木葉駅
表示
木葉駅 | |
---|---|
駅舎(2008年11月) | |
このは Konoha | |
◄肥後伊倉 (3.9 km) (3.5 km) 田原坂► | |
所在地 | 熊本県玉名郡玉東町大字木葉6[1] |
所属事業者 | 九州旅客鉄道(JR九州) |
所属路線 | ■鹿児島本線 |
キロ程 | 176.7 km(門司港起点) |
電報略号 | コノ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
322人/日(降車客含まず) -2021年- |
開業年月日 | 1892年(明治25年)4月1日[1][2] |
備考 | 簡易委託駅 |
木葉駅 配線図 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
木葉駅(このはえき)は、熊本県玉名郡玉東町大字木葉にある、九州旅客鉄道(JR九州)鹿児島本線の駅である。
歴史
[編集]年表
[編集]- 1892年(明治25年)4月1日:九州鉄道(初代)の駅として開設[1][2]。
- 1907年(明治40年)7月1日:九州鉄道(初代)が国有化され帝国鉄道庁が所管[2]。
- 1961年(昭和36年)10月1日:貨物取扱廃止[2]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱い廃止[2]。
- 1986年(昭和61年)11月1日:駅員無配置駅となる[3]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化によりJR九州が継承[2]。
- 1997年(平成9年)
- 2008年(平成20年)4月:駅舎再建(「交流サロンこのは」に併設)[5]。
- 2011年(平成23年)九州新幹線開通により2番のりばが廃止される
- 2012年(平成24年)12月1日:交通系ICカードSUGOCA対応[6]。
- 2020年(令和2年)12月4日:隣接する交流サロンこのはにストリートピアノを設置[7]。
- 2024年(令和6年)3月26日:駅構内バリアフリー化完成。[8]
-
仮駅舎時代(2006年10月)
-
隣接する待合室に設置されたピアノ(2020年12月)
駅名の由来
[編集]駅名は玉東町の前身である木葉村(1955年合併により玉東町となった)に因む。
「木葉」の地名は玉東町北方にある木葉山が由来である。
駅構造
[編集]単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線[注釈 1]を有する地上駅。互いのホームは跨線橋で連絡している。九州新幹線全線開業以前は、当駅で普通列車が特急列車等の待避をすることがあった。
かつては蔵を模した木造駅舎が存在したが1997年(平成9年)に放火により焼失し[1]2008年(平成20年)までは2畳分程のプレハブ仮駅舎で業務が行われていた。現在は「交流サロンこのは」という町のコミュニティ施設が建設され[1]、建物端に設けられたスペースで駅業務が行われている。また、出入口は北側にあるが自由通路があり南北を行き来出来る。
新玉名駅が管理し、玉東町役場が駅業務を受託する簡易委託駅である。近距離きっぷ用自動券売機が設置されている。
のりば
[編集]のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■鹿児島本線 | 下り | 熊本・八代/肥後大津方面 |
2 | 使用停止 | ||
3 | ■鹿児島本線 | 上り | 玉名・大牟田・博多方面 |
-
ホーム(2006年10月)
利用状況
[編集]2016年度以降の1日平均乗車人員の推移は以下の通り[9]。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
増加率 |
---|---|---|
2016年 | 375 | |
2017年 | 402 | 7.2% |
2018年 | 403 | 0.2% |
2019年 | 385 | -4.7% |
2020年 | 295 | -23.4% |
駅周辺
[編集]玉東町中心部に近い位置にある。駅裏には農地が広がっていたが、現在は宅地開発が進められている。
- 玉東町役場
- 西安寺五輪塔群
- 西南の役古戦場
- 高月官軍墓地
- 宇蘇浦官軍墓地
- 丸田公園
- ぷらっとぎょくとう(観光拠点施設)
- 交流サロンこのは - ストリートピアノが設置されている。
- 国道208号線
- 熊本県道191号部田見木葉線
バス路線
[編集]- 木葉駅前バス停
- 玉東町役場前バス停
- 産交バス
隣の駅
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 但し、現在2番のりばは使用停止中。
出典
[編集]- ^ a b c d e f 『週刊 JR全駅・全車両基地』 33号 熊本駅・嘉例川駅・大畑駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年3月31日、23頁。
- ^ a b c d e f 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、683頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 「通報 ●飯田線三河川合駅ほか186駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報号外』日本国有鉄道総裁室文書課、1986年10月30日、12面。
- ^ 「駅舎放火、全焼 現行犯で逮捕 鹿児島線乱れる」『読売新聞』読売新聞西部本社、1997年3月18日、夕刊、9面。
- ^ a b 「地域の拠点、復活 「交流サロンこのは」完成 玉東町」『熊本日日新聞』熊本日日新聞社、2008年4月10日、朝刊、県北面。
- ^ 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (2012年12月4日)
- ^ 木葉駅包む優しい音色 玉東町、ピアノ設置「自由に弾いて」、2020年12月06日閲覧。
- ^ “木葉駅バリアフリー化完成記念式典を挙行しました”. 玉東町 (2024年3月26日). 2024年6月6日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員上位300駅(2020年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2021年9月4日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 木葉駅(駅情報) - 九州旅客鉄道