレスリリース)愛媛FC、2019年12月19日http://www.ehimefc.com/topics/topic7817.html2020年2月11日閲覧 
  5. ^ 岡本昌弘選手 完全移籍加入のお知らせ』(プレスリリース)サガン鳥栖、2022年1月8日http://sagan-tosu.net/news/p/5934/2022年1月8日閲覧 
  6. ^ 岡本昌弘選手(千葉)がインターンシップ体験(CSC)”. Jリーグ (2006年1月10日). 2010年9月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月14日閲覧。
  7. ^ 公式記録 2006Jリーグ ディビジョン1 第10節
  8. ^ “恩師に支えられた思春期-ジェフGK岡本昌弘 (27)”. 読売新聞オンライン. (2010年9月8日). オリジナルの2010年9月20日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20100920140340/http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/feature/chiba1272379319265_02/news/20100914-OYT8T00987.htm 2023年11月14日閲覧。 
  9. ^ 岡本昌弘選手 第一子誕生のお知らせ”. ジェフユナイテッド市原・千葉 (2014年11月14日). 2020年2月11日閲覧。
  10. ^ 今季加入の愛媛GK岡本昌弘に第二子誕生”. ゲキサカ (2018年1月18日). 2020年2月11日閲覧。
  11. ^ 愛媛オレンジバイキングス・岡本将大選手と愛媛FC・岡本昌弘選手 期限付き移籍のお知らせ”. 愛媛オレンジバイキングス (2019年4月1日). 2020年2月11日閲覧。
  12. ^ 「もはや同一人物」サガン岡本昌弘のGK朴一圭への祝福にファン注目!「まるで兄弟のよう」”. SOCCER DIGEST Web (2022年8月20日). 2023年4月9日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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