市瀬菜々
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名前 | ||||||
カタカナ | イチセ ナナ | |||||
ラテン文字 | ICHISE Nana | |||||
基本情報 | ||||||
国籍 | 日本 | |||||
生年月日 | 1997年8月4日(27歳) | |||||
出身地 | 徳島県徳島市 | |||||
身長 | 160cm | |||||
体重 | 55kg | |||||
選手情報 | ||||||
ポジション | DF | |||||
利き足 | 右足[1] | |||||
ユース | ||||||
2004-2009 | 川内南サッカー少年団 | |||||
2010-2012 | 鳴門ポラリスLFC | |||||
2013-2015 | 常盤木学園高校 | |||||
クラブ1 | ||||||
年 | クラブ | 出場 | (得点) | |||
2016-2023 |
ベガルタ仙台レディース / マイナビベガルタ仙台レディース / マイナビ仙台レディース | 97 | (3) | |||
通算 | 97 | (3) | ||||
代表歴2 | ||||||
2014 | 日本U-17 | 6 | (2) | |||
2016 | 日本U-20 | 6 | (0) | |||
2017-2019 | 日本 | 19 | (0) | |||
1. 国内リーグ戦に限る。2023年6月10日現在。 2. 2019年6月25日現在。 ■テンプレート(■ノート ■解説)■サッカー選手pj |
市瀬 菜々(いちせ なな、1997年8月4日 - )は、徳島県徳島市出身の元女子サッカー選手。元日本女子代表。ポジションはディフェンダー。
来歴
[編集]徳島県徳島市川内町出身[2]。徳島市川内南小学校1年の時、サッカーを始めた[2]。
ユース
[編集]徳島市川内中学校の時、男子に交じり四国クロスバーリーグで活躍。同時に鳴門ポラリスレディースフットボールクラブでもプレーした[2]。宮城県の強豪・常盤木学園高等学校に進み、2年時にはコスタリカで行われた2014 FIFA U-17女子ワールドカップで優勝し[3]、3年時にはAFC U-19女子選手権2015で優勝を果たした[2][4]。
シニア
[編集]2016年、ベガルタ仙台レディースに加入[5]。加入年から2018年までの3年間は、仙台市内のホームセンター「ダイシン」で勤務していた[6]。同年4月30日に行われたなでしこリーグ第6節伊賀フットボールクラブくノ一戦で初出場を果たした[2]。同年11月からパプアニューギニアで開催された2016 FIFA U-20女子ワールドカップでは全6試合にフル出場し、日本の銅メダル獲得に貢献した[7][8]。
2019年1月18日、このシーズンから加入した隅田凜とともにプロ契約を締結した[9] が、負傷が重なりほぼシーズンを棒に振る形となった。同年、仙台市在住でベガルタとレディースのサポーターであるいがらしみきおにより、自身を主人公とした4コマ漫画の連載がクラブ公式サイトにて開始された[10][11]。
2023年5月30日、2022-23シーズン限りで引退することを発表した[12]。
代表
[編集]2017年1月の日本女子代表トレーニングキャンプに初招集される[13]。同年4月9日のキリンチャレンジカップ2017・コスタリカ戦でA代表初出場[14]。
個人成績
[編集]クラブ
[編集]国内大会個人成績 | |||||||||||
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年度 | クラブ | 背番号 | リーグ | リーグ戦 | リーグ杯 | オープン杯 | 期間通算 | ||||
出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | ||||
日本 | リーグ戦 | リーグ杯 | 皇后杯 | 期間通算 | |||||||
2013 | 常盤木学園高校 | 28 | チャレンジ | 11 | 1 | - | 1 | 0 | 12 | 1 | |
2014 | 8 | 19 | 0 | - | 3 | 1 | 22 | 1 | |||
2015 | チャレンジEAST | 15 | 3 | - | 1 | 0 | 16 | 3 | |||
2016 | ベガルタ仙台レディース | 3 | なでしこ1部 | 12 | 0 | 9 | 0 | 2 | 0 | 23 | 0 |
2017 | マイナビベガルタ仙台レディース | 11 | 2 | 5 | 0 | 0 | 0 | 16 | 2 | ||
2018 | 14 | 0 | 4 | 0 | 2 | 0 | 20 | 0 | |||
2019 | 11 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 13 | 0 | |||
2020 | 13 | 0 | - | 0 | 0 | 13 | 0 | ||||
2021-22 | マイナビ仙台レディース | WE | 20 | 0 | - | 1 | 0 | 21 | 0 | ||
2022-23 | 16 | 1 | 5 | 1 | 1 | 0 | 22 | 2 | |||
通算 | 日本 | 1部 | 97 | 3 | 25 | 1 | 6 | 0 | 128 | 4 | |
日本 | 2部 | 30 | 1 | - | 4 | 1 | 34 | 2 | |||
日本 | 3部 | 15 | 3 | - | 1 | 0 | 16 | 3 | |||
総通算 | 142 | 7 | 25 | 1 | 11 | 1 | 178 | 9 |
- 日本女子サッカーリーグ
- 初出場 - 2013年5月11日 チャレンジリーグ 第6節 福岡J・アンクラス戦 (小郡市陸上競技場)
- 初得点 - 2013年5月19日 チャレンジリーグ 第7節 セレッソ大阪堺レディース戦 (松島フットボールセンター)
- WEリーグ
- 初出場 - 2021年9月12日 第1節 ノジマステラ神奈川相模原戦 (ユアテックスタジアム仙台)
代表歴
[編集]選出歴
[編集]- U-15日本女子代表
- U-16日本女子代表
- U-17日本女子代表
- 2014年 - 2014 FIFA U-17女子ワールドカップ
- U-18日本女子代表
- U-19日本女子代表
- 2015年 - AFC U-19女子選手権2015
- U-20日本女子代表
- 2016年 - 2016 FIFA U-20女子ワールドカップ
- 日本女子代表
- 2017年 - 2017 Tournament of Nations
- 2018年 - アルガルヴェ・カップ2018
- 2018年 - 2018 AFC女子アジアカップ
- 2019年 - SheBelieves Cup(アメリカ合衆国)
- 2019年 - 2019 FIFA女子ワールドカップ
試合数
[編集]
日本代表 | 国際Aマッチ | |
---|---|---|
年 | 出場 | 得点 |
2017 | 6 | 0 |
2018 | 9 | 0 |
2019 | 4 | 0 |
通算 | 19 | 0 |
出場
[編集]# | 開催日 | 開催地 | 会場 | 相手 | 結果 | 監督 | 大会 |
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1 | 2017年04月09日 | 熊本県 | 熊本県民総合運動公園陸上競技場 | コスタリカ | ○3-0 | 高倉麻子 | キリンチャレンジカップ |
2 | 2017年06月09日 | ブレダ | オランダ | ○1-0 | 国際親善試合 | ||
3 | 2017年06月13日 | ルーヴェン | ベルギー | △1-1 | 国際親善試合 | ||
4 | 2017年07月27日 | シアトル | ブラジル | △1-1 | トーナメント・オブ・ネイションズ | ||
5 | 2017年07月30日 | サンディエゴ | オーストラリア | ●2-4 | トーナメント・オブ・ネイションズ | ||
6 | 2017年08月03日 | カーソン | アメリカ合衆国 | ●0-3 | トーナメント・オブ・ネイションズ | ||
7 | 2018年02月28日 | アルガルベ | オランダ | ●2-6 | アルガルベカップ | ||
8 | 2018年03月05日 | アルガルベ | デンマーク | ○2-0 | アルガルベカップ | ||
9 | 2018年03月07日 | アルガルベ | カナダ | ●0-2 | アルガルベカップ | ||
10 | 2018年04月01日 | 長崎県 | 長崎県立総合運動公園陸上競技場 | ガーナ | ○7-1 | MS&ADカップ | |
11 | 2018年04月07日 | アンマン | ベトナム | ○4-0 | アジアカップ | ||
12 | 2018年04月10日 | アンマン | 韓国 | △0-0 | アジアカップ | ||
13 | 2018年04月13日 | アンマン | オーストラリア | △1-1 | アジアカップ | ||
14 | 2018年04月20日 | アンマン | オーストラリア | ○1-0 | アジアカップ | ||
15 | 2018年11月11日 | 鳥取県 | 鳥取市営サッカー場 | ノルウェー | ○4-1 | 国際親善試合 | |
16 | 2019年06月02日 | ル・トゥケ | スペイン | △1-1 | 国際親善試合 | ||
17 | 2019年06月14日 | レンヌ | スコットランド | ○2-1 | ワールドカップ | ||
18 | 2019年06月19日 | ニース | イングランド | ●0-2 | ワールドカップ | ||
19 | 2019年06月25日 | レンヌ | オランダ | ●1-2 | ワールドカップ |
タイトル
[編集]代表
[編集]- 日本女子代表
- FIFA U-17女子ワールドカップ:1回(2014年)
- AFC U-19女子選手権:1回(2015年)
- AFC女子アジアカップ:1回(2018年)
脚注
[編集]- ^ 『PlenusなでしこリーグPlenusチャレンジリーグオフィシャルガイドブック2017』ぴあ、2017年、24頁。ISBN 978-4-8356-3249-0。
- ^ a b c d e 『若きアスリート徳島から世界へ(1)』 徳島新聞 (2017年1月31日). 2018年2月11日閲覧。
- ^ U-17日本女子代表 FIFAU-17女子ワールドカップコスタリカ2014 大会初優勝! JFA公式サイト. 2014.4.5付. 2018年2月11日閲覧。
- ^ AFC U-19女子選手権中国2015 朝鮮民主主義人民共和国をPK戦の末に下し優勝! JFA公式サイト. 2015.8.30付. 2018年2月11日閲覧。
- ^ 『常盤木学園高校 市瀬菜々選手 レディース2016シーズン新加入内定のお知らせ』(プレスリリース)ベガルタ仙台、2015年12月10日 。2018年2月5日閲覧。
- ^ “市瀬菜々「世界イチ」へ仙台の期待背負い思い新た”. 日刊スポーツ. (2019年5月29日) 2019年6月2日閲覧。
- ^ 市瀬菜々選手 FIFA U-20女子ワールドカップパプアニューギニア2016 日本代表メンバー選出のお知らせ ベガルタ仙台公式サイト. 2016.10.24付. 2018年2月11日閲覧。
- ^ U-20日本女子代表、3位決定戦でアメリカに1-0で勝利 銅メダルを獲得~FIFA U-20女子ワールドカップ パプアニューギニア2016~ JFA公式サイト. 2016.12.5付. 2018年2月11日閲覧。
- ^ “市瀬菜々選手・隅田凜選手 プロ契約締結のお知らせ”. ベガルタ仙台. (2019年1月18日) 2019年6月2日閲覧。
- ^ “WOW!いがらし先生、マイナビ仙台応援漫画「わたしがナナ」連載開始!” (日本語). ぼのねっと | ぼのぼのといがらしみきおの総合情報サイト 2019年10月7日閲覧。
- ^ 4コマ漫画「わたしがナナ」 - ベガルタ仙台オフィシャルサイト 2019年10月7日閲覧。
- ^ “元なでしこジャパンの羽座妃粋、万屋美穂、市瀬菜々が現役生活に幕 前十字じん帯断裂を乗り越えるも今季限りで引退【超ワールドサッカー】”. 超ワールドサッカー (2023年5月30日). 2023年5月31日閲覧。
- ^ “なでしこ初招集の市瀬菜々「フィジカルが足りない」”. 日刊スポーツ. (2017年1月22日) 2018年2月5日閲覧。
- ^ “高倉なでしこ、コスタリカに3発快勝! 熊本復興試合となった国内初陣で白星《キリンチャレンジカップ2017》”. 超ワールドサッカー. (2017年4月9日) 2018年2月5日閲覧。
外部リンク
[編集]- 市瀬菜々 - JFA公式サイト
- DF 3 市瀬 菜々 - マイナビ仙台レディース公式サイト
- 市瀬菜々 (@ichise0804) - X(旧Twitter)
- 市瀬菜々 (@ichisenana.3) - Instagram
- 市瀬菜々 - Soccerway.com
- 市瀬菜々 - FootballDatabase.eu
- 市瀬菜々 - WorldFootball.net
- 市瀬菜々 - FIFA主催大会成績